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日本と中国が戦争になったら、日本は負けますか?平和を希求する国民としては、武力衝突などは絶対にあって欲しくない問題だと思います。この事を前提に質問をします。軍事力、国力、経済力などの観点から
総合的に判断して両国が戦った時にどちらが勝利するでしょうか?感情論はいりませんので、根拠を明示して勝敗結果を予測してください。

A 回答 (19件中1~10件)

戦争の勝ち負けを議論する際に必要なことは、勝利条件をどのように設定するかが重要です。


これを曖昧にすると、100年経っても議論がかみ合わずに結論が出ないままとなります。

例として、イラク戦争を取り上げます。
アメリカのブッシュ政権と、イラクのフセイン政権が戦争しました。
軍事力をもってイラクを占領し、フセイン政権を打倒したことを勝利条件と考えれば、これはアメリカの勝ちです。
しかし、イラクの国民感情を反米から親米に転換させ、イラクに平和で安定をもたらしたことを勝利条件とすれば、少なくともブッシュ政権が続く間は勝利できたとは言えません。
ですが、イラク国内を何とか安定させ、イラクに親米政権を打ち立てることが目標だとすれば、これはまあギリギリ勝利できたと言えなくもないでしょう。

このように、勝利条件をどこに設定するかによって、戦争の勝ち負けという判断はいかようにも変わってくるのです。


では、日本と中国が戦争した場合、どこに勝利条件を置けば、日本が勝ちとする状況にできるか。
幾つか、例を取り上げて考えます。

1)
日本、もしくは日米の連合軍が中国全土を軍事占領することは、可能性はかなり低いです。
イラク一国でもアメリカは相当に手こずったのに、領土も人口もはるかに大きい中国を占領するのは、不可能ではないでしょうが、限りなく難しいと思われます。

2)
中国全土を核ミサイルで灰にするというのは、アメリカが参戦すれば物理的には可能です。
しかし、その代償として少なくとも日本一国も焦土と化すでしょう。
アメリカも打撃を受けますが、中国にはそもそもアメリカ本土に達するミサイルの数はそれほど多くなく、アメリカ自慢のNMD(国家ミサイル防衛)をフル稼働すれば、被害は最小限に抑えられます。
この状況では、日本と中国が共倒れとなりますので、これをもって日本の勝利とはとても言えませんし、このような状況に陥ることは、できるだけ避けたいと思います。

3)
日本の海上自衛隊とアメリカ海軍でもって、台湾海峡と対馬海峡を海上封鎖。
これには、九州から台湾の間の列島の間の海も含まれます。
まずは東シナ海で、中国海軍と会戦し、中国海軍を壊滅。
次に、中国周辺の海域を軍艦で封鎖し、中国に向かう船、中国から出てくる船をすべて臨検します。
基本的に、中国に向かうタンカーを停めれば、そのうち中国が干上がりますので(中国は既に石油輸入国。2002年度で輸入依存度が27%に達している)、中国政府が音を上げるか、国内の混乱がひどくなって対外戦争どころではなくなるでしょう。
3の場合、海上自衛隊だけでは少しきついので、米軍の参戦は必要かと思われます。


とりあえず3つのパターンを想定しましたが、日本が確実に勝つには、3の方法が最も有効かと思われます。
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この回答へのお礼

なるほど勝利ポイントを何に置くかで戦争の評価が変わってくるのですね。ご提示頂いた3つの案とも映画の中のお話みたい捉えられますが、現実となると本当に恐ろしい結果が待っているという事だけは間違いないと思いました。かつての戦争も火種は事変や事件が火種になって雪だるま式に戦火が広まっていきました。いかに、武力衝突をさけるのかが大事なのだと痛感しました。

お礼日時:2010/11/08 11:16

日本が負けますね。


経済力軍事力国力どれも中国が勝っています。

しかし中国は内部問題が日本以上に深刻ですので、
戦争が始まったら中国が内側から崩壊していく
ことも考えられます。
実際中国もそれを恐れています。

また日米安保があるので中国は下手に
攻撃しようとは思わないはずです。

アメリカと中国では断然アメリカの軍事力の方が
勝っていますし、アメリカは民主主義以外認めないので
むしろ戦争を、中国を民主化するチャンスと考えるでしょう。
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この回答へのお礼

