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先日、同級生の結婚式に参列した際に、以前から疑問に思ったことを思い出したので、質問します。

冠婚葬祭を執り行う際に、神道や、仏教、キリスト教など信仰している宗教によって、その様式が異なるそうです。
その中で、キリスト教において宗派が色々ありますが、先日の挙式において、「神ともにいまして」という讃美歌を歌っていました。
以前、キリスト教の中でもプロテスタント系の宗派は、この曲を結婚式で歌うことがあると聞いたことがあります。
しかしながら、カトリック系の宗派では、この曲を葬式の時にすることが多いそうです。

そこで、皆さんに質問ですが、この事例のように、特定の賛美歌をある宗派ではハレの時に、別の宗派では逆にケの時に歌うといった他の事例や、その背景について教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

とても興味深い質問ですね。



わたしなりに考えてみました。

キリスト教の冠婚葬祭は、多くの場合、礼拝式で行ないます。

その人生の大切な場面で、神の前に出て、すべてを統べ治められる神の主権をたたえ、導きを求める、という意味合いからです。

その場面がケであるか、あるいはハレであるか、は、二次的なことになります。

そのため、極端ないい方をすれば、礼拝で歌われる讃美歌であれば、それがケであれ、ハレであれ、特に決まりがあるわけではなく、どの曲でもよいことになります。

とはいっても、冠婚葬祭ですから、わたしたちの歩みと神の導きがテーマになった讃美歌を歌うことが多いのは事実です。

ご質問の趣旨からはそれてしまったような気がしますが。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

本職の牧師さんに、回答を戴けるとは驚きです。

>ご質問の趣旨からはそれてしまったような気がしますが。
いえいえ、そんなことございません。

ということは、ハレの場でもケの場でも、礼拝式であるから、その体裁さえ損なわなければ、どのような曲でもいいってことでしょうか。
でも、その中で、この曲はハレの場で、あの曲はケの場でかかりやすいという傾向が存在するのでしょうか。

お礼日時:2011/08/21 23:06

御質問出ましたね。


讃美歌21のご説明から
「21」はさまざまな歴史と変遷と試行錯誤を経て、のちの世代のため
いわば21世紀に向けて作られた讃美歌で1997年に初版本が発行されました。
若い牧師や、音大出の牧師が協力者として参加しています。

新しく重点を置かれた事は代々の遺産を受け継ぎながら、今日的な課題について。

これまでの中心的な教会音楽や欧米に限らず、世界各国、各民族讃美歌、日本人の作品
アジアの国の子守歌や、その地で歌われた民謡的な讃美歌も取り入れられています。

教派はを問わずエキュメニカルな視野を持つ歌。

私はとても音楽的に新しく、歌っていても楽しい共感と信仰の涵養に資するものと思います。

さて中身ですがカテゴリーによって使いやすく整理分類されています。
冠婚葬祭はIIの諸式に入っています。結婚式は101-104
101いのちとひかり、たもう神よ
102またき愛与える主よ
103主よ、いま二人は
104愛する二人に(これは曲がイギリスの民謡)
新郎新婦の若い友人も歌いやすいよう配慮されています。

葬儀は107-112
曲は比較的新しく歌詞も口語で分かり易いです。
通常葬儀には本人が希望する好きな歌が2曲入ります。(教会によって差がある)

さて「神ともにいまして」ですがこれは現在「信頼」というカテゴリーに入っています。
歌詞も少し変りました。
私達の若いころは、これは卒業式で歌われたり、送別会で歌われたりしました。
メロディはよく知られています。自分の人生を神にゆだね召されるまで行く手を示して、
み国にいる日までいつくしみひろきみつばさのかげに育みたまえ、主よ

結婚式ではあまり歌われないと思いますが、これから始める生活をその終わりの日まで、
まもりみちびきたまえ。と神の信頼の歌なのでご本人が希望されたらよいのでしょう。

上記のように、讃美歌は大きく7つに分けられその中で用途別に分類されています。

ご質問していただいたおかげで、讃美歌を紹介させていただき、心から感謝します。
またなんなりと疑問の点御質問なさってください。出来る限り努力いたします。
神の恵みとご祝福があなたとともにありますようにアーメン
(アーメンは心から同意しますと云う意味です。)

この回答への補足

ピンとこないところがあるので、以下の点について、補足をお願いします。

・「讃美歌21」がどのような本かはわかりましたが、どこから出た本なのでしょうか。

・讃美歌を七つのカテゴリーに分けられているそうですが、どのようなカテゴリーが存在するのでしょうか。

・以下のことについて、どんな曲名で、どんな曲調なのでしょうか。
>葬儀は107-112
>曲は比較的新しく歌詞も口語で分かり易いです。

補足日時:2011/08/24 23:09
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

詳しい回答をしていただいて、勉強になります。

>「神ともにいまして」ですがこれは現在「信頼」というカテゴリーに入っています。
>歌詞も少し変りました。
>私達の若いころは、これは卒業式で歌われたり、送別会で歌われたりしました。
そうそう、卒業式でこの曲を歌ってました。
たぶん、氏の言っているのと歌詞が違ってそう。

>結婚式ではあまり歌われないと思いますが、これから始める生活をその終わりの日まで、
>まもりみちびきたまえ。と神の信頼の歌なのでご本人が希望されたらよいのでしょう。
まぁ、そういったところでしょう。
結婚式の時に、「汝は健やかなる時も病む時も○○を愛しますか」みたいなことを唱えるのですから。

やはり、宗教を一つとっても、課題なるものが存在するのですね。

お礼日時:2011/08/24 22:52

#2の追記です。

私の回答は「日本キリスト教団」という日本で一番大きい教団に、
所属するメソジスト バプテスト 組合派教会についての現状です。
そのほか、プロテスタントにはルーテル派、(礼拝に出ましたがおなじでした。)
聖公会[カトリックに近い)、イエスキリスト教団などがあります。
カトリックについては存じません。
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この回答へのお礼

補足を書いていただきありがとうございます。

所変われば品変わるというように、礼拝の方式によっても様々な考えがあるようですね。
やはり、カトリック側の回答がすごく気になるところですね。
#2さんもそのように思っているのでしょう。

お礼日時:2011/10/04 19:02

補足についてお答えします。

讃美歌21の出版は日本基督教団出版局です。
カテゴリーの種類
1礼拝 II諸式 III詩篇と頌歌 IV礼拝の時と教会歴、行事歴 V教会 VIキリスト者の生活
VII終末に大きく分けられています。

パソコンにも讃美歌21についての解説などは云っています。

讃美歌集ー日暮れて四方は暗く 歌詞が入っています。メローディもきけますのでお試しください。


http://fruits.jp/~kikyorai-yard/abidewithme/inde …
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この回答へのお礼

結構いいサイトを紹介していただき、ありがとうございます。

ぜひ、そのサイトを拝見しようと思います。

この回答を読んでいると、讃美歌を様々な分類で分けられているということがわかってきます。
そのページを見ながら、考えてみることにします。

お礼日時:2011/10/04 19:53

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