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意味や道義的な事柄は抜きにして、
「君が代」って、曲としてなんか微妙じゃないですか?
皆さんのご意見をお聞かせください。

はじめて聞いた時、子供ながらにこう思いました。
1.とにかく短すぎ! 未完成じゃないの?
2.終わり方が変! Bメロに続く前に終わっちゃったみたいな感じ
3.曲調も単純すぎる。退屈。口ずさんだり鼻歌歌ったりできないイメージ。

当時の軍歌や演歌、さらには民謡なんかを聞くと、
もっとノリノリで頭でメロディがループするようなのが多いと思うんですよ。
でも「君が代」だけ突出して、前述したような物足りなさを感じてしまいます。

皆さまはどう思いますか?
また、どうしてこういう曲になったのか詳しい方がいればお教えください。
宜しくお願いします。

A 回答 (5件)

詩の意味ではなく、純粋な音楽としての「君が代」ということですよね。

(念押し)


一言で言うと「グレゴリオ聖歌みたい」・・・でしょうか。
子供の頃は海外の派手で力強い国家に憧れたものですが、今となっては個人的にはとても好きですよ。優美で清らかで格式が感じられ、音楽的にもとても高度な印象です。
歴史的経緯、そしてその歌詞から、戦中の軍国主義と結びつける日本人も少なくないとは思いますが、音楽的構造は軍歌なんかとはまるで間逆をいっていると思います。

そう思えるようになった理由としては、ドビュッシーなんかを知るようになり音楽に対する観点が変わってきたという経緯もあるかもしれません。
実際あれは、日本古来のペンタトニックでありながら、教会旋法が使われているのでは? 詳しい音楽的構造については、以下のNo.3の方なんかが説明してくださっていますので、そちらを。国家に採用された経緯についても他の方が触れられていますね。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/2738005.html
君が代が「なぜ他の音楽と違って聞こえるのか」が興味深くわかると思います。古典以降の西洋音楽(j-pop含む)のような、ダイアトニックにガチガチに縛られた音楽に慣れた現代日本人の耳には、「終わった気がしない」「なんだか難しい」と感じられる理由も、この教会旋法によるものだと思います。

モノフォニー、短い・・・という簡潔さも、ミニマリズムを突き詰めた、世界的にも類を見ない日本文化(美意識・精神性)の特異性を、凄く端的に表せていると思います。

自分は「他の国に無い」、それだけで大きな価値がある(海外からも一目置かれる)と思っていますので、そういう意味でも日本にとって君が代は意義があるものなのではないでしょうか。(念を押しますが歌詞ではなく、国家として考えた時に音楽的に、という意味です。)
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君が代 の作曲者は西洋音楽では無くて、雅楽(平安時代以前に大陸から朝鮮経由で輸入された宮廷音楽)の音楽家です。

ですから、西洋音楽とは異なった手法で作曲したのではないでしょうか。以前、雅楽の君が代を聴いたことがありますが、音程も現在普通に西洋音階(ドレミ)で歌われているものとは、違っております。 等など、所謂西洋音楽の知識では割り切れない点が結構あるのではないでしょうか。 あなたは、日本民謡についても、私から見ると、かなり偏ったものしか知らないような感じがします。無論、私が民謡を演奏するものではありませんが。

雅楽は、現在宮中以外には、奈良とか京都の大きな神社などで儀式に演奏されるものと思います。ウェブサイトで検索されることをお勧めします。君が代の歴史なども分かるはずです。
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日本語に合わせて作られた曲だからじゃないでしょうか?



ラップは英語の発音を習得するのに使われますが、ラップ調に日本語発音で英語を喋ると、英語が通じるです。

日本人の英語が通じないのは、発音ではなくアクセントの問題で通じないことのほうが多い。
日本語の特徴として ストレス(強く発音するところ)があまりなく平坦で抑揚が少ない。
日本語はアクセントをあまりいれないので、アクセントをつけて話すという習慣が無い日本人は、英語をしゃべるとき、アクセントを考えない、だから通じない。

相手に自分の話す英語を理解してもらいたければ、ラップ調に大げさに発音しろってことなわけです。
ラップミュージックは英語という言語の特徴に沿った音楽。


「たーかーさーごーやーーーー」
これは、フラットで抑揚のあまり無い日本語の特徴に沿った音楽。

和歌もそう。日本語に沿った歌。

メロディーが無いから歌じゃないじゃんん? でもあれが日本の本来の歌なんです。
日本語の特徴を持った、日本独自の歌。


じゃあ これはどうでしょうか?

