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主に防錆剤について現在調べています。

調べていてカルボン酸(塩)と安息香酸(塩)の防錆機構が異なるということを知りました。

カルボン酸は、金属と結合して『 RCOO^- M^+ 』となりこれが膜となって防錆効果を発揮するようですが、
安息香酸は、これと異なる機構のようですがどのような機構なのでしょうか。

カルボン酸は沈殿型と言われ、上記のように金属と結合しますが、
安息香酸は酸化型と言われています。
酸化型の代表例として亜硝酸ナトリウムがあり、
『 2Fe^2+ + 2OH^- + 2NO^- → 2NO + Fe2O3 + H2O 』
となります。

何か文献(英文でも大丈夫)があれば教えて頂けないでしょうか。
色々と調べていますが、反応機構が載っている文献が見つかりません。
(沈殿型は見つかりますが、酸化型は亜硝酸Naのみです。)

宜しくお願い致します。

なお、私は大学レベルの化学の知識は持っています。

A 回答 (3件)

見てみました。


2-3 種類と適用 の中の文章ですね。
確かに書いてあります。
安息香酸はカルボン酸のひとつですから書いてあることの意味が分かりません。

表の1の分類の中にはカルボン酸も安息香酸も出てきていません。
付け足しで書いて間違ってしまったということはありませんか。

リン酸被膜が錆止めに使われるというのはかなり昔からのことのようです。
50年ほど前に聞いたことがあります。
中学校の時の理科の先生が「卒論のテーマだった」と言っていました。

この回答への補足

返答ありがとうございます。

>付け足しで書いて間違ってしまったということはありませんか。

多くのキーワードで検索を行ったため、適当なキーワードが思い出せず、他の例を示すことができません。

防錆機構は、主に「酸化型」「沈殿型」「吸着型」の3タイプがあるようですが、
HP上で「○型」と記載されているものは、すべて「安息香酸=酸化型」「カルボン酸=沈殿型」となっておりました。
ですので、先に示しました例のHPが特に間違っていたと考えられません。
(吸着型=ベンゾトリアゾール:主に銅系金属に使用)

なお、主に安息香酸そのものが使用されるのではなく、安息香酸ナトリウムが使用されていますが、
特に防錆効果としての差はないようです。

補足日時:2011/01/05 22:15
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うぅ~ん, 安息香酸のうち関係しそうなのはカルボキシ基だけなんだけどなぁ.... フェニル部分が反応に参加するとは思えない. とはいえカルボキシ基がそんな簡単に還元できるとも思えないし....



参考URL:http://www.patentjp.com/12/L/L100014/DA10078.html
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この回答へのお礼

返答ありがとうございました。

数十年の英語論文に鉄の表面が酸化されるという文言がありましたが、
反応機構が載っておらず手詰まり状態になりましたので、
安息香酸は鉄を酸化すると無理やり納得することにしました。

ありがとうございました。

お礼日時:2011/03/13 07:45

>安息香酸は酸化型と言われています。


これは確かでしょうか。

安息香酸はカルボン酸です。
C6H5COOH

この回答への補足

返答ありがとうございます。

>>安息香酸は酸化型と言われています。
>これは確かでしょうか。

防錆剤での分類としては確かなようです。
防錆の技術関連・特許関連では、安息香酸とカルボン酸が違うカテゴリ(酸化型、沈殿型)に分類されて表記されています。

キーワードとして「酸化皮膜型インヒビター」でgoogle検索していただければ、
トップ項目に「硫黄系インヒビターの適用例」というpdfがございます。
そのファイル内で「安息香酸」とさらに検索していただければ、
文章として異なるカテゴリになっています。

補足日時:2011/01/05 20:38
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