やっぱりアメリカの傘がないとピンでは勝負できないのが日本の現状なんですね。マスコミなどで日米の強化という事が声高に叫ばれているという事が分かりしました。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/11/08 11:19

負けますね。

勝てると思うほうがおかしい。

武器の質では勝てるでしょうが、日本は備蓄物資や稼動兵力で圧倒的に負けています。
よく「渡洋能力がないから平気」という意見もありますが、大量の正規軍は無理でも少数の特殊部隊を送り込むには充分です。
特殊部隊をあちこちの大都市に送り込み、テロを起こさせます。
そもそもゲリラ活動による戦争は毛沢東が本家ですしね。
中国系住民はそこらじゅうにいますから、バックアップも期待できます。
日本の警察では手に負えないですからやり放題でしょう。

こうすることで、平和を愛する国民の代表者たるマスコミが政府に圧力をかけ、停戦というか降伏させるでしょう。
まあマスコミの皆様は「ペンの力で戦う」とか寝言言うでしょうが、中国には言論の自由はないというのを知らないのでしょう。

日米安保条約を頼りにしている人が多いですが、これは無条件に発動するわけではありません。
大統領命令がないと日中戦争に参加は出来ません。
命令を出すかは今現在、アメリカから見て日本と中国どっちをとるかです。
もし安保にしたがって参戦しない場合、アメリカは「友好国との約束を守らない国」というイメージがつきます。
しかし、今後、資源や労働力、軍事経済等で中国は無視できる存在ではありません。
もう政治も経済もガタガタな日本を切り捨て、中国と分割統治というのもありえるかもですね。
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この回答へのお礼

お金の有無で友情が左右されるのが外交なんですね。日本は正確にいうと違うかもしれませんが、歴史的に見ても海外の侵略や本土上陸を回避してきました。どうにかして、ゲリラを阻止できる様な体制や予防策を気付いていく必要がありますよね。非常に勉強になり考えさせられる答弁でした。ありがとうございます。

お礼日時:2010/11/08 11:23

日本と中国の全面戦争は安保条約がある限り起こりません。


尖閣限定の戦闘はあり得ます。
尖閣限定の戦闘では日本が勝利します。
根拠は、
1.日本軍の装備が上であること、
2.国土防衛の大義名分があるから士気も日本軍が上であること。
3.アメリカの協力があること。
4.中国には核があっても使用できないこと。
5.中国の力は広い国土と巨大な陸軍です。尖閣限定の海戦ではそれがまったく役に立たないこと。
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この回答へのお礼

なるほど、開戦には強いのですね。ただ、開戦がトリガーとなって、本土で決戦となった場合は結果はことなるのでしょうか?安保条約があるので将来に全面戦争は起こり得ないという事を知ることができました。ありがとうございました。

お礼日時:2010/11/08 11:27

 日本は100%負けます。

当たり前でしょ。だって日本は戦争を放棄したんですから。
戦争したら、その人は裁判に掛けられちゃいますよ。
 それに防衛だとしても、相手が撃ってからでなければ応戦できないし、そのことを
中国はよく知っている。だから一撃で終わる戦闘にしてくる。
非常に運がよくて、一撃を跳ね返しても、追撃は法律上許されない。
 どんなに優れた自衛隊員と防衛兵器があっても、これじゃ無理。
まぁ、今はこんなとこ。
 でもね、中国の本音はいずれドンパチやるつもりですよ。経済が思わしくなくなって
政治不安が増大したら、国民の内政不満を日本に向けさせるのです。
日本は戦略も戦術もない口だけの政治ですから、相手にするにはもっとも都合が
いいのです。日本と戦闘する中で国内の体制の固め直しをして、それが済んだら、
米国を入れて和解する。中国にとって本当によい国です日本は。
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この回答へのお礼

私は戦争を経験した事がないので絵空事のように戦争を考えていましたが、尖閣の問題などでヒートアップしていく様をみていると非常に危惧を感じ始めました。世界史などでも学びましたが、覇権を持った国が外国への進出していくのは自明だと思います。草食系男子が跋扈する現代ですから、戦闘力的にも負けそうですよね。地震や戦争など天災・人災が振りかかる恐れがあるのは非常に怖いことだと思いました。考えさせられるご意見を賜り感謝します。

