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地学で質問です。

コリオリの力が速さに比例するとはどういうことですか?

どう考えても遅いほうがコリオリが大きくなると思うのですが。

コリオリの力とは実際に進んでいるものが地球の自転により、ずれて進んでいるものと見えるものですよね?

遅く進んだほうが早く進より、自転によるズレは大きくなりませんか?

小学生でも分かるくらいのレベルでお願いします。

A 回答 (4件)

 地球の自転の速さは、その物体が速く進もうと遅く進もうと関係なく一定ですよね?


 ですから、遅く進む、言い換えれば一定時間内に少ししか移動しない場合には少ししかずれないが、速く進めば、つまり同じ時間内に長距離移動すれば、それに応じてずれの量も大きくなるのです。
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 今仮に、全く同じ車輪付きの台が2つあり、両方ともに同じ重さの荷物が載っているとします。


 この台を押して時速3kmにまで加速させるのに、Aさんは10秒かかり、Bさんは5秒かかったとします。
 この場合、Bさんの押す力の方が強い事が解ると思います。

 さて、北極から赤道に移動する場合のコリオリ力を考えてみます。
 赤道まで来ると、コリオリ力によって加速された事により、地面や空気との摩擦が無ければ、地面と移動した物体との間に、赤道上における地球の自転速度と等しい速度差が生じます。
 北極から赤道まで移動する際の移動速度が速い程、短時間で赤道に移動する事が出来ます。
 つまり、移動速度が速い程、同じ速度差が生じるまでに要する時間が短くなります。
 同じ速度差が生じるまでに要する時間が短い程、強い力が加わっている筈なのですから、移動速度が速い程、コリオリ力も強い事が解るかと思います。
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私自身がよくわかっていないので、もしかすると、小学校レベルです。



水平の円盤の中心から右(東)にベアリング(鉄球)を転がすイメージを描いてください。
ベアリングは円盤の右端から落ちます。
(これは円盤を上から見ている人の見方です)

次に円盤状にいる人がみた場合、どこをベアリングが転がってどこから落ちたかを確認しましょう。
円盤がなにも動いていない場合、
 右端のAに向けて一直線上を進みAから落ちます。
⇒円盤上の人には、Aに向かって極く自然に転がったように見えます。

円盤を反時計回りに(左回り)で回っているとどうでしょう。

 ベアリングが右端に転がる間に、
 円盤が30度回転していると右端はCになっています。
  ベアリングの通り道は緑の点線で、Cから落ちます。
⇒円盤上の人には、Aに向かって転がっていたのに、右に曲げられたように見えます。
 左から力が加わったように思えてしまいます。

 ベアリングが右端に転がる間に
 円盤が60度回転していると右端はEになっています。
  ベアリングの通り道は橙の点線で、Eから落ちます。
⇒円盤上の人には、Aに向かって転がっていたのに、右に曲げられたように見えます。
 左から力が加わったように思えてしまいます。
 曲がり方が強いので、加わった力が強かったと思うのが普通でしょう。

円盤が止まっている時、30度の時、60度の時では、60度が速く回っているのです。

私は、これで、回転が速いスピードの方が、コリオリの力は大きいのだなと理解するのですが、どうでしょうか。
「コリオリについて質問です」の回答画像2
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>遅く進んだほうが早く進より、自転によるズレは大きくなりませんか?



 何か勘違いがあるようですが、速度が遅いとずれは小さくなります。

 もし「遅く進んだ方がずれが大きくなる」のなら、極端に考えて、速度が0だとずれが無限大になる?
おかしいですね。

>小学生でも分かるくらいのレベルでお願いします。

 小学生レベルでは、残念ながら正確な話はできませんが、

http://homepage3.nifty.com/rikei-index01/rikigak …

の「図2を少し書き直」した図を見てください。速度が大きいと vt が大きい(単位時間にたくさん進む)ので、ずれが大きくなるのがわかると思います。
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