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φ10H7内径▽▽▽面が細かな螺旋で傷ついてました。
細いピンでなでると手ごたえが判るくらい。
加工者に何故傷ついたのか聞いてみたのですが、「ハンドリーマで仕上げた」とのこと。

「内径▽▽▽面と、標準片の見方は違う」とか
「SUSとアルミの面の仕上がりは違う」とか、
「▽▽▽面の目視の基準はなんだ?」とか…。

検査するようになって半年なんですが、上の人が諸事情であと一ヶ月は戻ってこれないのでよくわかりません。
標準片で目視判断、それ以外の機器はありません。

内径▽▽▽面をどう判断すればいいか教えてください。

A 回答 (1件)

仕上げ面粗さの評価にはいくつかあって、単位面積内の平均粗さ(Ra)、あるいは最大粗さ(Rmax)、そして十点平均高さ(Rz) です。

ミクロン単位の数値で表します。仰る▽3つの仕上げ粗さは一般的には 1.6a~0.8a(Ra)、6.3s(Rmax) 相当になると思います。

標準片で目視判断でも結構かと思いますが、内径についた傷の深さが7ミクロン以上だったら図面の要求から外れている可能性があります。多分それ以上でしょう。
多分リーマー加工の際に切り粉をランドに噛み込ませたのか、あるいは逆転させたのかでしょうか。アルミ加工ではままあることです。

特採(今度だけはお目こぼしをしてあげるから値引きをしなさい)とかいう手もありますが、いずれにせよその傷が製品の使用目的に問題を及ぼさないこと(実用時にその部品がそのままで、特段使用できないこともない)が絶対条件です。内径ですから、組み立てればユーザーには見られない、ということもあるかもしれません(笑)。

表面粗さ計という電子計測器があって、それで計れば文句なしだと思います。
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この回答へのお礼

表面粗さ計はなく、目視判断しかないです。

大変判りやすく回答してくれて、ありがとうございました。

お礼日時:2011/04/04 21:40

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