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先日、テレビで放送された「沈まぬ太陽」を見たのですが
そこの結末で質問があります(あくまで映画のみに基づいた疑問です)

映画の内容は、簡潔に言えば、真面目に生きる恩地と、逆に権力に溺れる行天という構図で話が進み
最終的には恩地はナイロビに飛ばされ、行天は裏金の件で失墜という流れだと思うのですが

正直見た後に、「ここで終わりなの!」と思ってしまいました
というのも、あまりに理不尽な終わり方だと思ったからです
まさに「正直者はバカを見る」というのを示す映画で、非常にモヤモヤとした印象を受けました

ある意味ではリアルな映画ですが、別の意味では勧善懲悪に反する映画だと思ってしまったのですが、みなさまはどのように思いますか?

A 回答 (3件)

確かに(モデルのいる)恩地はやたらと“いいひと”に描かれていて、それが公開時、事情通のあいだで物議を醸してもいたようですが、いいひとであれば済むのは学生時代までだから。



べつに、ずるくなれとは言わないけれど、客観的に見ると、非常に不器用で、“いいひと”だけで来ちゃってる部分は否めませんよね。何かを成し遂げてこそ、消費者や家族を幸せにできるのが資本主義社会なのではあるわけです。

でも、ご回答にもあるように、恩地は資本主義社会では失敗したけれど、人間としては、そこそこ行ったんじゃないかな。ただ、それが映像作品として伝えきれていないような気はしましたが。
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>正直見た後に、「ここで終わりなの!」と思ってしまいました



それは同感。


でも、途中に恩地の独白のシーンがあって、
「ケニアの大地がなつかしく帰りたい」というようなセリフが
あったと思います。(セリフは正確ではありませんが)

一つは沈まぬ太陽の説明があり、オチをつけたのでよし。とする
見方もありますし、

改革が政治に歪められた形でとん挫したため、現実には
数十年後に会社の破たんという最高の結末を見せることで
究極の勧善懲悪の姿をみせたとも思えます。
(原作を書いている時点で作者がそこまで考えていたのなら、
空恐ろしい読みの持ち主と言えます。)
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僕は、恩地は、オスタカ山の事故に区切りがつき、使命を果たし、新しい一歩を踏み出すために旅立ち、行田は、冨と地位・名誉・権力、家族の全てを失い失意の人生を歩んでいく。

そんな風に感じました。偏っていますでしょうか?

この回答への補足

行天さんの末路は当然の結果であり、特に違和感を感じません

問題は恩地の方で、彼は(本人の)事故の使命を果たしていないように思えます。
遺族の方々の世話をしたいと思うも、ナイロビに飛ばされてしまっており、中途半端な形になっているように感じます

補足日時:2011/02/13 17:12
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