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カブトムシの幼虫10匹、順調に成長していたのに蛹~羽化に失敗して全滅してしまいました。一匹だけ成虫になって出てきたのですが2日ほどで死んでしまいました。
蛹にならず前蛹のまま死んでるものや、羽化の途中で死んでるものや、蛹の状態で死んだものなど様々でした。なぜ成虫になれなかったのか考えられる原因を教えてください。飼育ケースは3齢幼虫までは小さめの衣装ケースに10匹入れてました。蛹になる前に飼育ケースに3~4匹ずつ小分けにしたのですが…小さすぎたのでしょうか。すべて死んでしまって息子もがっかりしてますが私もかなりショックでした。来年こそは無事に成虫になった姿を見たいです。よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

>やはり通気性の悪い場所は良くないですよね?


飼育ケースの設置場所は冷暗所が基本です。
家の中なら北側の下駄箱のあたりとかです。23~27度くらいであれば申し分ありません。
特にサナギは、急激な温度変化がよくありません。
幼虫なら、ケースの中で比較的住み心地の良い場所に移動していきますが、サナギは動きようが無いので、温度変化をまともに受けてしまいます。
通気性については、熱がこもるような場所はよくないですが、ケースの中を換気する必要はありません。

>それと、一匹は外から蛹室の様子がよく見えたので息子が毎日何度もケースを持ち上げて覗きまくっていたのですが…それも良くなかったのでしょうか?

サナギは、卵から成虫に至る一生の中で、一番大きな変化を遂げている時期なので、絶対安静が基本です。更に多数飼育の場合、サナギになろうとして蛹室を作成中のもの、羽化の真っ最中など色々な状態のものが居ますので、そのタイミングでケースを揺すられたら中の住人はたまったものではありません。
おそらく、「生きているかな・・・?」という感じで、ピクピク動くまでケースを斜めにしたり、コンコンと叩いたりしていたのではないでしょうか?
全滅の原因は、激しく何回もケースを揺すられた結果かもしれません。
人工飼育下における昆虫の天敵は、飼育者の過剰観察です。

>成虫になって出てきた時ゼリーをすぐにあげたのですが、嬉しくてけっこう触ったり掴んだりしていたようです…。

多分それが短命の原因だと思います。
飼育されている昆虫の最大の天敵は、実は、「人間の子供」なのです。
しかし、せっかく飼っているのに、触ってはいけない、ケースを持ち上げてはいけない、では飼育している実感もないですし、面白くありません。

ひとつの学習として、過剰観察は昆虫にとっては快適なことではないということが解れば、それも来年に向けての収穫だと思います。

二世代くらい累代飼育して、面倒くさくなり、放置しがちになった頃に立派な成虫が数多く出てきます。マット交換をきちんとして、サナギになる前の土質に注意すれば、「放置主義」が一番良いのです。

なお、人工蛹室は、トイレットペーパーの芯を長さを半分にしたものを使うのが主流です。
一番簡単なのは、湿り気を含んだ飼育マットの上に、芯を埋め込むような感じで、やや斜めにして固定します。マットが底を埋めて人工蛹室の深さが浅くなってはいけません。やや深い目に埋め込まないと倒れたり不安定だったりします。三本か四本を束ねて安定感を高めることも良いです。
検索すればたくさん出てきますが、これを使用するのは、
1.幼虫がマットの表面でサナギになってしまったとき(3週間放置して人工蛹室に入れます)
2.マット交換などで、土中にある本来の蛹室を誤って壊したとき
3.羽化の様子を撮影したり、観察したりしたいとき
などで、順調に飼育している場合は必要がありません。
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この回答へのお礼

補足質問へのご回答ありがとうございます。とてもよくわかりました。
まさにご指摘の通り、ピクピクするまで揺すったりコンコン叩いたりしてました…。息子も蛹の時期がいかに大切かがよくわかったと思います。今回は本当に残念でしたが、来年こそは、失敗しないように頑張ります。
詳しい説明を、本当にありがとうございました!

お礼日時:2011/07/13 22:18

酸欠か、高温だと思います。



これだけいろいろな状態で死んでいるのですから、ある時間に一気に何かが起こったと考えられます。
一番高い可能性は高温ですかね。
少しでも日の当る場所にあるとあっという間に40度を越えます。
次に酸欠ですが、交換したマットが再発酵して、酸素がなくなった可能性もあります。

せっかく終盤まで来ていたのだから、小分けしない方が良かったと思います。
終盤に小分けしても何の役にも立ちません。
狭いなりに小さな成虫で羽化してきますよ。
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この回答へのお礼

なるほど。再発酵ですか。確かに、梅雨のムシムシした頃、ケースから独特の発酵臭がしていたように思います…。何より大事な時期に小分けにしたことが悔やまれます…
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/07/12 10:44

あくまで僕の感想ですが・・



>蛹になる前に飼育ケースに3~4匹ずつ小分けにした

ということですが、この時に幼虫がすでに蛹室を作っていて
それを(気付かずに)壊してしまったのかな。

3~4匹ずつ小分けにしてから人工の蛹室を作らないでそのまま
マットに埋めてしまったとか。

5月中ばになると蛹室を作る幼虫がいるのでマットの乾燥にだけ注意して
なるべく放っておいたほうがいいかと思います。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
小分けにしたのは5月半はでしたので…一番大事な時期に余計なことをしてしまい、残念です。
人工蛹室、というのは本やネットにも載っていますがいまいちよくわかりません…一番オススメで失敗の無い方法がありましたら教えて頂けますか?

