海外旅行から帰ってきたら、まず何を食べる?

 私の住む地区には「消防団」がないのですが
隣地区の消防団が無償で活動してくれているのですが
来年から一世帯/年間¥5000徴収する事になるようです。

・消防署は、ありますが消防団の役割とは何なのでしょうか?
・海外ではお金を支払わないと火災になった際に
消火してくれない事があったそうですが日本でも起こるのでしょうか?

A 回答 (3件)

基本的に、消防署隊員は常勤の地方公務員、消防団員は非常勤の地方公務員、という扱いですが、事実上、消防団はボランティアという位置づけです。


消防署の装備に準じる性能のポンプ車や小型可搬ポンプ積載車などを預かり、維持運用します。
任務としては、火災や水害に際して自治体から出動要請を受け、消防団長の指揮に従い消防隊員と一緒に消火や水防活動を行い、また警防や遭難者・行方不明者の捜索なども行います。
基本的には消防署の補助的な役割ですが、火災では消防署だけでは消火力は不足するのが常であり、軽微な出火であっても、数名の消防署員とポンプ車1~2台に加え、数十名の消防団員とポンプ車・小型ポンプ数台、という出動が行われます。
火災現場では、消防署員が高度な現場判断に基づき消火・救命活動を主導し、その動きにあわせて消防団が四方から放水したり、土地勘を活かして水利部署を確保したり、現場までポンプ中継などをします。
あと、現場検証が終わって消防署や警察が帰還した後も、再出火等に備えて半日以上警備するのも主に消防団の役目です。
人数が頼みである水防や捜索などでは、むしろ消防団の方が主導的な場合もあります。
平時には機械器具のメンテナンスや機械操作訓練や団体礼式訓練、また火災予防運動期の巡回広報や、年末には宿直で警戒待機などしたりもします。
地域によって違いますが、自分が所属していた団では平時の年間従事が30~60時間程度、緊急出動は年10回前後でした。
火災・水害だと時間は昼夜を問わず、昼間の本業にかかわらず出動するのがあたりまえです。
消防団員にも税金から報酬が払われますが、年間3~5万円+出動・訓練手当が数千円という程度です。
正直、労務の対価としてはまるで引き合いません。
そのせいかどうかわかりませんが、昔から訓練や出動の慰労会として良く宴会を行います。
費用は年俸から出し合いますが、出動の後だと地域からの現物支給だったり、あるいは地区協力金からいただくこともあります。
昔はともかく、今は宴会が嫌で消防団に入りたがらない若者も増えていますので、かつて飲酒紊乱の代表格だった消防団宴会も随分マナーが良くなっているようです。

また、消防団は「○○分団」という区分けで担当地区を持ち、その地区の青年壮年が団員として所属していますが、おそらく質問者さんの地区はその分団の担当地区ではあるけど団員を出していない、ということだろうと思います。
消防団員は公務員ですから、お金を払わないと消火しない、ということは地方公務員法違反です。
そうでなくとも、昔から日本の社会ではどんなに嫌われ者でも火事と葬式の面倒は看ますから、地域住民である消防団員がその地域の災難を無視するというのはあり得ない、というのが常識的な考え方です。

消防団制度というのは伝統的な日本の地域社会を良く活用して常備消防・警察組織の運営コストを抑えながら高度な治安・防災力を保つ制度として、諸外国からも羨望されているそうです。
その一方で、前近代的なムラ社会の弊害といわれる家父長的、強制的、閉鎖的な部分もまた内在しています。
地域協力金などは非合法な村年貢のようなものだという批判もありますから、負担はなるべく低く抑えるべきだと私は考えます。

世帯あたり5千円というのは、ちょっと高すぎるような気がしますが、自治会でのコンセンサスがあるのであればよそ者が口出すことでは無いかとも思います。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2011/07/18 23:29

私の地区には消防団があります。


通常、各世帯から一人を参加させる風習ですね。
古い考えでは、家督相続の対象者のような長男などが入団していますね。

消防署のエリアは広く、人員も限られています。必要な際には近隣地区からも応援に来てもらうでしょう。しかし、火事や救助など時間との争いになるようなことで、複数の火事などで出動が重なる場合もありますし、異動時間もかかるというようなことで、地域で任意の消防団を構成しているのでしょうね。

消防団は基本的にボランティアと同等のものです。自治体に認められた消防団には、出動などの回数で手当は出ますが微々たる物です。
消防団は、分団や班などで分かれておりエリアも決まっています。必要な場合には近隣の班などのために出動や待機などで長い時間を費やすことになります。そうすると、食事代なども発生することになるでしょう。手当の出ないような活動もありますので、地域の協力による資金援助が出なければ、消防団自体の維持が難しくなることでしょうね。

消防団も班や分団によって、維持費などの名目で協力を求めますが、求める相手や金額、さらには徴収方法も異なります。同じ町内であっても、私の自宅と会社では異なりますね。
自宅では、消防団員が各家庭にお願いしに行きます。昔ながらの考えで、昔の土地の保有面積で金額を変えていますね。会社では、地域の自治会が維持費を支払い、自治会の会費の中で運営することで自治会の会費は多少高めに設定されていますね。

あくまでも強制力の無いもののため、維持費などの支払に協力しない家庭もありますし、消防団への入団も嫌がる人もいます。消防団不要論を言う人もいます。
消防団の人はボランティアのようなものですが、出動時には公務員扱いです。しかし、人ですので、協力してくれる家庭の家とそうでない家では、一生懸命さは違うと思いますね。気持ち一つでも結果は変わるかもしれません。うわさでは、維持費を払わない家庭に対して、消防団員が火事になっても消しに来ないと言った事で、消防団全体が問題となったこともありますね。

維持費などが高い安いなどもあるかもしれませんが、もしもの時のことと地域のことを考えて、消防団が気持ちよく活動できるように協力されることをおすすめします。

消防団の悪いうわさとして、維持費で宴会をしていると言われることもあります。そのため維持費について???と考える人も多いですね。あくまでも、出動後や演習などの後のものでしょうし、精神的な疲れを癒すことも必要なことでしょう。変なうわさに惑わされないようにしてくださいね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2011/07/18 23:29

 元消防団班長です。



(1)消防団の役割 = 消防署員の補助です。

 例えば火事になったとします。まだ延焼してきていないが、風向きしだいで火が移りそうなところに先回りして待機。火が移ってくれば消防署員が駆けるつけるまで放水。

 消火後、次の火災に備えて署員は帰還するので、鎮火を確認するまで現場で待機(消えたようでも時々、再発火する)。→通りすがりの人には、火事現場で消防署員が馬鹿話しながら遊んでいるように見えて、苦情が新聞に投書されたこともある。

 日常のポンプ操法訓練、ポンプ点検、防火週間などには団員用消防車を運転して宣伝活動。

 破堤に備えて、土嚢積みなどの訓練。各種人命救助の訓練。

 山岳地方なら、行方不明者の捜索。

 などなどです。今回の大震災でも、消防団員が不明者捜索などをしていましたが、TVはご覧になったでしょうか。

(2)日本では、お金を払わないから消火しない、というようなことはないです。

 が、優先順位があります。阪神淡路大震災でも見られたように、自分の家が今燃えているのに、消防車がその家の前を通ってどこかに消火に行く、という現象は避けられません。消防署だらけにするわけにはいかないのですから、しかたないでしょうね。


 それにしても、1世帯年間5000円とは高いですねぇ。何世帯あるのかわかりませんが。ちなみに私が消防団をやっていた地域は、負担なしです (^_^)v 。自治会から若干の補助がでている程度です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2011/07/18 23:29

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


おすすめ情報