「だーれかさんが だーれかさんが だーれかさんがみーつけた ちいさいあき ちいさいあき ちいさいあき みーつけた」 
子供が日本語を喋るとき こんな感じですよね。
とても自然な日本語。

「ちいさーいあーき」だと日本語の話し言葉にならないので通じない。


日本語で歌ってるラップ、何を喋っているのかわからないのは、日本語の特徴を完全無視しているから。

伸ばすところ 抑揚 アクセント それらが日本語のそれとは違うから、何を喋っている いや 歌っているのかわからないわけです。


日本語の話し言葉の延長の和歌。 そこに西洋の音楽が入ってきたのが、ペリーとかが来航したときらしいです。
それまでも大陸中国の音楽に接していたのですが、管弦楽で軍隊が演奏する音楽を聴いたのはペリーの時だったらしいです。

それから西洋の音楽が優れておるとなり 追いつけとなり、、、、西洋音楽をやることが良いとされて、日本の古来からある音楽で生計を立てていた人たちが次々廃業に追い込まれていったらしいです。


そんな 西洋音楽絶賛の中、日本の音楽を見直そうって動きが出て、日本の話し言葉に沿って、自然に喋っている延長で口ずさむような曲がいいのではないかとなり、唱歌とかできてきたらしいです。
だから、幼いような曲調ですが、日本語に発音に沿った自然な曲になっているわけです。

その日本語を見直そう、日本の音楽というものを考えよう という動きがあったのが、君が代が作曲される前なのかあとなのかわかりませんが。


ということで、君が代は日本語に沿った曲。
吹奏楽無しで聞いてみてください。
和歌を詠むみたいでしょ?
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こんにちは。

おっさんです。

>>>3.曲調も単純すぎる。退屈。口ずさんだり鼻歌歌ったりできないイメージ。

まあ、好き好きですね。

私は音楽が特技・趣味ですが、クラシック、ロック、インスツルメンタル、J-POP、ソウル、純邦楽・・・なんでもかんでも聴きます。
演奏もしました。
そして、そのジャンル各々、好きなのと嫌いなのがあります。
バッハは好きだけどモーツァルトは嫌い、Gacktは好きだけどGLAYは嫌い、KARAは好きだけどPerfumeは嫌い、といった具合です。
その要因の中で最も大きいのは、楽曲として面白いかつまらないかです。

そういう私ですが、君が代はどうかというと、かなりいけてる曲だと思います。
歌詞は要するに「天皇陛下の世の中、Forever!」ということで単純ですが、
私は歌を聞くとき、歌詞は基本的に聴いていませんから、どうでもいいです。
しかし、メロディーラインは素晴らしいと思いますね。

>>>1.とにかく短すぎ! 未完成じゃないの?

あはは。短いですよね。
ちなみに、高校野球を見ていたら、どっかの高校の校歌で20秒ぐらいのがありました。

>>>2.終わり方が変! Bメロに続く前に終わっちゃったみたいな感じ
>>>どうしてこういう曲になったのか

ええ。
まあ日本の音階なので、終わりは西洋音楽でいうところの レ の音で終わります。

ですけど、J-POPの名曲では、得てして「変な」終わり方をするのはあります。
ソ の音で終わるのは山ほどあるし、
「夏のクラクション」(稲垣潤一)の終わりのメロディーは ドレーミー だし、
「イージュー★ライダー」(奥田民生)に至っては シ で終わります。
(いずれも、ハ長調にしたとき)
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こんにちは。



ググれば色々出て来るでしょうが、私個人の意見で失礼します。

どうしてこうなった?
ってのは分かりません。

単純に、どう思いますか?に付いてです。

>意味や道義的な・・・・
って有りますが、意味を考えれば非常に深い物が
簡潔に出来ていると思います。
Simple is best.
まさに、この歌のために有る!
と、言ったら言い過ぎですが近い物は有りますね。

非常に戦闘的な言葉が羅列された某国歌と比較したら・・・
って比較しちゃいけないか。他意は無いです。

某国歌が気になる様でしたら、ご自身で調べて下さいね。
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