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ことば使いのことでわからないことがあります。

営業の仕事で、お客様に対し自分が担当させていただく・・・という内容を伝えるとき
1、「私○○が担当させていただきます」と言うか、
2、「私○○がご担当させていただきます」
どちらが正しいのでしょうか?

自分のことを指すので、私としては「ご」をつけないのが自然だと思うのですが、周りをみていると「ご担当させていただきます」と言う人が多いのです。

ご存知の方、教えてください。

A 回答 (12件中1~10件)

自分のする行為には「御」をつけない、というのが原則


→「担当させていただきます」が正解、となりますが、
「相手に対して行うこと」については、「御」を付ける
場合があり、これは相手方を丁寧に扱う柔らかいニュアンス
をつけることが出来ますので、一般に丁寧語として使われています。

例えば、「請求書」の場合、こちらが「請求」するのですから
「御」はつけないのが原則ですが、「金よこせ!」というニュアンスを
薄めて「お支払いいただきたいのですが・・・」と柔らかい物腰で
頼んでいるニュアンスを含めるために、「御請求書」とする場合が
多くあります。

他に、「見積書」「お品書き」「お参り」などもそうですね。

そういう意味で、「ご担当」も間違いではありません。
質問者さんが周囲をみられてお感じのように、社会一般で
通用しています。


ただ、「ご担当者」という代名詞になってしまうと、これは
自分(の身内)に敬称をつけているようなものですから、
間違いになります。
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この回答へのお礼

ご丁寧に説明していただき、ありがとうございます。

そうですか、「ご担当」も通用しているのですね。
先日部下に注意してしまったのですが、気になっていたもので・・・。

あきらかなる間違いではないのなら、訂正したほうが良いかもしれませんね。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/05/19 12:07

#9です。


質問者さんの
> 今後は注意しないようにしようと思います
に賛成です。
「正しい/正しくない」と「注意する/しない」の2本建てがよろしいかと思います。
私自身は「私がご担当」は絶対に使いませんが、さりとて、これは許容境界線に近いものであって、客が不愉快になるというものでもありません。「注意する/しない」は「客が不愉快または奇妙に感じる/それほどでない」で判断したらどうでしょうか。
境界線に近い場合は、注意された人が理解してくれるかどうか分かりません。心の中で「うるせえ上司だ」と思われては、人間関係にとってマイナスです。勉強会のようなときに取り上げるのは結構です。
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この回答へのお礼

>客が不愉快になるというものでもありません。「注意する/しない」は「客が不愉快または奇妙に感じる/それほどでない」で判断したらどうでしょうか。

本当にそうですね。学校のテストではないのだから、「不愉快、奇妙」に思われないかどうか、を判断基準にすれば良いのですね。
教えていただいて、はっと気づきました。

ありがとうございました。

お礼日時:2007/05/24 09:12

そうだよ、杓子定規に考えるのではなく、柔軟に考えるべきだよ。

ケースのメリットを考えよう。

判断、担当、などなど、「社会的語彙」です。すなわち「他人がいなければ存在しない」単語です。そのような場合ある一人の行動が他人になんらかのかたちでも影響を与える可能性のある場合、「ご」をつけるのは至極当然なことです。

言葉は数式ではなくもっと柔軟なものなんだよ。

私のお考えはこのようです。

私の考えがあなたの感情に何らかの影響があるかもしれない。気を害する場合もあれば、嬉しくなる場合もある。そのようなとき、

「わたしが考えを吐露することによって、あなたの気分の平静になんらかの影響(プラスであれマイナスで荒れ)を及ぼすかもしれないですが、御免なさいね)を与えるかもしれない。」の意味を伝えられるではないですか?
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 ANo.7さんの


>謙っているという点からは、「ご担当させていただきます」も理にはかなっていると思いますが。
と言う意見は、 至極妥当と思います。

 「担当」 は、「相手がいなくても成立」 という意見もありますが、 相手がいる場合と、 いない場合があり、 相手のいない場合に 「御」 をつけるのは確かに不自然です。 例えば「この件については、 私に担当させていただきます。」 と言うべきで、 「御」 をつけるべきではありません。 

 しかし、 直接自分が担当する相手に向かっている場合は、 明らかに相手が存在するわけですから、 謙譲語として 「ご説明させていただきます。」 と同様、 「ご担当させていただきます。」 と言うのはごく自然ではないかと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

何人ものオペレーターが勤務しているので、言い回しというものが伝染しやすい状況です。
先日は、お客様に対し「私がご担当させていただきます」と言ったことに対し、注意してしまいましたが、今後は注意しないようにしようと思います。

