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木は地球温暖化対策にはならないのでしょうか。
林野庁は地球温暖化防止に貢献していると言っていますが・・・

A 回答 (5件)

木は生きている時は炭酸同化作用で炭酸ガスを吸収し酸素を放出し炭素を取り込みます


(夜間には酸素を取り込み炭素を酸化して炭酸ガスを放出することもあります)
木の寿命を通しては、木に取り込まれた(枯れたときに残っている)炭素相当分の炭酸ガスを吸収し酸素を放出します
残った炭素は燃やされたり腐敗菌で酸化されれば炭酸ガスになります
全ての炭素が燃やされたりする訳ではなく、炭素の状態のまま保持される分もかなりあります(木材の状態や長年月には石炭となって)
ですから 収支を見れば 炭酸ガスの分解の方が炭酸ガスの発生よりかなり多くなります

何年生か知りませんが 分子レベルで考えることと地球レベルで考えることの間には 発想の転換が必要なこともあります
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました!

お礼日時:2011/08/22 18:59

地球上の炭素の総量はほとんど変わりません。

 どんな形でどこに存在しているかが変わるだけです。 石油燃料に含まれる炭素も(燃焼すると二酸化炭素になりますが)もとは、空気中にあった二酸化炭素を植物が光合成などにより糖に変化させたと考えられるでしょう。 二酸化炭素となって空気中に存在していると地球温暖化を加速するという話があるので、植物を使ってなるべくほかの形にしておこうという考えは、温暖化防止の第一歩だと思います。 どのくらいの効果があるのかは植物によって変わってkると思います。 
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2011/08/22 18:58

貢献しますよ。



木は、いってみれば、水と、空気中二酸化炭素と、太陽エネルギーを缶詰にしたようなものです。
これを燃料として使うことは、太陽エネルギーを利用していることになります。
その分、石油などの使用量を減らすことになります。

また、木を建物などに使用すると、二酸化炭素を固定したまま保存することになり、その分の二酸化炭素を減らすことになります。耐用年数が過ぎて解体した後は、パルプなどに転用してさらに使い、最後に燃やすと、元の二酸化炭素にもどります。全体で見ると、燃やすまでのタイムギャップ分は二酸化炭素を減らしていることになります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2011/08/22 18:57

もうひとつ、重要なことを書き忘れていました。



建物を木造にすると、同じ規模の鉄骨、鉄筋コンクリート造の建物を作るのに比べ、建設時のエネルギー消費が1/5になります。
これは、鉄は鉄鉱石を燃やし、コンクリートは石灰石を燃やし、で、ともに大量の石油石炭を使うのに対し、木材は基本的に切って運ぶだけだからです。
建設業はGDPの30%を占める基幹産業で、かつ、他の産業は、もう省エネの限界に達しているといわれる中、注目されている部分です。
私の県では、学校の校舎を木造で建てているものが何件もあります。

この回答への補足

なるほど、鉄筋コンクリより木材をつかうことでよりco2の排出を抑えられるんですね

補足日時:2011/08/22 18:56
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。とてもわかりやすかったです

お礼日時:2011/08/22 18:57

二酸化炭素を排出するからと言って、即「木は地球温暖化対策にはならない」とはなりません。



木の炭素分は単純に考えて、空気中の二酸化炭素を取り込んだものです。
つまり木(木材)そのものが、見た目上消えてなくなれば(つまり燃焼するなり、分解の過程で放出されるなり)、その木材分の炭素は二酸化炭素として大気中に戻ったことになります。
意味がないとすれば、完全に燃焼や分解しきった場合のみで、残ってさえいれば炭素は固定されています。

また燃焼については、その分だけ地下から化石燃料を掘り出す必要がなくなるので、有効に使えば二酸化炭素削減につながります。

そして木1本で考えてはいけません。
木1本ならいつかはほとんどすべて朽ち果ててしまうかもしれません。
が、それまでの時間に育った木々たちが、古い世代の木々が固定していた炭素を固定します。

この回答への補足

たとえば、木材として木を使えばco2は排出されないのですね

補足日時:2011/08/22 18:55
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました

お礼日時:2011/08/22 18:55

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