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丸で黄色のマメのなるエンドウと、しわで緑色のマメのなるエンドウをかけ合わせた雑種第一代は、すべて丸で黄色のマメのなるエンドウであった。この雑種第一代を自家受精させ、雑種第二代を得た。この雑種第二代のなかで丸で黄色のマメのなるエンドウを自家受精させて、次の代を得た。どのようなものがどのように生じたか。次のうち正しいものを選べ。
  〔丸・黄〕:〔丸・緑〕:〔しわ・黄〕:〔しわ・黄〕
(1)  9   :  3  :  3   :  1
(2)  13   :  5  :  3   :  1
(3)  10   :  5  :  5   :  1
(4)  25   :  3  :  3   :  1
(5)  25   :  5  :  5   :  1


という問題があったのですが、わけあって正式な答えがわかりません。
簡単なもので構わないので解説付き教えて下さるとありがたいです。
どうぞ、宜しくお願いします。

A 回答 (17件中1~10件)

このマトリックス図は、各遺伝因子における表現確率となっています。



マトリックス1図
   〔丸・黄〕:〔丸・緑〕:〔しわ・黄〕:〔しわ・緑〕
AABB  16   :  0  :  0   :  0
AABb  12   :  4  :  0   :  0
AaBB  12   :  0  :  4   :  0
AaBb   9    :  3  :  3   :  1
合計   49   :  7  :  7   :  1

そのいっぽうで、NO6で書いたように
「この雑種第二代のなかで丸で黄色のマメのなるエンドウを自家受精させて」(=そうでない遺伝子因子のものは排除して)いるので、NO8さんのような比率になります
遺伝子因子比率 2図
AABB→1/16
AABb→2/16
AaBB→2/16
AaBb→4/16

結局最終的な F3世代では 1図の表現確率に2図の遺伝子因子比率をかける必要があります。
簡単なため
AABB→1倍
AABb→2倍
AaBB→2倍
AaBb→4倍
としますと 図1は
   〔丸・黄〕:〔丸・緑〕:〔しわ・黄〕:〔しわ・緑〕
AABB  16   :  0  :  0   :  0
AABb  24   :  8  :  0   :  0
AaBB  24   :  0  :  8   :  0
AaBb  36   :  12  :  12  :  4
合計  100   : 20  :  20   :  4

となり、4で割りますと
合計  25   : 5  :  5   :  1
となります。

この回答への補足

締め切りが遅くなってしまい、大変申し訳ありませんでした。
私がもらった正当と解説はまさにtanuki4uさんの回答そのものでした。しいていえば、tanuki4uさんの方が丁寧な解説でした。

本当にありがとうございました。
沢山の回答、心から感謝致します。
これにて締め切らせて頂きます。

補足日時:2003/11/04 00:10
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この回答へのお礼

丁寧な解説に心から感謝します。
>AABB→1倍
>AABb→2倍
>AaBB→2倍
>AaBb→4倍
の部分は自分でも考えた事あったのですが、忘れていました。

何度もお手を煩わせてしまい本当に申し訳ありませんでした。
そして、ありがとうございました。

お礼日時:2003/09/15 15:32

no13に補足というか、遺伝学では、参考URLにあるように、「同じ株(または同じ花)のめしべについて受粉すること」とありますので、それぞれの受粉・受精において、同一の遺伝形質(No5で私の定義をした物を使えば)AABBのめしべとAABBのおしべ、AaBBのめしべとAaBBのおしべ・・・・(以下同様に)aabbのめしべはaabbのおしべ同士とのみ受粉すると考えるのが妥当かと。



厳密に自殖を考えなくても、F2に対する操作(丸で黄色のマメ選択)を行い、遺伝形質の偏りを生じさせておりますので、同様な結果(5)が生じます。説明が面倒ですが・・・

遺伝形質の偏りというのは、人間の血液型で A B AB O と 四つから 1/4づつでるというのが 間違いと同じ事です。

参考URL:http://db.gakken.co.jp/jiten/sa/206020.htm
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この回答へのお礼

なるほど!自家受精ってそういう意味だったのですか

ここまでtanuki4uさんには様々な事を教えて戴きました。そこでもう一つお願いがあります。それぞれが自家受精したときの比率を出して戴けないでしょうか。
もちろん時間がある時で構いません。
私が出すと
   〔丸・黄〕:〔丸・緑〕:〔しわ・黄〕:〔しわ・緑〕
AABB  16   :  0  :  0   :  0
AABb  12   :  4  :  0   :  0
AaBB  12   :  0  :  4   :  0
AaBb   9    :  3  :  3   :  1
合計   49   :  7  :  7   :  1
と、なってしまい答えにたどりつきません。
どこが間違っているのでしょうか?

お礼日時:2003/09/08 23:43

先程の回答に対して追加させていただきます。

遺伝の法則を答えさせる問題であり、親の体質が子に伝わる割合を示す表と思われます。優性形質の遺伝率が全体の4分の3を占め、劣性形質が全体の4分の1を占める(簡単にいうと優性形質と劣性形質の遺伝率は3:1)という法則であると勉強したので、(1)が正解であると思われます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます
雑種第二代は、その考えで間違いないと思うのですが、雑種第三代の時はもう少し複雑になるのではないでしょうか?
それとも実は単純な事なのですか?

