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今、大学で心理学を専攻しています。教育心理学に興味はないのですが、なりたい仕事の一つとして、大学院に入り、研究者(いわゆる大学教授)を考えています。そこで、質問なのですが、もし、将来大学の教授になるとするならば、教育心理学は必要なのでしょうか。今のところ大学教育において教育心理学(の必要性がよくわかりません(以前教職課程で教育心理学を学んだことがあるのですが、その印象では大学教育と教育心理学は何の関連も内容にかんじました)。回答よろしくお願いします。ちなみに、今、自分の所属している学科では教育心理学が必須です(なので履修しますというか履修しなければいけなくなっています)。

A 回答 (4件)

心理学は,いわゆる臨床系(応用科学)と実験系(基礎科学)にわかれます。

教育心理学や発達心理学,青年心理学などは前者にふくまれます。後者には認知心理学や感情心理学,社会心理学などがふくまれます。1年生の基礎講義や,ゼミ選択のガイダンスなどで,これくらい習うはずですが。

大学教員として勤める場合,臨床系なら教育学部,実験系なら文学部に所属することが多いです。あなたはいま実験系に興味があり,将来もその筋を志望していると理解していいなら,文学部をねらうことになり,教育心理学は必要はないでしょう。

しかし,大学教員という職業は,その学問(あなたの場合は心理学)の全域をひととおり理解していることが必要です。ジェネラリストの性格がありますのでね。学会活動などでも,「となりの研究部会の発表内容は皆目わからん」では,なさけないです。教育心理学でみずから論文を書くことはできなくても,他人の論文を理解する必要にせまられる場面は多々あります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございまた。私の場合、研究者(大学教員)の中でも実験系を目指しています。となれば教育心理学はある程度必要なのですね。教育心理学が嫌いというわけではないので、知識として ある程度勉強しようと思います。

お礼日時:2011/05/22 16:09

あいまい回避のためのNo.3の加筆。



>教育心理学は必要はないでしょう。

・当面の問題である大学院入試において,「教育心理学」という科目を解答する必要は,まずありえない。
・教員になったとき,人手が足りないからといって「教育心理学」の授業を担当させられることはない。
ということです。

>他人の論文を理解する必要にせまられる場面は多々あります。

・おなじ学部・学科の同僚がやっている研究内容がわからず,会議などで的はずれの発言をすれば馬鹿にされる。
・教員全員が登壇するオムニバス講義などをマネージするとき,だれがどういうネタを振るかくらいは采配できないと,やはり能無しと思われる。
・卒論・修論・博論審査では複数査読制にもとづいて他教員の指導学生の学位論文を読むことになるが,自分の専門からそれた論文でも評価できなくては教員としての資質が疑われる。
・新任教員を採用するとき,自分とかぶる分野ということはないので,自分の専門からそれた論文でもちゃんと善し悪しを評価できなくてはならない。
・学会誌の編集委員をやれば,当然に学問全域の投稿論文原稿に目を通すことになる。
ということです。
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教育心理学は教職免許(小中高で教鞭をとる資格)を取得するには必要な単位です。


しかし、一般的に大学&大学院で教鞭をとる為に教職免許は必要ありません。
(というか、大学向けの教職免許なんてものは存在しません)

自分が研究テーマとして主眼をおく専門についての深い知識と、その研究の実績が評価される世界です。
強いて言えば、同学科内で行われる講義を受け持てる程度には、やや幅を持って専門知識を持っている事が必要とされる程度です。

私は心理学は全くの畑違いなので確信は持てませんが、自身の専攻として教育心理学が教授に向けての必須要件であれば、学科内の教授の専門分野が偏るのではないでしょうか?
学部の必須科目ですから「心理学を専攻する上での基礎知識」程度の位置づけだと予想されます。

で必須科目であれば、嫌でも単位を取得しないと卒業できない訳ですから、卒業or修了時には教育心理学の単位は当然の如く取得済みになっているはずです。
これをもって、基礎知識としての教育心理学は習得済み、という扱いになるでしょう。

必須科目だとかについては気にしないで、今後研究を行うテーマを如何に独創性豊かに、かつ深く、掘り下げていくかが重要だと思います。
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 僕は、教育心理学をとったことも大学に行ったこともあります。



 昔は今自分が研究していることを学生の前で読み上げるのが、大学教授の仕事だと考えられていた時もあったそうです。すなわち研究成果の発表が主で、学生の教育は従であった訳です。

 しかし海外では大学は、学生にある分野の内容を「理解出来るように教え」それが、出来ているかどうかをはっきりさせるためにペーパーや、試験を頻繁におこなう、ことが普通です。

 従って「教育」と「研究」を分け、前者を大学で、後者を大学院で行うという動きが出来、日本でも、中身はとにかく、外見は整い始めています。

 教育の出来ない教授は、学生の評価で海外では、どんどんふるい落とされ、そのため初期から終身雇用のある大学はなく、助教授の間に「教育」が出来ることが実証されない人はいわゆる「回転ドア」でクビです。

 まあこういう動きで教育心理学は、知ってて損にはならないと思います。
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