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高圧電線中の住宅について、人体への影響が気になります。1ミリガウス以下だとうれしいのですが、次のケースでは何ミリガウスでしょうか。

高圧電線は、(真下にある)2F建ての屋根の上空4m~5mぐらい上を線が通っている。(目測)
これは、66000Vでしょうか?

仮に66000Vだとして、そこからの距離110mぐらいの位置にある家は、何ミリガウスぐらいでしょうか?

A 回答 (3件)

電磁波のうちの磁界についてはengelrinaさんのとおり、電流によって変わりますので短銃に求められません。


鉄塔の構造ですが、腕木が両側に4本ずつ出ているタイプと思います。(一番上段は細い線のはず)
各腕木に付いている電線が1本で、がいしが10個くらいの鉄塔であれば6万6千ボルトです。これより電圧が高い鉄塔になると、腕木1本あたりに2本、4本、8本と多数の電線がつきます。導体の線が1本あたり200アンペア程度の電流が流れる設計が標準です。磁界は電線からの距離の3乗で低減し、腕木3本(3相)の電線で相互に打ち消しあいますので100mはなれた地点では磁界はほぼゼロです。(自宅内の電線の方がよほど強力です)
電流による人体への影響はほぼ無視できるため法的な規制はありません。

問題は電圧です。法令では6万Vの送電線の場合は最低地上高は6m以上(屋根上から3m)と規定されています。このため、電線直下の電界強度は1mあたり1万ボルト(身長160cmの人は頭から脚までに1万6千ボルト)の電圧がかかっていることになります。通電している限り常時この電圧がかかっていますが、これによる影響は電気学会でも公式見解が公表されていません。

また、電界も100mの位置では無視できます。

なお、法律(電気事業法と電気設備技術基準)では市街地のような人家が密集した地域に7千ボルトを超える架空送電線(大抵は鉄塔)を建設してはならないことになっています。これは台風等での倒壊を想定したものなので、人体への影響から定められたものではありません。

その他の送電線の影響として100mの地点で考えられる影響としては
1 テレビ電波障害(数キロ先まで)
2 ラジオ受信障害(100m程度先まで)
3 落雷時の波及 (確率的であり、一概に言えない)
4 コロナ騒音(湿度の高いときにジリジリ音がする)
5 風切り騒音
6 景観
などです。
送電線直下は建築の制限が生じますので土地の評価額は下がります。

参考URL:http://www.iee.or.jp/emf/emfhp/emftop.htm

この回答への補足

詳しい回答ありがとうございます。

がいしの個数が確認できませんでしたが、両側合わせて6本の電線だったので、おそらく6万6000Vなのですよね。(腕木は片側3本ずつ)

距離ですが、100メートルと110メートルでは結構違う
ものなのでしょうか。

市街地に高電圧の電線を建設してはいけないという法律ですが、現状では電線下に多数の住居が見られます。
あれは、電線のある場所にあとから住宅を建設するのは、かまわないという(建築基準法にひっかからない)ということで、よろしいでしょうか。

補足日時:2003/08/30 21:22
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この回答へのお礼

大変ありがとうございました。
電力会社に送電線の規格を問い合わせた際、電磁波測定も無料でして頂けるとのことでしたので、お願いしました。
結果は、頂いた回答のように微弱でした。

お礼日時:2003/09/07 11:39

自信無しのアドバイスのみですが...



発電所からの送電パワーが何Wか仮定すると,
電流の実効値が求まるので,後は
http://www.my-pharm.ac.jp/~inoue/Intro/chap_12/c …
にある式,
B = (μ0/4π) I'・2/a
で,大体のところは求まるのではないかと思います.
これは定常電流での計算なので,交流の場合は変動磁場となるでしょう.

余談ですが,テレビや電車で出来る磁場が何100mガウスとかで,
それよりはずっと小さい,とは以前何かで見た記憶があります.
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2003/09/07 11:39

計算できません。



送電線は高電圧ですが、電線から発生する磁場の強さは、流れる電流に比例します。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2003/09/07 11:40

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