お礼日時:2003/09/08 23:49

遺伝の法則ですね。

問題をみたところ(1)が正解であると思います。
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#3、10、11です。


補足を見ていたら質問者さんも、この問題の設定には疑問を持っていらしゃるようなので、出来たらもう一度この質問がどんな流れでされたものか(例えば、メンデルの法則を説明した後の問題として出されたものなのか?生物学のテストして出題されたものなのか?etc)
この問題が、数学の問題なら訳なく(5)が正解ですが、生物学上の問題なら、答えは生物学的に意味のある解答であるべきです。すると、(1)が正解に近いと思います。
出題者はどんな人で(高校の先生?教科書を監修した人?)どんな答えを求めているのかが、今ひとつ解りません。誰でも良いですから、この疑問に答えて戴けませんでしょうか?

この回答への補足

長文になるのが嫌だったので、状況までは書きませんでした。しかし逆にわかりにくくしてしまった様でスミマセン
公務員試験の模擬試験という形で出題されました。しかし、答えがわかる頃には本番が終わってしまうのでココに投稿させて戴きました。
本音を言えばここまで答えが割れると思ってもみませんでした。

惑わせてしまうような投稿を出してしまい本当に申し訳ありませんでした。

補足日時:2003/09/06 12:25
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No.4、No.7のymmasayanです。


第2代雑種の1株を自家受粉させ第3代雑種を得るという仮定がされているようですが、
ここでの1株の選択は遺伝子種類の9マスの中から1マスをランダムに選ぶ
ということですから題意に合わないと思います。

ここは9マスのそれぞれを自家受粉させると考えないといけないと思います。
そうすると答えは(5)です。
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この回答へのお礼

質問している立場、現在は正答がわからないという理由で、コメントは控えさせて頂きます。

余談ですが、実がなるまでどんなものができるかわからないのに、どうやって雑種第3代から丸で緑の実がなると判断したんだろう。花が咲き終わるまでに判断しなきゃいけないのに・・・

あくまで余談です。シカトして下さい。

お礼日時:2003/09/05 10:54

#10です。

重大なミスを犯してしまいました。
#2ではなくて、#3でした。(#2さん、お詫びいたします)
ここで、何か回答を書かないと消されるかも知れないので、質問文の「この雑種第二代のなかで丸で黄色のマメのなるエンドウを自家受精させて、次の代を得た。どのようなものがどのように生じたか?」をどのように解釈したらいいのか「補足」をお願いします。(その下の行の右端の大括弧の中は、「しわ・緑」のまちがいでしょうね)

この回答への補足

何度も回答していただき本当にありがとうございます。
>「この雑種第二代のなかで丸で黄色のマメのなるエンドウを自家受精させて、次の代を得た。どのようなものがどのように生じたか?」をどのように解釈したらいいのか

そこなんですよね。一人で考えていて、どうしても(1)~(5)の中の答えが導き出せなかった時に
「AaBbを自家受精させる」と解釈するべきなのか私自身も迷っていたんです。

結果的に正答がわからない現在、自分には正しい補足はできないんです。10月上旬まで正答がわからないのでそれまで締め切らずに待機させて戴きます。

あと今更ですが、ご指摘の場所は確かに私のミスです。申し訳ありません。

補足日時:2003/09/05 09:58
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#2です。

題意からすると、#9さんの回答の仮定(「この雑種第二代のなかで丸で黄色のマメのなるエンドウを自家受精させて」という意味が、雑種第二代のなかの,丸黄マメのなるある特定の一株を選び出して,その一株の花を全部自花受精して・・・」 とすると)が適用されて、「その次の代に しわ・緑マメがなるものが出来たので、その特定の一株の遺伝子は AaBbであったことになりますから、修正(1)が正解となります」(すなわち#9さんの回答)
という事で、(1)を正解としました。
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No.8再登場です。



で,もし前提として
「この雑種第二代のなかで丸で黄色のマメのなるエンドウを自家受精させて」という意味が
2.雑種第二代のなかの,丸黄マメのなるある特定の一株を選び出して,その一株の花を全部自花受精して・・・
ということだとすると,
その次の代に しわ・緑マメがなるものが出来たので,
その特定の一株の遺伝子は AaBbであったことになりますから,
修正(1)が正解となりますが,
こういう問題を考えるときの暗黙の前提が分かりませんので,この辺までがワタシのアドバイスの限界です。
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この回答へのお礼

>暗黙の前提が分かりませんので

私もわからないんです。きっと理系の方にとっては当たり前の前提があるのかもしれませんね。

二度の回答、本当にありがとうございました

お礼日時:2003/09/05 10:40

わたしも正解は(5)だと思います。



ただし前提として,
1.最初の質問の最後の形質が〔しわ・緑〕の書き間違いである。
2.「雑種第二代の丸黄マメの自家受精」は,たくさんある丸黄マメを播種し全部の株の全部の花を自家受精させるものとして,確率的に考える。(この前提は専門家の間では当然なのでしょうか?)
こととします。

No.5さんの遺伝子記号を拝借すると,
・雑種第一代はすべてAaBb。
・雑種第二代はのうち,丸黄となるのは
AABB→1/16
AABb→2/16
AaBB→2/16
AaBb→4/16
という割合になる。
これらのマメが全部自家受精で第三代を得たとすると,
わたしはそれぞれについて交配表を作って数えましたが,
修正(5)の割合が得られます。
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この回答へのお礼

tanuki4uさんと同じ考え方ですね
きっと正しいのだと思います。

>わたしはそれぞれについて交配表を作って数えましたが

すごい数になりませんか?
わざわざありがとうございました。

お礼日時:2003/09/05 10:38

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