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guard は、どうして u が入っているのでしょうか? guitar に u が入るのはわかりますが、ga としても、「ガ」と読めるのに、どうしてわざわざ u をいれるのでしょうか? また、「ガ」を表すときに、u をいれるかいれないかの区別はどういう基準があるのでしょうか?

A 回答 (8件)

フランス語ではgarderですが、スペイン語ではguardar,イタリア語ではguardareが語源上同じものにあたります。

古いゲルマン系由来の単語のwはフランス語やスペイン語等のロマンス諸語(ラテン系)でguに当たります。

William(英)、Wilhelm(独)-Guillaume(仏)、Guillermo(西)、Guglielmo(伊)
war(英) - guerre(仏)、guerra(西・伊)

一方で、gardenの方はすでにgardoという形の単語から取り入れたようです。その場合ロマンス諸語ではjあるいはgiに対応し、gardenはGarten(独)、jardin(仏)、jardín(西)、giardino(伊)などとなります。つまり、元々の由来が違う音に対応しています。フランス語から取り入れた段階で、フランス語がuを保持していたかはわかりませんが、そうだった可能性もありますし、あるいは、後に語源上wから来ているのでguの方に対応するということで語源的に付け加えたということもあるかもしれません。
実際フランス語の辞書でguaで始まる単語は外来語くらいで少なくとも重要単語としては見当たりません。それが英語に入った当時からなのか、その後の変化で仏語がgaと変化したのかはわかりませんが・・・・。とりあえず、英語は色んな語源の単語を取り入れていり、元をたどれば同じ単語なのに、取り入れた時代によって、形が違っているというものもあったりします。日本語の音読みが取り入れた時代によって唐音や呉音などに分かれるのに似たような感じでしょうか。そして、発音に合わせて綴りを変えていればこのような不自然な対応も起こらないのでしょうけど、良くも悪くも英語は綴りをあまり変えずに何世紀も来ましたので、日本語で言うと「てふてふ」を「ちょうちょう」と読ませていた旧仮名遣いのような状態にあります。語源をたどるには便利なのかもしれませんが、読む方や書く方では語源を知らないとその区別が意味がよくわからないということも起こっちゃうわけですね。
ghostだってgの音なんだからgでいいじゃないかと思うこともあるんですが、まあその辺りは色々と語源上の理由があるようです。もし時間があれば英語の語源などについて調べてみれば、この質問以外の何でという英語の綴りの謎が少し理解できるかもしれませんよ、長文失礼しました。参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございました。こんど、語源辞典を買ってみようと思います。

お礼日時:2011/05/03 15:57

 現代の英語の発音と、現代の英語の綴り、の間に直接の関係はありません。



 ナイト(騎士)knight に、どうしてわざわざ k や gh を入れるのでしょうか、というようなものです。直接の関係がないから暗記するほかありません。綴りは昔の化石です。

 アメリカなどで spelling bee と呼ばれる、全国チャンピョン(大統領と握手できる)にまで続くトーナメント形式の子供による綴りのコンテスト(下記)があるのも暗記のためです。

http://nyliberty.exblog.jp/9565412/
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英語のguardは古フランス語由来の言葉です。

Norman Conquestの後、英語に入りました。現代フランス語では発音に基づいてgardeと書きます。英語でもuは発音しませんが、例によって昔の綴りがそのままになっています。
ところで、この単語は元々はゲルマン語で、現代英語のward、wardenと同じ語源です。ガリア(現在のフランス)では俗ラテン語を話していましたが、西ローマ帝国の崩壊に伴いゲルマン系のフランク族の支配下に入りました。言語としてはラテン語系のままで、今のフランス語に繋がるわけですが、ゲルマン語系の単語が多数流入しました。guardはそのひとつです。当時のガリア人はward(の先祖)の「w」が発音しにくかったので、「gw」みたいな発音をしたのだと思います。英語でもフランス語でも「w」はその後消えましたが、英語では綴りに残りました。
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すみません,gilty でなく,guilty ですね。


gilt という語ならあります。

guitar/guilt/guilty
これらでなぜ u が入るのかも gurd と同じような気がします。
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ちゃんと質問を読んでなかったみたいで,


>guitar に u が入るのはわかります
のはなぜでしょう?

確かに,gi- だと「ジ」と読むことにもなりそうですが,
gilty など「ギ」と読むものもあります。

guitar を俗に git-box とか,git-fiddle とも言うようです。

英語であまりない q で始まる語ですが,
qu- となることが多いです。
u によって /w/ の音が入ることが多いですが,
mosquito のように w が入らないものもあります。

まあ,語源を調べるのもいいですが,英語のスペルだと割り切って
覚えていくしかないように思います。
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英語のスペルと発音はもちろん,ローマ字通りにはいかず,


数多くのルールがあり,さらにそのルールの例外があります。
そういったものを新しい単語に出会うたびに覚えていく。
そういう作業の繰り返しによって語彙を増やしていくものです。
最近の学生はかなり初期の段階でつまずいてしまい,語彙不足がはなはだしいです。

フォニックスをやたらと推奨する人もいます。
私はそうでもないのですが,こういう現状をみるとやはり必要なのかもしれません。

前置きはこれくらいにして,
同じ発音でも herd/heard があったり,
発音は違いますが,hard がある。
この ear というパターンなど,なぜあるのか私も特に考えたことも
調べたこともありません。
ただ,そういうものとして基本,herd/girl/work/ と
同じ母音が heard/learn/earth でも使われる。

ear に比べて uar というパターンは圧倒的に少ないです。
これは語源的にフランス語 guide から来ているようですが,
guide という英語もあります。

回答になっていませんが,こういう英語のスペルだと割り切って覚えればいいと思います。
語源はどうあれ,guard/guide はセットで覚えればすむことです。
ついでに guarantee も。
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"Guard"の語源は古フランス語の"Garder"にあるそうです。


http://www.etymonline.com/index.php?search=guard …
そう考えると、確かに何故"u"が入るのか不思議ですよね。しかしそれには理由があったそうです。語源辞書によると、"g"の後に"u"を入れることによって、ガードの発音の"ガ"を強調するためだったそうです。
http://www.etymonline.com/index.php?search=gu-&s …

"G"の後ろに"u"を入れる入れないの一般的な基準については知りません。
基本的に日本語の発音が、子音「カサタナ...」と母音「アイウエオ」の組み合わせに限られることで問題が生じるのは確かだと思います...(発音記号ではもっと微妙な区別がつくはずです)

e.g. "Garden(ガーデン)" vs "Guardian(ガーディアン)"
"Garter(ガーター(ベルト))" vs "Gutter(ガター(ボーリングの))"
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「ガ」じゃないからだと思いますけど…



guard を「ガード」って読むのは発音の悪い日本人ぐらいじゃないですか。

この回答への補足

回答、ありがとうございます。
発音記号を調べてみると、garden と guard の gar と guar は同じです。同じ音なのに、どうして綴りが違ってくるのかということを知りたいのです。

補足日時:2011/04/29 09:41
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