補足日時:2011/07/12 10:32
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それは残念でしたね。

最後のマットが悪かったか、飼育容器の置き場が悪かったのかが考えられます。また、最後の飼育ケースが余りにも小さい場合、小分けにした意味がありません。
小分けしないほうが人口密度が低かったという場合もあります。
4頭なら、7リットルバケツに4~5リットルのマットを詰めたくらいが適切です。
死んだ状態が色々ということから考えると、飼育容器の設置場所が不適切であったのではないかと考えます。
ケースに日光が当たるなどして、内部が35度を超えるような状態が続くと全滅します。
死んだ状態は、土を掘り起こすか、ひっくり返して確認されたのですね。
小分けされた時期はいつでしたでしょうか?
4月中だとだいたい大丈夫ですが、5月になると蛹室を作っている子もいるので、そのタイミングで蛹室を壊してしまった可能性もあります。
小さめの衣装ケースに10匹はやや多いとは思いますが、サナギになる直前までその状態であったのなら、触らないほうが良かったと思います。小分けにするのなら、半年前でないとまったく意味がありません。3令幼虫になったときに広々とした容器で十分に餌を食べれば大きく太って大きな成虫になりますが、4月にもなると食べるのをやめてサナギになる準備にかかりますので、そこでは小分けにするメリットはまったくありません。
カブトムシは窮屈な状態でも、各々の距離をうまく取りながら蛹室を作るので、別に狭くても良かったのです。すでにサナギになっているのを、まだ幼虫であるのが食べてしまうということは無いと思われています。
もし、このいろいろな死に方が、マットの上だと言うのであれば、マットの質が悪かった可能性もあります。マットがパラパラで蛹室が作れなかったり、内壁が脆弱で振動などで崩れた場合などです。
マットがパラパラだと、幼虫は体液を出しながら体をくねらせ、なんとか内壁を作ろうとしますが、どうしても無理な場合は、あきらめて表面に出てきて寝転がってサナギになったり、下半身だけをマットに入れて体を支えてサナギになります。
この場合は、サナギにはなりますが、放置しておくと、羽化するときに羽が伸びずにみにくい羽化不全となり、多くは短期間で死亡します。
また室内で電気蚊取器などを使っているときに容器のフタをあけると、その影響も受けます。
自力で出てきた成虫には、ゼリーを与えられたのでしょうか?
自力で土から出てきたのであれば、体の内部まで出来上がって、樹液を求めても行動なので、タイミングよくゼリーを与えたほうが良いです。
カブトムシの幼虫飼育は、一貫してマットの質に注意を払わなければなりません。
腐葉土ベースの粘り気のある土(マット)に適度の湿り気があると良いのですが、サナギになろうとしている幼虫にとっては広葉樹の朽木の粉砕フレークなどはどうしようもありません。
「カブトムシ幼虫飼育用」とうたった10リットル700円以上の発酵マットであれば、大きく立派な成虫が得られます。その場合でも適切な湿り具合がとても大切です。
湿り具合はなかなか文字では伝えられませんが、強く握って土まんじゅうが作れるが、水分がにじみだして来ることはない、という感じです。

最近は、卵からのカブトムシ飼育の方法については色々なホームページで紹介されているので、そのようなサイトを参考にすればよいと思います。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。とても具体的で勉強になりました。少し補足質問させてください。
すべてひっくり返した土の中から出てきました。
しかし、ご指摘にありました通り、小分けにしたのは5月も半ばを過ぎていました…その頃幼虫がゴソゴソと動き回る気配があったので、そろそろ蛹になるのだと思い3つのケースに分けたのですが…悔やまれます。場所は室内の日陰に置いていましたが6月に入ると気温が上がり湿度もかなり高くなりました。やはり通気性の悪い場所は良くないですよね?それと、一匹は外から蛹室の様子がよく見えたので息子が毎日何度もケースを持ち上げて覗きまくっていたのですが…それも良くなかったのでしょうか?
成虫になって出てきた時ゼリーをすぐにあげたのですが、嬉しくてけっこう触ったり掴んだりしていたようです…。

補足日時:2011/07/12 10:24
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 土に、栄養分を与えていましたか?


 
 温度、湿度管理は?

 時々かき混ぜてあげて空気を入れ替えてみましたか?

 霧吹き等、水を与えましたか?

 衣装ケースでもなんでもいいのですが、大きめの物にしてあげてください。
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この回答へのお礼

定期的に土を換えたり霧吹きをする以外はほとんど手を加えていません。
なかなか難しいものですね…。早速のご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/07/11 21:07

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