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オブジェクトレベルとメタレベルってなんですか?
簡単におしえてください。よろしくお願いします

A 回答 (5件)

 #4さんの仰るように、



>最近になってこういうフレーズが目に付くようになった・・・中略・・・思考方法としては昔からあり、最近になって初めて出現してきたものではないように思えます。

は同意見です。ただ、最近になって目立ってきた理由は分かる気がします。プログラムの世界で、オブジェクト志向という手法が確立されたせいだと思います。
 プログラムの世界でのオブジェクト志向とは、プログラム製作ための組織化手法(構造化手法)の技術論の一つでした。しかしいったん確立してしまうと、他の分野への応用の可能性が検討されます。対象が違っても、組織化は組織化であり、構造化は構造化です(感触で言うと、これがメタレベルです)。

 現在、プログラム開発の一モデルだったはずのオブジェクト志向は、社会的な組織論や経営論へ、今やかなり本気で応用する向きがあります。最も端的な例は、ISOです。ISOは、オブジェクト志向的な構成を取り入れています。

 自分は職業的なプログラマーなので、その範囲でお応えします。オブジェクト志向とは、プログラム作成の行動指針を組織化・構造化する一手法で、昔から似たような考えは断片的にはありました。オブジェクト志向の直前で、最も進んだ構造化と言われたのは、処理手続き重視の構造化と、データ構造重視の構造化です。それぞれ手続き志向の構造化,データ志向の構造化と、現在では言う場合もあります。

 手続き志向の構造化は、普通に言われる構造化プログラミングを生み出し、データ志向の構造化はデータベースを生み出します。しかし手続き志向とデータ志向の構造化は、本質的に相性の悪い手法でした。

 でもプログラムは、与えられたデータを手続き処理するのが本来の目的です。何らかの解決策は検討されます。そこで現れたのが、データ構造自体が、自己の処理手続きを構造化して持てば良いという、コロンブスの卵です。そこを特に意識したプログラム作成方針が、オブジェクト志向です。

 それを実現するためには、二つの概念の定式化が必要でした。一つはクラス定義であり、それは自己の処理手続きを持つデータ構造の構造定義で、設計思想であり設計理念です。ここに何をしたいのか?、という目的意識を詰め込みます。恐らくこれがメタレベルです。
 もう一つは、設計理念に基づいた具体的なプログラム的構築物です。これが変数宣言,クラスのインスタンスまたはオブジェクトと言われるもので、オブジェクトレベルです。

 以上の二つの概念は、ある程度、現実の社会の組織論や経営理論にも反映可能なものでした。オブジェクト志向を全面的に現実の社会へ適用できるかどうかは、現在は試論の段階です。

 このように考えると、#3さんの、

 >メタレベル とは、 オブジェクトの 文法的側面からの検討・カテゴリー化 および それに関する 議論です。

 >つまり フォーマットと意図(意義)の 関連性に 観する 「位置づけ(階層化)」です。

>具体的には

 >反省しる と かかれている 場合

>オブジェクトレベルの議論というのは、
 >「反省」というものを辞書的に特定の情報として把握しようとするやり方です。

という意見は、言い当て妙だなと思えます。
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●簡単にということですが、やはりしつこく書かないと説明できないと思いましたので長くなりました。



なぜ最近になってこういうフレーズが目に付くようになったのかよく分かりませんが。思考方法としては昔からあり、最近になって初めて出現してきたものではないように思えます。

【オブジェクトレベル】
⇒[音楽]12音階主義・無調⇒[発音]音声学⇒[言語学]エティック⇒[心理]条件反射⇒[プログラム]オブジェクト指向⇒[哲学]現前・(地平)・純粋経験⇒[宗教]禅・無分別⇒[人間]生まれたての赤ん坊⇒[熱力学]エントロピー最大

【メタレベル】
⇒[音楽]調性音楽・民族音楽⇒[発音]音韻論⇒[言語学]イーミック⇒[心理]ゲシュタルト⇒[プログラム]手続き指向⇒[哲学]形式論理学・判断⇒[宗教]その他の宗教・分別⇒[人間]物心のついた人間⇒[熱力学]低エントロピー

●object=[ob-=before; ject=投げ出す、jet機の噴射]つまり自分の前に無作為に投げ出された神経衰弱のカードのようなもの。対象・物象・目的語・オブジェなどいろいろと訳されている。相対した同レベルに存在し、分類される前の位置

●meta-=1. "after, behind," 2. "changed, altered," 3. "higher, beyond," from Gk.meta (prep.)
同レベルいることを拒否し「背後から」「立場を変化させ」「階層の上から」見ること。なるべき分類しようとする位置

次の文は「形而上学」の誤訳を説明している。"metaphysics"を「物質的なものを超えたものを扱う学問」と訳したため、「メタ」という接頭語を他の学問にも、とんでもなく間違って敷衍したため、現代の「メタ」用語の氾濫となったと様なことを言っているが、正しい訳は何かということまでは説明していない。これはこれでいいのではないかと思います。
Third sense, "higher than, transcending, overarching, dealing with the most fundamental matters of," is due to misinterpretation of metaphysics as "science of that which transcends the physical." This has led to a prodigious erroneous extension in modern usage, with meta- affixed to the names of other sciences and disciplines, especially in the academic jargon of literary criticism, which affixes it to just about anything that moves and much that doesn't.

metabolism「新陳代謝」←「変化」に由来
metathesis「音位転移」←「位置の変化」に由来
metaphor「隠喩、暗喩」←「背後から」に由来
metamorphosis「《生物》変態」←「変化」に由来
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感嘆にということで 言語に引き透けてみます。



 オブジェクトとは、 実際に書かれた ことばと 書かれるべき 単語の候補 および その 誤謬的結果です。

 オブジェクトレベルの テーマ は、 つまり 現実と 現実に沿った(基づいた)可能性です。


 メタレベル とは、 オブジェクトの 文法的側面からの検討・カテゴリー化 および それに関する 議論です。

 つまり フォーマットと意図(意義)の 関連性に 観する 「位置づけ(階層化)」です。

具体的には

 反省しる と かかれている 場合

オブジェクトレベルの議論というのは、
 「反省」というものを辞書的に特定の情報として把握しようとするやり方です。
文字コードおよび反省という文字コード間の結合および単位化 さらには コード単位レベルでの 

他の文字列への関数的関連付けです。

メタレベル の 議論は、
 なぜ 人間が、「反省しる」という ことばを みて 理解することができ 
それを実行できるのかというレベルからのオーダー(階層的位置づけ)の検討です。

つまり  しる を オペランド(演算系・命令形)として 実行するために

どのような枠組みが前提となるかということへの設計的アプローチです。
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一般に、「オブジェクト」と「メタ」という用語は、端的に存在する対象と、それについての考察という概念の対を表します。

似たようなことを表現するために、「オーダー」という語を使う人もいます。「ファーストオーダー」と「セカンドオーダー」という風に。ただ、厳密には論理学ではこれらは異なる意味をもつので注意が必要になりますが。
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先ず、上記のページの内容を御覧になって下さいませ。
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