重要なお知らせ

「教えて! goo」は2025年9月17日(水)をもちまして、サービスを終了いたします。詳細はこちら>

電子書籍の厳選無料作品が豊富!

友人から、

「戦争は儲かるものだ、だから日本は戦争をした。」

と言われました、

しかし、私は日露戦争は強国を相手の戦いであり、
何とか勝ったが、国家としては赤字になったのではないかと聞いたのですが、
友人はあくまでも自説を曲げませんでした。


戦争は儲かるのでしょうか?

戦争は儲かるものだから日本は戦争を下のでしょうか?

A 回答 (8件)

日清戦争→儲けるため


日露戦争→独立・権益の維持のため
第一次→儲けるため
日中戦争→権益拡大・軍部の暴走
太平洋戦争→独立・権益の維持のため

ケースバイケースです。
ただ国民の間に勝てば儲かる、勝てば優位な位置に立てるといったイメージが広がっていたのは確かでしょう。
さらに日本はまだまだヨーロッパに比べると血みどろの陸戦のケースが少なかったので、戦争を忌避する意識は低かったといえると思います。
    • good
    • 1

時代とか戦争の結果如何によっては儲かる事もあります。



例えば日清戦争で日本が戦争に費やしたお金は約2億3千万円です。そして清を負かした結果、清から得られた戦争賠償金は3億1千万円です。単純に考えれば儲ける事ができたと言えるでしょう。

また、第二次世界大戦初期にドイツはフランスは降伏させ支配下に置きました。その支配下に置いた期間、ドイツはフランスのビシー政権に賠償金をずっと払い続けさせました。
1年例をあげると、1942年のフランスの年間国家予算は約1千400億フランでしたが、その年にドイツに支払われた賠償金は約1千600億フランと、国家予算を超える膨大な金額でした。そうした事が何年も続きました。
最終的にドイツはフランスから9000億フランを得たと言われます。
なお、ドイツは小麦の生産量の半分や肉類の生産量の4割や、大量の野菜や葡萄酒、牛乳まで接収しました。鉄や石炭などの鉱物資源、木材などもです。
また捕虜になったフランス兵士や、ビシー政権に出させた労働者をドイツ企業やドイツ軍関連の建設事業などで働かせましたが、その人数は約350万にもなったそうです。

つまり戦争で相手国に勝利し完全に屈服させれば、昔は儲ける事もできました。

日露戦争で日本が赤字になったのは、あくまで結果でしかありません。
日本も当初はロシアに賠償金を要求しています。
しかし勝利を掴んだとは言っても、主要な戦場は殆どがロシアの領土外であり、ロシアの領土では樺太を占領したぐらいです。ロシアの主要な都市は一つも占領していません。ロシア海軍は完敗しましたが、ロシア陸軍は一部の兵力が負けただけで、全力を出したとは言えない状況でした。
つまりロシアは完全に屈服したとは言えない状況でした。
その結果、ロシアは賠償金の支払いを拒否し、日本もこれ以上戦う余力が無かったため、南樺太や沿海州の漁業権や、色々な租借地の譲渡で妥協しました。
日露戦争で日本はロシアを完全に屈服させる事ができなかったため、賠償金がとれませんでした。
ちなみに当時の日本の新聞では50億円の賠償金をロシアからとれるだろうというような記事が載っていたそうです。
日本が日露戦争で費やしたお金は約20億円ですから、もし50億円の賠償金がとれていれば文字通り儲ける事ができたでしょう。そういう面では思惑と結果が一致しなかったのです。
ただし、直接的にはお金を得られませんでしたが、ロシアの南下政策は阻止し、日本の大陸での権益を守り拡大しました。

まあ極端な言い方をして大陸での権益を確保するという事も含めれば、儲けるために戦争をしたという言い方もできなくはないと思います。
    • good
    • 3

