アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

一般的に、ガスタービンの段数は蒸気タービンと比較して少ない。
とのことなのですがどうしてでしょうか?
理由を詳しく教えてください。

A 回答 (2件)

一般的に蒸気タービンの方が、


圧力比が高いためです。
蒸気タービンの最高圧力は25MPaほどになり、
これを復水式ですと0.005MPaまで膨張させますので、
圧力比は5000となります。

一方、ガスタービンはせいぜい最高圧は3MPa程度で、
なおかつ大気圧までの膨張になるので、
圧力は30程度となります。

高い圧力比を処理するためには段数が必要ですので、
蒸気タービンのほうが段数が多くなります。

ちなみに、ガスタービンでも小型には幅流式を採用しているものもありますが、
発電所で使うような大型になるとすべて軸流式です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

分かり易い解説ありがとうございます。
高い圧力比を処理するためには段数が必要ですよね。
よく考えれば当然ですが気づきませんでした。

お礼日時:2011/10/04 20:44

ガスタービンに用いられることが多い遠心式は構造が簡単で、1段で得られる圧力比も大きいが、段数を増やしにくい。



これに対して蒸気タービンで用いられることが多い軸流式は、直列に並べて段数を増やす事が容易です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

構造上の問題もあるのですね。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2011/10/04 20:45

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!