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理科についての些細な疑問です。
 
遺伝の規則性というメンデルさんのエンドウの実験があったと思います。丸い種子を自家受粉させて、その細胞を減数分裂させる。すると、丸とシワの比3:1の子ができる、と。つまり、エンドウの種子が400個できれば、丸300.、シワ100個で生まれるわけですよね。覚えている限り、メンデルさんは、1000個を超えるエンドウでこの実験をしていました。

そこで質問です。メンデルさんが1000個以上のエンドウで実験したという結果を見た時、"だいたい"3:1だったんです。これらの遺伝の仕組みは、「規則性がある」わけですよね。それに、「この染色体からは全く見当違いな種子が生まれた」なんてことはないと思うのですが…。(例えば男性と男性の間に子供は生まれない、的なあり得ない話、みたいな…。違っていたらすみません)なら、"完全に"3:1にならないとおかしくないですか?ときどき遺伝子障害?が起こっただけですか?詳しく教えてください。些細ですが、教えてくださると幸いです。

A 回答 (3件)

https://sist8.com/50c

上記サイトはコイントスを100回してちょうど50回表が出る確率は何%かというものです。

あなたが質問文で完全に3:1にならないとおかしくないですか?と言うのは、
コイントスで
完全に1:1ならちょうど50回表が出るのは100%じゃないとおかしくないですか?と言っているのと同じです。

もしそれが正しいなら、投げる数を多くしても少なくしても正しいことになります。
じゃあ2回投げた時に必ず表と裏が1回ずつ出ないとおかしいということになります。

でも実際はそうじゃないですよね。表が連続で出ることも良くありますよね。

だからだいたいなんです。もちろんたまに遺伝子異常が起きることもだいたいの原因の1つです。
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実際にはそうきれいな結果にはならず若干手心を加えたという話だけど、それが科学というもの。


理論どおりのきれいな結果が出るのは数学だけ。

まず、誤差がある。
それに、周囲の環境の影響がある。
自身の気まぐれもある。

いくら理論で3:1でも、目の前の1個のお豆が4個分の結果を示してくれるわけではない。
目の前の1個のお豆が示してくれるのは1つの結果だけである。
2個目のお豆も、1つの結果だけである。
1個目のお豆と2個目のお豆の間には何の縛りもない。
1個目がAだからと言って2個目はBにならないといけないという法則はない。
そして1000個のお豆の統計的結果は「このような1個1個のお豆の結果の総合」である。
3:1の法則が一つ一つのお豆に作用していて「3個Aになったからお前はB」と決めるわけではないのである。

話は逆で、「1000個のお豆の結果をまとめるとだいたい750:250になったから3:1になる見なしてよい」で、逆は成り立たないのである。

それと、小学校で水を温めるときの温度変化をグラフにしたときのことを思い出してほしい。
きれいな結果はプロットできず、「だいたいこのくらいのきれいな曲線が描けるだろう」というグラフを描いたはずである。

先ほども書いたが科学は実際学なので、誤差や気まぐれや周囲の環境の変化の影響を無視できない。
「だいたいこのくらい」というゆるさがないと、現象に隠れている法則を発見できないのである。
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親となる豆の遺伝因子は、優と劣の二つを持ち、


その親二つの子は、両者の因子を一つずつ受け取る、
つまり、その組み合わせは、優優、優劣、劣優、劣劣である、
という事の実証です。
優優、優劣、劣優は「優」となり、劣劣だけが「劣」となる、
この比が3:1という事になります。

この遺伝は確率なので、"完全に"3:1になる、とは限らず、
それに近い値になる、でしかありません。
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