準・究極の選択

円高で日本は損することばかり報道されていますが、円高で逆に得することがあるはずです。それをどうして大きく報道しないのでしょう。円高メリットを享受することを大々的に伝え、国全体が円高メリットを大いに生かすようにすれば円高になるたびにお大騒ぎすることもないのではないでしょうか。円高で儲かっている企業、個人の方の回答をお待ちします。

A 回答 (8件)

No.6の続きです。

菅内閣もマスコミも揃いも揃って経済オンチで、彼らのらりぱっぱな頭では全然経済が理解できないから円高の意味も分からずに報道したくても報道できないのです。だから私も苦労します。円高の意味は、それで儲かっているとか損しているというレベルの話ではありません。食糧の60%、石炭・石油・天然ガスなどの化石資源や鉄鉱石やレアアースなどの鉱物資源のほぼ全量を海外からの輸入に頼っている日本が何故、財政破綻しないで済んでいるのかというレベルの話なのです。というのは地球温暖化問題が原因となって、世界的に深刻な干ばつが起きて、穀類の不作が生じています。世界食糧価格指数は毎月最高値の更新を続けている。中東の動乱も食糧危機が引き金となっているのです。食糧が暴騰して貧困層が反政府活動を起しているわけです。中東に限らず食糧危機は世界各国にとって深刻な問題となっています。といったぐあいに私がいくら力説しても飽食を貪る日本人には全然ぴんと来ない話なのだろうと思います。また化石資源も需給が逼迫し価格が高騰しています。中東の動乱による供給不安に加えて、地球温暖化による冷房需要の増大、原子力不安による火力依存度の増大、中国・インドなどの新興国&人口大国の工業化による需要急拡大が原因なのです。資源危機・電力危機も世界各国にとって深刻な問題となっている現実がある。しかし、日本人は食糧危機・資源危機・電力危機を全然意識していない。それが円高のメリットなのです。ドルベースでどれだけ価格が高騰しても円高によって、全然たいしたこともないようになってしまっている。

原発と火力発電どちらがお得? - 電力発電 - 教えて!goo
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6926874.html

No.4を見ていただきたい。欧州債務危機問題のギリシャ、イタリア、アイルランド、ポルトガルと日本の比較です。国際収支の比較で分かることは1980年以来、日本は一貫して膨大な黒字を計上しているのに対し、債務危機4カ国はユーロ統合後に一貫して赤字基調の国に転落しているという事実があります。
その理由は債務危機4カ国が原子力発電が0で水力資源にも恵まれず、火力発電の依存度が高いからなのです。

国(地域)発 電 量 (100万kWh)発電能力
(1,000kW)
国(地域)|2006|2007|火 力|水 力|原子力|2007|
アイルランド|28,046|28,226|25,252|1,016|-|7,286|
イタリア b|314,121|313,888|265,765|38,482|-|93,598|
ギリシャ|60,789|63,496|58,301|3,376|-|13,686|
ポルトガル|49,041|47,253|32,542|10,449|-|14,994|

日本は、債務危機4カ国の原油輸入額を全部足して2を掛けたぐらい原油を輸入しています。にもかかわらず圧倒的な国際収支の黒字を叩き出している。それは日本の輸出産業が圧倒的に超強力な競争力を持っているからなのです。それが円高の理由です。で、円高によって日本の輸出産業は利益を圧迫させているという現実もあります。だから、確かに円高だからといって万歳万歳とは喜んでばかりもいられません。輸出産業こそが日本の生命線なのです。ところが菅内閣は不要不急の娯楽産業に節電を求めずに生命線である輸出産業に強制節電を強いている史上最低のクレージー内閣です。本当に狂気の沙汰としかいいようがない。

日本のマスコミ報道はゴミ屑以下。何の役にも立たないし、相手するだけ時間の無駄。そんな時間があるなら世界を見てください。世界と日本のかかわりを知ってください。

『干ばつ』 - 旱魃の原因と世界各国への影響 - プラス地球温暖化
http://www.plus-ondanka.net/a09_kanbatu.html
WTI原油先物価格チャート
http://chartpark.com/wti.html
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。円高のメリットをもっとマスコミはグローバルな観点から報道すべきだと思いました。