お礼日時:2010/11/08 11:33

さみだれ戦闘が続くと日本は怖い相手です。



まずアメリカを念頭に置けば、言わずもがな。安保の威力がモノをいいます
ただし実行されるかどうかは疑問
アメリカメディアいわく
「核保有国同士は戦争しない。日本人は、そんな事もわからないのか?」
「核戦争の可能性がある、核兵器保有国同士に戦争はない」

まして、この先安保が維持されるかどうかは何ともいえない。
民主の示す反米姿勢・沖縄の反対を押さえられない無能で、すっかり嫌気がさしたアメリカは、極東軍事プレゼンスにおける日本の位置付けを韓国以下に下げてしまった。
さらに米国政府内で、日本放棄論が時折出てくる状況で、財政的にも極東の米軍維持が厳しい為、今後安保の放棄という可能性も十分ありえます
もっと同盟レベルを下げた条約に変えられたり、解釈を変えてくる可能性があります

アメリカを無視しても、日本との戦闘が長引いて日本の世論が右傾化・強硬化してくると、日本が核武装する恐れが出てきます。
日本には十分な核技術、製造施設・工業力、大量のプルトニュウムがあります。
あっという間に核兵器開発・核武装可能です
従って、早期決着必要になりますから、中国は核兵器をちらつかせて一気に決着を図る可能性が高い
長引けば欧米や周辺国の横槍が入りますし、ロシアも危険を感じて態度を変える恐れがありますのでなお更です
この場合、通常兵器の優劣うんぬんではないでしょうね
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この回答へのお礼

経済と戦争というのは切っても切れないものなのですね。成金が落ちぶれたので親友だと思っていた人が去っていく状況も大いにありえるわけですね。スネオが落ちぶれてジャイアンが去っていくような状態とでもいえますでしょうか。核戦争があったら、一瞬にしてこの国自体が消える可能性もあるという事は非常に怖い事だと思います。人間の欲望や怒りといったドロドロしたものが武力に置き換えられる事は恐ろしいことだと改めて思いました。回答に感謝の意を表します。

お礼日時:2010/11/08 11:45

こういうところで、サラッと嘘を書く人がいますので気をつけましょう。



narara2008
>アメリカを追い払ったベトナム軍が
>中国との国境紛争で恐怖したというくらいだから、
>アメリカの援助があっても日本には勝ち目はないでしょう。

中越戦争では、大軍で攻め込んだ中国軍はベトナム軍相手に大損害を
受けて撤退していますし、その後の紛争でも、ベトナム軍は善戦しました。
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この回答へのお礼

匿名性の高いインターネットでは非常にメディアリテラシーが試されますね。追記頂いてありがとうございます。

お礼日時:2010/11/08 11:50

戦闘ではなく戦争となれば話は複雑です。



戦闘、しかも尖閣付近だけの話なら日本が圧勝することは間違いありません。

しかし、戦争となると(他の回答者様も書いていられる通り)世界の警察を任じているアメリカ、周辺のアジア諸国の協力が得られるかどうかで勝敗は決まります。

もっとも、そうなったとき、アメリカが仲介に入り、韓国の停戦ラインのようなものが作られ、実質的には領海が減る事になるでしょう。
アメリカは戦闘には「安保条約を盾にとって」介入しません。朝鮮戦争で懲りています。中国もアメリカが最大の市場ですからアメリカの言うことはそれなりに聞きます。

中国の指導部も日本の政府も日本のネットで活躍する「ウヨク」ほどバカではありませんので、せいぜい今回の挑発程度です。日本も自ら発砲する事はありません。

つまり、これ以上はなにも起こらないと言うのが総合的な判断です。

戦争が始まるのはどちらかの過激派が無理に事を起こした場合です。その結果は日本が戦闘で圧勝しても、上に書いたアメリカの仲裁でおおむね日本の損になります。
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この回答へのお礼

各国との協調関係というものが防御の要になるわけですね。急進的な思想や政治行動の芽が将来台頭してこない事を祈るばかりです。せめて戦後100年間は平和が続いたと遠い未来の教科書に書かれててほしいです。日ごろ国家とか領土とかについて考える機会があまりないので、今度の尖閣諸島や北方領土など一気に問題が噴出してくると色々と思索する事が増えました。今回のご意見非常に示唆深く参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2010/11/08 11:55

