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母は緑内障の再発を防ぎ、眼圧を下げる為に、6日前に白内障をとる手術を受けました。
この手術により緑内障を根絶できますか、それとも注意しないと再度緑内障をかかる可能性がありますか。

A 回答 (2件)

眼科で勤務している者です。



緑内障には、緩慢に進行する開放隅角緑内障と、閉塞隅角緑内障というのがあります。
閉塞隅角緑内障とは、隅角が狭く(狭隅角)、しまいには閉塞、そのため眼圧に影響している房水の流出路が断たれ、眼圧上昇、急速に視野障害が進行、失明に繋がる病気です。

白内障進行により水晶体が膨張し、隅角閉塞を引き起こしてしまうので、狭隅角眼の場合は白内障手術により閉塞隅角をを防ぐことができます。


白内障手術で閉塞隅角の危険性はほぼ無くなりますが、緑内障は一生緑内障点眼が必要であり、完治することはありません。
眼圧上昇により視神経が障害されると、その分視野障害は進行し、障害を受けた視神経は回復もできません。
眼圧をキープし続け、いかに今の視野を守るかが大切なので、定期的に眼科受診をし、眼圧・視野障害の進行について経過を見ていく必要があります。
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この回答へのお礼

緑内障の知識を詳しく説明していただいて助かりました。
今後 残りの視野を守るために努力いたします。ありがとうございました。

お礼日時:2010/12/23 12:06

緑内障は網膜の細胞が死んで行く病気であり、治ることはありません。

できるのは進行を止めることだけです。眼圧が高いために死ぬので眼圧を下げる薬を飲んだり、涙腺が流れやすくする手術をしたりするのがその方法です。
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この回答へのお礼

いろいろと教えていただき、誠にありがとうございます。

お礼日時:2010/12/18 10:59

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