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医療保険及びがん保険の保険の見直しをしています。
現在41歳、男性、既婚(子供無し)です。

医療保険は、EVERハーフに特約の長期入院と通院を付けています。
5000円の入院給付金(60日)、長期入院180日まで、通院3000円
がん保険は、21世紀がん保険にフォルテのA1コースを追加しました。
2つで診断給付金100万、ライフサポート年金40万、通院給付金1万5千円、
入院給付金1万、特定治療給付金1万5千円、先進医療給付金、他

基本的に医療保険は不要という意見には賛成ですが、
当方、貯金が少ないため、最低限の医療保険は必要と判断しています。
しかし、長期入院と通院は不要であると考え、特約を解約する予定です。
約1700円ほど節約できます。(3600円→2300円)
都民共済に入っているいるので、そちらからも入院給付金は付きます。
9000円(124日まで)

反面、がん保険を強化し、ネクスティア保険の定期がん保険に入ろうかと考えています。
理由は、50万円の一時金です。この保険には、入院給付金などは重視していません。
たかが50万円ですが、貯金の少ない私にとっては貴重です。
月1020円で10年の自動更新20年で考えています。
支払いの総額は、176400円です。

強化はきりがありませんが、がんの治療には大変お金がかかるとききますので、
これが無理のない範囲かと考えています。

ご意見をお聞かせ頂ければと思います。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

保険を考えるときの基本は、何の為に、どのような保障が必要か


ということをはっきりとさせることです。

「長期入院と通院は不要」という理由は何なのでしょうか?
平均の入院日数は短縮化していますが、
この主な理由は、医療技術の発達、政府の政策、
統計の取り方という3つの側面を持っています。

医療技術の発達とは、例えば、腹腔鏡手術によって、かつては
1ヶ月の入院が必要だったのが、1週間で良くなったという発達です。
一方で、自分自身の回復力に頼るような大きな疾患では、
やはり、長期入院となっています。
例えば、脳卒中は、65歳以上の平均が118日です。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/08/ …
この他にも、高齢になってからの結核などの重篤な呼吸器疾患、
骨折や関節などの病気・ケガは、長期入院の傾向があります。

政策という側面では、長期入院では診療報酬を下げて、早期退院を
促すという政策が取られていますが、そうは言っても、長期入院が
必要な患者もいます。
そこで、今でも「転院」という手が使われています。
退院患者の5%は、別の病院への転院なのです。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/08/ …

また、入院期間の短縮化により、入院から通院へのシフトが今後、
ますます強くなってくると思われます。
つまり、今後、通院の保障は重要なのです。

例えば、がん保険で先進的な保障をしているアフラックや東京海上に
続いて、次々と発売されるがん保険が「通院保障」を重視するのは、
今後、通院が増えることが予想されるためです。

統計の取り方ですが、転院に見られるように、
30日入院して、転院して、30日入院すれば、
統計的には、60日の入院ではなく、30日の入院を2回したことに
なります。
また、医療の発達により、長期入院ではなく、入退院の繰り返しで
治療できるようになってきました。
特に、抗がん剤では副作用が軽減されたので、かつてのように、
薬を投与する期間だけ入院させて、入退院を繰り返すという治療も
多く行われています。
例えば、3週間に1回の投与ならば、1週間入院して、2週間は自宅
という治療が行われています。
統計上は、1週間の入院を何度も繰り返していることになります。

医療保険では、1回の入院限度日数とは、前回の退院から180日以内に
再入院した場合には、同じ1回の入院として計算します。
つまり、入院して、30日後に退院して、30日後に再発して、
30日入院すれば、統計上は30日の入院が2回ですが、
医療保険では、180日の間隔がないので、合計されて60日となります。
がんのように入退院を繰り返す場合、日数がどんどん加算されることに
なります。

また、高額療養費制度の落とし穴にも気をつける必要があります。
この制度は、優れた制度だと思いますが、計算は、
外来、入院、科別にそれぞれ計算します。
例えば、ある月に、外科の外来、外科の入院、放射線科の外来と3つの
治療を受けたら、上限は8万円ではなく、8万円×3=24万円です。
また、上限の計算方法は、一般の方の場合……
80,100 円+(総医療費-267,000 円)×1%
なので、手術などの高額の治療を受ければ、
上限が10万円を超えることもあります。

県民共済は、コストパフォーマンスの良い保障だと思いますが、
65歳以下の現役世代をターゲットにしている保障です。
男性の平均寿命が80歳になろうとしている時代です。
県民共済は、現役世代の補助として考えるべきで、
生涯の保障としては弱いでしょう。

がんの保障は、二人に一人ががんになる、
しかも、がん治療にはお金がかかるということを考えると、
保障を強化すること自体には賛成です。
ですが、方法は考える必要があります。
がんの罹患率は、年齢と共に急上昇するのです。
つまり、現役世代だけでなく、高齢になってからの保障が重要なのです。
がんの罹患率を参照してください。
http://ganjoho.ncc.go.jp/public/statistics/pub/s …
(後半にあります)

ご参考になれば、幸いです。

この回答への補足

ご丁寧なご回答、有り難うございます。
ちょっとご説明が不足していたようです。
もうしわけありません。

医療保険は、がん以外の保証、がんはがん保険で保障。
というのが、基本にあります。
がんは早期であれば治る病気ですよね。でもお金はかなりかかってしまいます。
それで、医療保険よりがん保険を重要視したいのです。

ご指摘の長期入院や通院に関してですが、
がんであれば、がん保険で対応できるので、
特段問題ないのでは?と考えています。

医療保険の長期入院や通院は、切り捨てるつもりです。
たしかに脳卒中など脳や循環器系の病気では、
長期入院になる傾向があり、切り捨てることは得策ではないかもしれません。
ただ、お金があれば別で、お金が無い状態ですから、
優先順位をつけた次第です。

共済に関しても、ご指摘の通りだと思います。
死亡保障は、別の会社でも契約しています。
今回、共済について触れたのは、
入院保障もついているからです。

今後ともよろしくお願い致します。

補足日時:2011/01/07 00:57
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