ドラマ「坂の上の雲」を見ていますか?日本の連合艦隊の最新鋭の戦艦をイギリスから購入しています。



日清戦争、日露戦争では、武器、戦艦、大砲、輸送船、荷車、トラックなどなど、外国から購入した

ものは、相手国の利益になっています。それも、すぐ消費して、注文がくるのです。

第一次世界大戦では、日本は戦場にならず、いろんなものを輸出して、もうけます。

戦争にまきこまれない工業国、農業国が、もうけるわけです。

アメリカ合衆国は、1929年のニューヨーク株式の株価暴落で、1930年から世界大恐慌に入りますが、

1929年の景気に回復するまで、十年以上かかっています。

まさに、第二次世界大戦は、アメリカ合衆国のために起きたようなものです。

世界史の中で、一番豊かだった、1940年代から1950年代、1960年代のアメリカ合衆国。

国家の赤字は、国民が働いて、税金で返していくのです。

戦争中に購入した兵器、戦艦、戦闘機、その他の軍需物資の支払いが、踏み倒された話を聞いたことが

ありません。1930年代から1945年までの、国家予算の支払い先、企業の業績など、研究すると

面白いかもしれません。

予算がないとき、どうやってお金をつくるか?狐は、葉っぱをお金に変えますが、軍人は、白い粉を

お金にかえます。アヘン戦争ですね。中国で阿片を生産して、中国で阿片を売って、それで兵器を

購入したりするのです。

アメリカのハリウッド映画でも、麻薬と軍隊のことが材料になっています。

大きなテーマなので、研究してみてください。

日露戦争当時の国家予算と国民の暮らしぶりなど、「坂の上の雲」でも、農村の貧しい様子がでてきます。

陸軍の高官、海軍の将校でも、自宅に風呂がなくて、母親を銭湯におぶっていくのです。

それでも、底抜けに明るいですね。

「竜馬伝」の岩崎が三菱を創設します。三菱の社史を調べてみると、どのように大きくなってきたかが

わかると思います。
    • good
    • 1

 単純に言うと、短期で決着がつくなら儲かりますが、長期の消耗戦になったら大損です。



 日露戦争は、当時の日本の国力の限界に近く、儲かったとは言えません。
 当然、日中戦争や太平洋戦争は大損です。

 アメリカも、父親ブッシュの行った湾岸戦争は、儲かりましたが、息子ブッシュの始めたイラク侵攻は長期化して、イラクの石油利権を確保したとは言え、アフガニスタンも含めてアメリカ経済をおかしくした上に、経済のグローバル化によって、ヨーロッパや日本も不況に巻き込んでしまいました。
    • good
    • 1

平たく言えば、


戦争をやる理由(侵略・防衛どちらも含む)→自国が利するから。国益の為。

戦争は儲かるか→一概に言えない。基本的に勝てば儲かると言えるが、「儲かる」という言葉に少し違和感を感じる。


儲かるの意味を「大量にお金ゲットだぜ」というニュアンスに感じ取ってしまうのですが、国益とお金ザックザクは多少意味が違います。


>戦争は儲かるものだから日本は戦争を下のでしょうか?
そんなに儲かるなら年がら年中戦争していればいいのに、そういう国はかなり稀です。
戦争は外交手段の一種に過ぎませんが、戦争は儲かるのかではなく、そもそも何故戦争をするのから考えてみたらいかがでしょうか。
    • good
    • 0

まあ確かにそういう時代もありました。

その典型的な例がアレクサンダー大王の遠征でしょう。アレクサンドロスが大遠征を行うにあたって用意した資金が一説には70タラントにも及ばなかったといわれていますが、彼がダマスカスに入城したとき、大王が得た資金は5600タラント、銀500ポンドにも及んだといいます。

戦争が儲かるには、基本的に占領したつまり勝利した側が敗北した側を存分に搾取できることが前提になるかと思います。カエサルが莫大な資金と軍事力を得たのはガリアを征服したからですし、大航海時代にスペインが沈まぬ帝国と呼ばれたのも新大陸の金銀財宝を搾取するだけ搾取できたからです。
でも、もう植民地というものが不可能になったといえる20世紀以降は戦争で国家財政そのものが単純に儲かるってことはなかなか難しいでしょうね。

