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79才の母のことです。
先日、健康診断で心電図に異常がみつかりまして、病院の先生がおっしゃるには
「知らない間に心筋梗塞を起こしたようなあとがある」と。

母はこの年齢まで心臓には全く異常がなく、自覚症状なども全くありません。
 
どうやら心電図で波型のところですが、通常は上を向いているところが、下を向いていると
いうことらしいのです。
(もしくは逆かもしれません。通常は下を向いているところが、上を向いている)

年齢的にもちゃんと診ていただいたほうがいいとは思うのですが、
「知らない間に心筋梗塞を起こす」なんてことはあるのでしょうか?
また、心電図で波型のところが逆を向くというのはどういうことなのでしょうか?

心電図や心臓についてお詳しい方いらっしゃいましたら、ぜひよろしくお願いします。

A 回答 (2件)

心電図の波形で目立つのは、


尖ったR波と呼ばれる心室が興奮(収縮のはじめ)の波と、
その後の丸いなだらかなT波と呼ばれる興奮の終わり(収縮終了)の波です
心臓(心室)は左下やや前を向いていますが、
これらのR波やT波もその方向に(+)の電気として出る現象を表したもので上向きの波となります

心筋梗塞となり、心室の筋肉がダメになるとその部位の(+)の電気が消えて(-)の電気現象が観察されますので
心電図では上向きのR波が消え下向きのQ波と呼ばれる波となります
またT波も上向きだったものが下向きとなります

今回はこれらの異常Q波か陰性T波が見られたことと思います

心筋梗塞となった時には胸の苦しさを主体とした症状感じますが、
高齢者や糖尿病の方などでは苦しさの感覚が鈍くなっていたり、
この症状を胃痛など他の病気ととらえてしまっていたなどから心筋梗塞とは気が付かないこともあります

しかし、異常Q波や陰性T波は心筋梗塞ばかりとは限りません
心臓や肺などの他の病気の結果や、
心臓自体には変化なく、体格や肺の大きさ、腹部脂肪などでの心臓の位置のずれなどでも見られることがあります

心電図だけでははっきりしないことも多いので、
まずは心臓超音波検査でまとまった範囲の心筋梗塞の有無を判断し、
必要に応じて心筋シンチグラムや冠動脈CT、冠動脈造影(心臓カテーテル検査)などが計画されるでしょう
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この回答へのお礼

心臓の詳しい検査をしてもらってきましたが大丈夫でした!
心臓肥大と言われましたが特に治療の必要はなく心配ないそうです。

ご回答を下さった方々どうもありがとうございました。

お礼日時:2011/05/16 18:59

ネットで"異常Q波"を検索してみてください。



ただ、Goldbergerの心電図による心筋梗塞の鑑別診断という本を読むと分かりますが、異常Q波がある事がかならずしも陳旧性心筋梗塞を示すのではありません。

知らない間に冠動脈が閉塞している人は稀でなくいます。突然、冠動脈が閉塞すると激しい痛みがきますが、徐々に動脈硬化が進行して閉塞するとほとんど症状はない病態があります。この場合は、多くは側副血行路と呼ばれる自然にできたバイパス血行路ができています。
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この回答へのお礼

検査の結果、心臓肥大といわれましたが
特に治療の必要はなく心配ないそうです。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/05/16 19:03

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