【お題】王手、そして

サッカーに関しては、「大好き」というだけで専門家ではありません。

そんな素人の自分ですが、フランスW杯から見ています。

そこでちょっと疑問に思ったのですが。。。

2006W杯を含めて、それ以前の日本の1つの特徴として、体力がないように思うのです。
だから後半バテテしまう、というのはよく目の当たりにしてきましたし、ヒデも「そもそも走らなきゃいけない」といい、その後のオシムさんも「もっと走れ、考えて走れ」と言っているほど、走らない、テクニックとスピード頼み、というイメージがありました。

それが2010W杯をみると、よくもまぁ、みんな走るなぁって思うんですよ。
代表的な長友もそうですが、後半45分になっても疲れたそぶりも見せずに全力疾走しています。
他のDF、MF、FWそれぞれ個人差はありますが、明らかに2006W杯以前とは大きく違うように思うのです。

そこで伺いたいのですが、なぜこんなに走る選手が増えたのですか?
何か教育方針(高校やユースやJリーグで)が変わったとか、だれかお偉いさんが言ったことをみんな守ろうとしたとか、あるんでしょうか?

これだけよく走る選手を見ると、後半終わりごろになっても、まだ何かやってくれるんじゃないか、という期待を持って見れるのでサッカーがより面白く感じれるようになったんですよね。

その大きな違いの根本的な理由、こんなんじゃないか?というのでも構いませんので皆さんのご意見をお待ちしております。

A 回答 (4件)

サッカー大好きのおっちゃんです



確かに基本的な走力は上がっていますが、もっと進歩したのが「走りの効率化」です。

実は日本人選手は昔から「走る」事で有名だったんです。
海外のクラブや、代表と試合すると皆口をそろえて言いました。「基本技術もあるし、よく走り、スピードがある」と。

そして、そのあと「必ず」こう付け加えられてました。

「ただし、単調で変化が無く走っているだけ」だと。

つまり日本に一番足りなかったのは「頭(インテリジェンス)」だったんです。

「どこで、どのように走り、走らないか」を的確に判断できる力です。

実際、日本がワールドカップに出場する何年も前からジュニアユース・ユース年代では世界的にも上位に入る成績を度々残していました。
それが、高校を卒業したあたりから逆転。
要は「判断力」を実際の戦術に落とし込める年代になると差が出てしまっていたのです。

小学生・中学生から高校までは「走れば」そこそこ試合になりますからね。

それに指導者が気付き始めたのがJリーグが出来て、海外の選手や指導者との接触が多くなり、ネットや衛星放送の進歩で世界のサッカーが気軽に見れるようになってからです。
それ以降の指導は「ブレないテクニック」と「如何に効率よく走るか」が中心になりました。

つまり、今の代表で中心になっている二十代前半の選手たちはそのように「新しい発想」で育てられた世代なんです。

その「新しい発想」で育成された選手が長友であり、トップスピードを維持しながら完璧なボールコントロールでゴールをする香川や宇佐美なんですね。

実際、若い世代はどんどんと結果を出してきています。
なでしこの活躍もあり、楽しみな未来が日本サッカーには広がっています。

ただ、細かい課題はまだまだありますがね。

一緒に応援しましょう!
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この回答へのお礼

なるほど!よく走る、なんて評価があるとは知りませんでした。

ただ、非効率に走り続けるから後半バテテたということでしょうか。

サッカー後進国日本だったのが、代表チームも強くなり、日本の中での人気も大きくなってきたことで知識を吸収して教育に生かした結果が最近ようやく実り始めたということでしょうか。

シュンスケのような古典的ファンタジスタはもはや消える運命にあるのかもしれませんね。

岡田監督が一筋の光明を持たせてくれて、ザックがさらに進化させてくれることを望みます!

お礼日時:2011/07/31 09:08

日本人選手がよく走るという評価は以前からありましたがただ走っているだけで効率的ではありませんでした。

2010W杯で後半ばてなかったのは、それ以前のW杯は、夏の大会であったのに対し2010年は南半球での大会であり暑さとの戦いがなかったのでスタミナ切れをおこさなかっただけで比較にはならないと思います。
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三重大学の杉田正明准教授(運動生理学)を代表スタッフに招聘した効果です。

岡田武史氏もたびたびテレビ番組出演や講演の際、謝意を表明しています。高地トレーニングと選手のコンディション管理面がクローズアップされて紹介しているWebサイトが多いのですが、どこかのテレビ局に岡田氏が出演した際、トレーニングにより踏み出しからトップスピードに乗るまでの時間短縮に成功したと話していました。
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最近の選手は本当によく走りますし技術も正確ですね。

やはりJクラブのユースチームや有名高校の指導者がそういう指導をしているのだと思います。中田英寿選手が「日本人と世界の選手で技術的には差はない。」とフィジカルを徹底的に鍛えていました。スタミナも当たりへの強さも相当なものでした。これをひとつの成功例として捉えている指導者が可能性はあります。

日本人の成功例に加え、世界的なトレンドも関係がある気がします。ジーコ・バッジョ・ゾラ・アイマールのような体格的に恵まれず、スピードもスタミナもあまりない、しかしシュートやパスのバリエーションは豊富な古典的ファンタジスタよりも、スピードとスタミナを活かしてボールをもらえるところに頻繁に顔を出し、体格的に恵まれ当たりに強く、早く正確にボールを運べる選手が好まれるようです。メッシもC・ロナウドも幻想的なプレーというよりも高速で正確なボールコントロールを武器にしているように思います。

長友佑都選手が「オーバーラップしたときに攻撃の発想が貧困」というようなバッシングをされていましたが、スピードとスタミナがトップクラブの基準に到達しているからこそのレベルの高い注文だとも言えます。

ワクワクさせてくれる選手が増えるといいですね。
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この回答へのお礼

>最近の選手は本当によく走りますし技術も正確ですね。
やはりそのようにお感じですか!
いいことなんですがびっくりなんですよね。

結局は日本人にとって体格で勝つことはできないから、オシムさんのいっていた日本の日本らしいサッカーを突き詰めていけば、走りまくってスピードを持って技術でコントロールしていけということでしょうか。

レベルの高い要求があるからこそレベルアップができる、と考えれば、長友はとても高いところへいっているようですね!

お礼日時:2011/07/31 09:04

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