お礼日時:2007/05/21 13:19

(1) 一般論として


自分の行為に「ご」をつけるのは、相手に対する「謙譲」として許される場合が多い。
(2) 「ご担当」はどうか
「案内」は、相手がいないと成立しない概念だから「ご案内」は「可」です。
「担当」は、相手がいなくても成立し、100%自分にかかわる語だから「ご担当」は「不可」です。
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菊地康人「敬語」によれば、「ご担当」は尊敬語としてのみの分類になっています。


「…さんがご担当なさる」「…様にご担当いただく」とは言えても、2のように話者が高めるべき相手に向かっては馴染まないということでしょう。

では1は問題ないかといえば、こちらは使える状況がかなり限られると思われます。
職場や組織の内での役割分担し合う過程において、「私に担当させてください」というニュアンスで「私が担当させていただきます」とも言い得るでしょう。
ところがこのセリフが、お客様のように高めるべき相手に向かって発せられた場合には、やや不自然さが残ります。お客からすれば、そちらの担当が誰であるかこちらが頼んだり、自由に指名させてもらえるわけでもないのに、「担当させていただきます」となると、客の許可を求める慇懃な言い回しに似せていながら、実は客の要望とは無縁な、お店・会社側だけの一方的なトーンが混じってしまっていと感じやすいからでしょう。

「私○○がこちらを担当致しております」「私が担当の○○でございます」とか、いっそ「担当」という尊敬語だけの「縛り」を避けて、「ご用件は私にお申し付けください」「お客様のご希望は私の方で承らせていただきます」「このフロアーの責任者の○○です。私の方にて、お客様のご要望にご協力させていただきます」などはいかがでしょう。

敬語の用い方は実に難しくて、私の場合も上掲書で何度も確かめています。とにかく実際のシチュエーションがよく見えないためもあり、お尋ねの趣旨と方向がずれていた際はご寛恕ください。
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この回答へのお礼

詳しいご説明ありがとうございます。
私の職場は電話応対の仕事で(営業の電話です)、ご注文いただくと商品と一緒にお礼の手紙入れているのですが(個人客があいてです)、手紙はほとんどが出来あえのものですが、最後の部分に「担当は ○○ ○子 です」と手書きで記入し、コメントを書き入れています。その場合は「ご担当は○○~」とは記載していません。

いろいろなご回答を見ているうちに、なにがなんでもどっちかに・・・!と思わなくても良いのかな・・・?と思ってきました。

ありがとうございました。

お礼日時:2007/05/21 13:04

自分が相手に対して何か行為するとき、謙譲語として「申し上げる」を使います。


このとき自分の行為に「お」を付けて謙ったことを表現します。
例えば、「話す」は、「お話し」+「申し上げる」
「読む」は、「お読み」+「申し上げる」
「待つ」⇒お待ち申し上げる
「訪ねる」⇒お訪ね申し上げる
「連絡する」⇒ご連絡申し上げる
「相談する」⇒ご相談申し上げる
「伝言する」⇒ご伝言申し上げる
したがって、「担当する」⇒「ご担当申し上げる」

このように「申し上げる」とくっつくと、きわめて自然に聞こえます。
謙っているという点からは、「ご担当させていただきます」も理にはかなっていると思いますが。
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この回答へのお礼

詳しいご説明、ありがとうございます。
なるほど、「ご担当申し上げる」なのですね・・・。日常会話ではここまでは使えないとしても、特別に変な言葉使いではないのですね。

お礼日時:2007/05/21 12:54

No.3です。



>先日部下に注意してしまったのですが、気になっていたもので・・・。
>あきらかなる間違いではないのなら、訂正したほうが良いかもしれませんね。

いえいえ、あくまでも「原則」としては質問者さんのおっしゃるとおりで、
間違った言い方が許されている、というだけのことですから、逆に
「バンバン使いなさい」というのもおかしい話だと思います。

もちろんお客様の中には「正しい日本語」にこだわって、
気分を害される方もいらっしゃるでしょうから、正しい
言い方を覚えておくに越したことはないでしょう。

目くじら立てて「絶対に使うな!!」と激怒されたのならともかく、
特に訂正する必要はないと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
職場は電話のオペレーションルームなので、いろいろな本も参考にしていますが、本当に難しいです。自分だけのことならともかく、部下に注意するかしないかは、職責としても重大で・・・。

勉強になりました。

お礼日時:2007/05/21 12:50

自分にたいして物事に「ご」をつけてはいけない、とするのは間違っています。


私のご判断は間違っているでしょうか?
いえ、そうは思いません。
わたしのご回答はそう的外れではないと思います。
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「ご連絡する」「お送りする」「お聞きする」など、相手に対する動作の場合の「お・ご~する」は謙譲語(尊敬語だと「お・ご~になる」)ですから、その類推で「ご担当する」となったと想像できます。


ただ「ご担当する」を上記の例と同じと考えていいのかどうか、よくわかりません。(自分では不自然と感じているのですが、その違いを説明(納得)できていません)
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