下のNo10の回答者さんがグッな回答をしてます。


んで、

> 軍事力、国力、経済力などの観点から総合的に判断して両国が戦った時にどちらが勝利するでしょうか?感情論はいりませんので、根拠を明示して勝敗結果を予測してください。

そういう観点からなのでしたら、あなた自身が日本・中国その両国関係国全ての軍事力、国力、経済力などを調査して客観的に判断すれぱ良いじゃないですか。

そこから導き出される結論を、私が先にあげておきますから、それが正しいか間違っているか、あなた自身で調査されて確認してくださいませ。

1.今後15~20年以内
日本が米国核戦力に守られた状態下での、日本国内かその直近地域で行なわれる、中国軍侵略に対する防衛戦争には、日本は防衛戦争を成功させます。
これら条件が一つでも損なわれていた場合、日本は負けます。

2.15~20年以上先の未来
全ての場面で、日中戦争は日本が敗北します、

3.30~50年以上先の未来
あらゆる場合において、日本は中国の属国化、或いは占領下にある。
その他の可能性はほぼ皆無。


以上の未来を受け入れがたいのでしたら、日本の取るべき唯一つの道は、核武装です。
ただ、それを日本人の多くが拒否していますので、必ず3は実現します。

またちなみに、言わずもがなのことですが、、日本と中国は経済的に相互依存関係にあるので、絶対チュウゴクハセメテコナイ!とわめき続ける馬鹿がいますが、40年後に中国と日本のGNP比は少なくとも10倍以上の開きが出ていますので、10対1の経済力比の両国での経済的相互依存関係は、強国の側にとっては消滅しても致命的なものではありません。
領土的利益がそれを遥かに上回ります。
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この回答へのお礼

非常に明解で時代を区切ったご回答に感謝します。将来日本の10倍中国が栄えているという事が凄く印象的でした。うさぎとかめの童話をじで行くような展開ですね。私自身、国際関係については無学なものですが、おっしゃる通り図書館などに通ったり、講演会を聴講したりして自習自学していきたいなと思いました。率直なご意見に感謝申し上げます。

お礼日時:2010/11/08 12:01

失礼ですが、「戦争」というものに対する知識が不足していると思います。



>日本と中国が戦争になったら、日本は負けますか?

どのような理由で開戦し、どこが戦場となるのですか?
その戦争における勝利、敗北の条件は何でしょうか?
戦争とは、国家同士の潰しあいではありません。
「戦争」とは、「自国の目的を、武力で他国に認めさせる手段」であり、
「戦争における勝利」=「目的を達成すること」です。
これは、講和条約で相手に認めさせれば良いことです。
なので、相手国の占領・国家体制の破壊は絶対条件ではありません。

これらの考察を抜きにして、戦争がおこったらどうしようという抽象的な不安を抱いても無意味です。
根拠に基づく回答を求めるなら、抽象的な「戦争」ではなく、上記の「戦場」を設定してください。

前の戦争では、元は日本と中国(というか国民党や共産党)で、それにアメリカが勝手な都合で割り込んできた為に、戦場が太平洋まで拡大し、敗北したものです。
アメリカと開戦した後でも、中国戦線では、日本は中国を圧倒しています。

国防費(自衛隊)を削って海上保安予算(海上保安庁)にまわすと、イージス艦の数を維持できなくなりますし、航空自衛隊の予算も減ってしまいますね。海保でミサイルに対抗できるのでしょうか。
日本の防衛は空海に拠るところが大きく、陸自はそれらが破られた後のための戦力なのですが。

通常の近代戦では、兵士同士がナイフで白兵戦になる前に、勝負がつきます。
中国は、大陸国家なので、陸軍が主ですが、日本は逆です。更に日本は領海外での戦闘はできません。
装備の質は日本が勝っていますし、隊員の実力も、世界的に評価されており、中国より上です。
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この回答へのお礼

おっしゃる通り理系なもので、高校世界史レベルしか国際関係や戦争の知識はありません。戦争について定義を教えて頂きありがとうございます。今後、この問題を考えたり自学自習していく中で参考にさせていただきたいと思います。防衛について、改めて考える機会となりました。ご示唆に感謝します。

お礼日時:2010/11/08 12:43

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