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松坂和夫先生の解析入門3(岩波書店、ラングの本とは別)を読んでいます。

P63に集積点の定義があります。

Xを距離空間とし、AをXの部分集合とする。Xの点aがA-{a}の触点であるとき、すなわち、

a∈(A-{a})の閉包 が成り立つとき、aはAの集積点とよばれる。

となっています。

閉包の定義ですが、同書P53に

定義 Aの内点または境界点である点を触点といい、Aの触点全部の集合をAの閉包という。

とあります。

ここからが疑問ですが、

上の定義によれば(A-{a})の閉包というのはA-{a}の内点または境界点ということになります。

ところが、aはA-{a}の内点ではありません。なぜなら、もしaがA-{a}の内点であるとすると、あるr>0に対して、r近傍Bは、 B(a;r)⊂A-{a}となりますが、右辺はaを含みませんので成り立ちません。

すると(A-{a})の閉包というのは、境界点のみを含むとなってしまいますが、私の推論は正しいでしょうか。「(A-{a})というのは、境界点のみの集合」とはじめから言えばいいことのように思えるのです。精査よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

もしかして、聞きたいことは「aはAの集積点⇔aはA-{a}の境界点?」ですか。

この回答への補足

その通りです。質問が回りくどくてすみませんでした。

補足日時:2011/05/04 20:48
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質問が回答1の意味なら、答えはyesです。


理由はあなたが考えてるとおり、A-{a}の閉包はA-{a}の内部と境界の直和であり、aがA-{a}の内点ではありえないこと、です。
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この回答へのお礼

これで気持ちがすっきりしました。どうもありがとうございました。

お礼日時:2011/05/10 14:25

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