お礼日時:2011/08/08 11:28

政府これまでの為替介入によって現時点で40兆円ほどの含み損を抱えて、おまけに売るに売れないアメリカ国債を9800億ドルほど抱え込んでいます。

当然、アメリカ国債ですのでその資金は米国民のために使用されています。

2003年にも30兆円もの為替介入を行っていますが、その時も円高への動きは続きました。その後の2005年頃の米国バブルが本格化する時期まで円高方向への動きはずっと続き、米国がバブル化してようやく需給バランスが変わりドル円相場は円安へと動きました。また米国はここ15年で物価は50%以上上昇していますから、当時の通貨価値で現在は1ドル=120円のレベルであると言われています。本来であれば1ドル=75円であっても大騒ぎするような円高レベルではないということです。

為替介入とは税金をドブに捨てるような行為です。
それもこれも経団連などからの ちょうだい政策に答えたものです。ここ十数年、経団連からの優遇政策だ、優遇税制だとの要求に政治は応え続けてきました。その結果、ちょうだいちょうだいが癖になり、企業努力を忘れ、本来一時的であるはずの優遇税制を当たり前の事と思い込み、、大量の内部留保を抱え大肥満体です(自民党議員などはそれを改革により筋肉質になったと言い、政治献金をもらって喜んでいます)。
今回の為替介入も同じく経団連の要求に答えたものです。

為替介入をして米国債を大量に買い込んで米国民の為に使用するなら、為替介入などせずに日本国債を買って日本国民の為に使用した方が何百倍も有意義です。資源小国の日本にとっての急所であるエネルギー問題改善のために、120兆円を新エネルギーの研究開発に使用していれば、トヨタやSONYなどの次の新世代の企業が誕生していたことでしょう。

40兆円の含み損も、売るに売れないアメリカ国債9800億ドルなども、経団連に損出分とセットで買い取らせるべきでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。経団連もグルなんですね。

お礼日時:2011/08/08 11:29

やいやいやい、いつまですっとぼければ気が済むんだい!?


日本の食糧自給率は40%だと学校で習わなかったかい。じゃあ残りの60%はどうなっているか考えたことが無いとでもほざくのか?おめえさんの首の上に乗っかっているのはカボチャか?笑わせるのも大概にしてくれ。江戸の三大飢饉は歴史の授業で習わなかったかい。江戸時代の人口はたかだが3000万人だ。それが今や1億3000万人だ。これはいったいどういうわけだ?いちいち説明しないとおめえさんにゃ分からないとでもいうのかい。馬鹿馬鹿しくてやってられねえや。

この回答への補足

円高で外国から食料が安く買えるから円高はむしろいいことだと意味でしょうか??

補足日時:2011/08/07 18:00
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製品が安く輸入できる。


資源が安く輸入できる。
国債償還を進め、政府の借金を減らすことが出来る。
成長市場のアジアの企業に積極的な投資ができる。
先進諸国の企業のM&Aも比較的楽になる。
海外資産を買いやすくなる。
海外旅行が安くなる。
国内の新産業期待分野などへ大規模な産業育成投資が行える。
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iPhone,iPodユーザー全員は、円高を先月からみんな享受していますよ。

115円換算だったのが85円換算になって、ドル建てのアプリは大幅値下げです。

今、海外では、昨年後半から食品、その他の大幅な値上がりが続いています。円高がそれを相殺しています。
スーパーでは、セールは行えないくらい追い詰められていますが、海外で生活をぶちこわしているような、いくつかの国が潰れる一因となった、何割もの値上げ、というのは行われていません。
今、以前の為替レートに戻ったら、海外製品や海外の原材料を使った日用品のほとんどは2割以上の値上げになるはずです。

自動車産業などの工業製品を輸出する産業は、円高による調達のしやすさをサボり、本来、円建ての製品価格を大幅に下げることが出来る機会があったのに、それをしませんでした。
海外で売れなくても、自動車も家電も、高値でも国内で売れるという、政策を自民党が始めたからですね。
牛丼屋さんと違って、円高を利用した海外からの原材料の輸入の工夫をしないまま、楽な商売をしてきて、国際的な価格比較で見ると、円高かどうかに関わらず、今の日本の工業製品の価格は国際競争力が全くない状況まで高いままに放置されてきました。

