
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは。
「自意識過剰」の心理ということですが、まずこれには正反対の二つのタイプがあります。自己評価が過剰で、自分は良く思われていると思い込んでいる自信家のひと。仮にこれを「I形」とします。では、一般的に自意識過剰と呼ばれていますのは「II型」の方であり、他人がどう思っているのか気になって仕方のない神経質なひとです。何れの場合でもこれが度を越しますと他人の存在を意識するあまり不必要な感情や行動に及んでしまうわけですが、両者の本質にはそれぞれ正反対の「外向性」と「内向性」が対応します。
では、ご質問の内容を拝見しますと、とうやら質問者さんにとって最も理解し難いのは果たして自意識過剰の心理よりもむしろ「外向性」の気質の方ではないかと思われます。
外向性と内向性ではその気質が正反対であるため、お互いがその部分を理解することがたいへん困難です。世にそのような軽薄な行為が数多目に付くと批判なさるのは、質問者さんが内向性であり、それを受け入れることができないからだと思います。
内向性の考え方は一貫して規範的であり、しばしば「そうあるべきだ」という主張を持ちます。ところが、どうしてそんな必要があるのか、外向性にはこの部分が理解できません。世の中の半数は質問者さんと反対の外向性です。ですから、このご質問のような主張を読んでも果たしてそうは思わないというひとは幾らでもいるわけです。このため、これを頭に入れておかなければ質問者さんはみな片端からそれを否定してゆかなければならなくなります。これが、冷静で客観的な考えを持ちながら社会で内向性が孤立してしまう理由です。
外向性といいますのは何の根拠もなく自分の主張を押し付けてきますが、根拠がないからといって相手を拒否するようなこともありません。ですが、否定されるならば例え根拠があってもモーレツに反発します。ちょっかいを出してくるのは外向性の方なのですが、摩擦を作っているのは内向性です。
外向性がバカだと言っているのではありません。何が冷静で何が軽薄なのかの規範は誰にでもあります。ですが、ひとそれぞれに立場も基準も違いますし、まして、相手は元々そういうことをあまり気にしないひとたちなのです。
質問者さんとは考え方が違います。ならば、「いちいち目くじらを立てない」というのが質問者さんの執るべき行動であり、果たしてこれが唯一、内向性が自分の規範を社会に適応させて暮らしてゆくための方策です。
外向性の弊害といいますのは向こうからやって来て例外なくその周りに発生するということです。ですから、黙っていれば相手のペースに振り回されるだけですし、ともすれば巻き込まれて思わぬ不利益を被ることもあります。特に親密な関係を執る必要がないならば距離を置き、不必要な意見は避けた方が賢明です。ちょっと煽てて泳がせておけば、相手が何をやってもこちらに害はありません。
この回答へのお礼
お礼日時:2011/02/16 18:53
ご返事が遅くなり大変失礼致しました。
外向性内向性の方がいらっしゃるとの見解、大変興味深いですね。
自分が生きてゆく世の中、様々な方で成り立っていると思いますが
毎日生きてゆくのが大変で辛いです。
No.2
- 回答日時:
認識の錯誤じゃないかと。
そのご友人が、誰かの注意を向けると、自分がその人に注意を向けているのではなく、相手が自分を見ていると錯覚してしまっているんだと思います。
統合失調症は、頭の中に浮かんだものが、自分じゃなく他人が思っていると思ってしまうんです。
「これは自分の思考」と自分と思考を統合することはできない。
外から来たものだと思うしかないんです。
医者が書いている症例。
道行く人が、自分のことを馬鹿だと言っていると患者は言っている。
不思議なことに面識が無いすれちがった人も、すれ違いざまに「馬鹿」と言うので困っているのだそうです。
歩くとすれ違う人、目に映る人がみな自分のことを馬鹿だと言ったり、自分の悪口をひそひそ言うのだそうです。
恐ろしくなり駅のホームに急いでいくと、駅のアナウンスが流れたそうです。
それは、駅の人に自分が駅に来たことを知らせる合図なのだそうです。
それで町の人がどうしてこんなことを町全体で自分に対してするのか と言っていたとのことです。
自信が無くて思ったことが、自分の思考じゃなくて、自分以外の人が言ったと認識しているわけです。
この人の場合、かなり重度。
日常生活が営めないレベル。
あるサイトで、「不思議なことがあった」と相談していた人がいた。
「今日テレビを見ていて、漫才師が言ったことに『こいつ馬鹿だ』と思ったら、テレビの漫才師が自分に向かって『馬鹿とはなんだ』と言ったと。
テレビの人と会話ができてしまったが、こういうテレビになったのか って。
で、私は最も可能性があることとして、「統合失調症をわずらってしまったのかもれないので、精神科を受診して、ここで書いたことを医者に言ってみてください」って伝えました。
それでその方は受診して、統合失調症と診断されえたと。
その後も、妙なことが起こるがどうしてか と相談していたので、「それも統合失調症による幻覚で、実際は起こっていない。あなたは現実だとしか思えないでしょうけど、現実には起こっていない。治療に専念してください」と伝えました。
その人の場合、ある日を境に症状が他人でもわかるくらいに顕著に出たわけです。
おそらく 今までも現実とは違うことを現実だと思って生活をしてきたと思う。(本人は病識がないので、感じたことはすべて現実であって、病気による妄想とは思うことができないから)
ひどいときと小康状態のときがあり、あるときを境に他人でも気づけるまでになる。
で、その人の場合、自意識過剰で、あまりにも他の人に意識を集中しているから、それが自分じゃなくて相手が見ていると錯覚しているのかもしれない。
あるいは実際 何気に周りを見るとき、自分を見ているその人に気づいて、数秒くらい「なにか用かな」と目の動きを止めて反応をうかがったかもしれない。
見返されたと思って、目をそらして「あの人が私を見つめていた」とその1秒を10秒くらいに感じたのかもしれない。
「あんたが見ないと 相手が見ているってわからないでしょ? あんたが相手を見てたってことでしょ? なんで相手を見つめていたの? 相手がみつめていた? じゃあ 見つめていた間 あんたも同じ時間相手をみていないとわからないよね。 普通 目がずっと合っていたら なに? って言わないか? 相手が言ってこないか? 言ってこない じゃあ 相手はあんたを見てないから言ってこなかったわけだ。 あんただけが相手を穴のあくほど見ていたってことじゃん。あんたまさか病気じゃないよね」って言ってみたら。
症状が続くようなら、受診を進めたほうがいいと思う。
悪化すると、日常生活が営めなくなる人もいるから。
一時的な発病かもしれず、収まるかもしれないけど。
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