ただし、戦争によって「誰が儲かるのか」と考えれば、それによって儲かる人たちは確かにいることは間違いないでしょう。
例えば今のイラク戦争やアフガン戦争においては、直接的にはプライベートミリタリカンパニー、つまり傭兵会社というのが大儲けをしています。今、イラクやアフガンでは米軍の隅々にまでこの傭兵会社が進出しています。なんでも衣食住までこの傭兵会社が請け負っているそうでして、傭兵会社の進出している基地は暖かくて美味しい食事が出て、無料クリーニング(費用は軍隊持ち)があり、ホテルのような快適なベッドがあるそうです。なにより米政府が傭兵会社を厚遇するのは、傭兵は何人死のうと「公式戦死者」にはカウントされないからに他なりません。日本人でも、ミリタリーマニアの間で有名だった日本人傭兵がイラクで「戦死」しています。実際は捕虜となってみせしめに首を切られてしまったのですが。
またイラク戦争などに伴って世界的に石油の値段が恐ろしいほどに高騰しました。それはメジャーと呼ばれるアメリカの巨大石油会社にとっては「放っておいても儲かって儲かって笑いが止まらない」状況であったといえます。そのアメリカの石油会社が集まるテキサス州出身なのが他ならぬブッシュJr大統領です。

では日清・日露戦争から第二次大戦にかけての日本が戦争で儲かったかというと、どの数字をもって判断するかの難しさはあると思います。日露戦争の短期的な収支で見れば大赤字でしょうが、結局それによって日本は満州に権益を得ることができました。戦前の「満鉄(満州鉄道)の社員」といえば「すごい給料をもらっている人」だったそうですし、当時においては国内より満州の開拓民のほうが一般的に豊かだったといえます。ソ連侵攻とそれによる大混乱を計算に入れないで長期的な収拾で見れば日露戦争も「黒字」といえるかと思います。
また第二次大戦直前においては、軍事費が民間生産を支えていたという側面もあります。世界恐慌でドン底になった日本は、軍事費という「公共投資」で景気の下支えをした部分があります。これもある種の「戦争を儲けにする」といえるかもしれません。

また、ナチスドイツは予算を軍事費につぎ込み、それによって強力になった軍隊を恫喝の材料にして周辺各国を併合し、併合によってその国や地方の財源を手に入れ、それをさらに軍事費に回し・・・ということをしていました。でもこれって典型的な自転車操業で、国家は永遠に拡張し続けなければなりませんでした。1940年にドイツは英仏を相手に歴史的な大勝利を収めますが、このとき実はドイツの財政状態は破たん寸前であったともいわれています。

だから、質問に対する答えは「そういう奴もいる」ということになるのではないかと思います。もちろん、それもこれも「勝利」が前提となります。
    • good
    • 1

戦争して儲けられるのは軍需産業などで潤うか、他国の資源を奪うかが必須条件です。


前者は資源か兵力をを持つ国にしかできず、後者においても交渉力が必要です。
しかし、日露戦争はどちらの条件にもあてはまりません。寧ろ、講和に出てきたアメリカを
利するだけの結果になりました。戦略面の見通しが悪いのは、昔から変わっていません。

強国を相手に勝って経験値が上がるわけでもありません。ゲームと勘違いしていませんか?
まともにぶつからざるを得ない状態になってしまう時点で、駄目なのです。明治以降、
欧米の帝国主義を真似てみたが、結果は大戦での敗北でした。結局、戦争で勝つ事よりも、
その後の収拾ができる外交力が重要なのです。

日露戦争に関しては、戦術面で勝ったと胸を張る人間がいますが、馬鹿ではないかと
思います。戦略上の失敗は、戦術上の勝利では補えない。勝ったところで何を得られた
のか?採算の合う行動でないと勝利とは言えない。

戦争も経済行動の一つです。儲けられるかどうかは手腕によります。
    • good
    • 1

戦争をする目的は国家経済を潤す為ではありません。

日本が昭和20年の敗戦の年まで戦争を繰り返したのは、占有領土・植民地を広げ、欧米列強に対抗する為です。朝鮮半島を配下に治めました(朝鮮半島統監)。アジア諸国を植民地支配しました。最大たるものは傀儡国家「満州国」の設立です。こうして小国日本は、その武力を列強に見せつけ、追いつけ追い越せを目的としたわけです。結果、陸軍・海軍の軍部が政治にまで口を挟む様になり、軍部の力は強大になります。そして『無謀な』太平洋戦争へと突入していってしまったのです。

戦争で儲かるのは「勝利した側の心」だけ。金銭的損得はありません。むしろ損の方が甚大でしょう。

ただ、朝鮮戦争の際に、日本はアメリカから大量に武器パーツの製造を発注されました。そのお陰で国内の需要が伸び「朝鮮特需」という、あまりありがたくない「特需」、早く言えば「大儲け」ですが、それを得たのは事実です。
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!