ちなみに、ここのところの話題で、牛さんが稲ワラを食べていて違和感を感じませんでした?
http://www.jacom.or.jp/news/2011/03/news110315-1 …
牛丼の吉野家は、美味しい牛肉は、牧草ではなく、高栄養の合成飼料を食べるアメリカ産だと言ってませんでしたっけ? 日本の牛肉が美味しいのも。

ということで、いま、私たちは、ものすごい円高の恩恵を、防御的な意味合いで受けているんですが、気づかないですよねぇ。ほとんど報道されてませんから。

ちなみに、マクドナルドが、なぜ、飲み物を100円に値下げしたか知ってます?
一緒に値上げした商品があります。円高にも関わらず、コーヒー豆、小麦など、国際的に取引されている(投機の対象になっている)農産物の価格が、ものすごく上がっているんです。
それに目がいかないように頑張っているんですね。
ミスドは、コーヒーが薄くなったって、ネットで騒いでるけど、ホントかな。
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内需経済が好調なら、メリットはとても多いでしょう。

海外旅行や海外のブランド品が安くなります。また、原材料輸入コストも下がりますから、商品の単価下落に繋がります。海外の商品の国内での販売が伸びれば、内需がさらに伸びますから、利益はどんどん伸びるでしょう。
また、日本の場合は原材料に輸入品が多いですから、国内で消費するなら製品単価は全体的に下落し、大きな利益となります。

ただし、内需がNGなら残念ですがメリットは全て相殺されます。外需頼りですから、それらを外に出すときに、外から原材料を買ったときより円高になっていれば、価値が失われるためです。
輸出がメインであれば、輸入資源の単価は円高によって安くなりますが、輸出すると円が強いため為替差により利益が相殺されます。円相場がある場所で固定(少なくとも2年程度は同じ価格に落ち着く)され、決まった価格に落ち着けばそれらも考慮できますが、円高がこれからも進むなら、暫くは利益は打ち消される効果の方が大きいでしょう。

メリットを日本全体で享受するには、まず日本での内需を高める必要があります。即ち、買い物を国内で人がする必要があるのです。国内の内需が伸びて、株式相場などが安定すれば、外資が参入してきますから、全体的に好景気となります。しかし、今のように外需頼りで、若者ほど仕事に就ける比率が減っている状況では、残念ながらメリットを簡単に語れば、経済が良くなるという保証はできません。まあ、卵が先か鶏が先かと同じで、内需が先か、企業の給与所得などが増えるなど財布をゆるめる動きがあれば、変わるといえます。ただし、日本の場合は少なくとも5年以上は所得が目に見えて増え続けないと景気が大きく伸びる動きは見られないでしょう。何せ、どんどん好景気の時間は短くなり、所得は減っていますからね。

それが達成できなければ報道にしても政府にしても、転覆しかねないほど世論の風当たりを受けるでしょう。


となります。これに日本は少子高齢化の問題も孕んでいますから、個人でお金に一定の目処がある人やインポート系の仕事をする企業は、物の買い方で恩恵を受けられるでしょうが、内需そのものが弱いため、長続きはしません。いわゆるじり貧で、世界がネガティブの中で、消去法的に日本円が買われているだけです。

まあ、ここをうまく使うなら、逆に言えば何をしてもダメである。今は耐えるしかないと見て、構造改革に真摯に取り組むかひたすら耐えるなどの方が、短い期間で、悪状況を脱し長いスパンのチャンスを生み出せるかもしれません。
円高でも強くなるには、社会そのものの問題があるのです。今や生きるのに必死な時代でもなくなりましたから、報道だけではダメです。
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日本経団連関連企業は為替介入や円安誘導政策を望んでいます。

テレビ、新聞などの主要メディアの大事なスポンサー様の機嫌を損ねる訳にはいきません。
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自分で儲かったことを言う人はあまりいないと思いますが。


円高を最大限に生かすのは、海外旅行ではないでしょうか。
ほんの数日でも、高価な買い物には効きます。
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