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こどもが自由研究で、家にあるいろいろな粉を使って、実験しました。

実験のうちのひとつで、うがい薬をいろいろな水溶液に混ぜてみたところ、小麦粉や片栗粉の水溶液が濃い青に、ビタミンCナトリウムの水溶液が透明になりました。

ヨウ素でんぷん反応で青になったことと、ビタミンCがヨウ素の色を消したのは想定内だったのですが、他に、過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)、炭酸ソーダ(炭酸塩)も色が消えました。
アルカリ性も色が消えるのかと思いましたが、重曹やアルカリウオッシュ(セスキ炭酸ソーダ)は変化がありませんでした。

どうして、過炭酸ナトリウムや炭酸ソーダで、ヨウ素の色が消えたのでしょうか。
それとも、本当は消えるはずはなく、実験にミスがあったのでしょうか。

こどもは現在まとめに入っていますが、理由が分からないと書きづらいみたいで、この実験に関しては結局まとめもとまったままです。
せっかく行った実験をカットするのもちょっとかわいそうなので、何とか残したいとは思うのですが…。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

ヨウ素デンプン反応で色が呈するのはデンプンのらせん構造に ヨウ素分子が取り込まれる事に寄ります。


ヨウ素分子は 強アルカリ性で ヨウ素イオン(次亜ヨウ素酸イオン、ヨウ化物イオン)になってしますので 色が消えてしまいます。
質問者様の使われた物のアルカリの強度は 重曹(pH8、2)、セキス炭酸ナトリウム(pH9、8)、炭酸ナトリウム(pH11、2)となりこのアルカリの強度の違いが結果の違いになったのだと思われます。
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この回答へのお礼

アルカリ性すべてが色が消えるわけではなく、強いものだけが反応するんですね。
実験自体に間違いがあったわけではないようで、安心しました。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/08/25 01:47

特に実験にミスは無いように思われます。


過炭酸ナトリウムや炭酸ソーダでも、ヨウ素の色は消えるハズです。

この実験はそもそも「酸化と還元」を確かめる実験になります。
ここで言う酸化・還元とは

「他の物質から酸素を奪う・他の物質に酸素を奪われる」

ということではなく、

「他の物質から水素を奪う・他の物質に水素を奪われる」

という現象になります。

ヨウ素は強力な「酸化剤」で、他の物質から水素を奪いやすい性質を持っています。
また、ビタミンC(L-アスコルビン酸)は「還元剤」で、他の物質に水素を渡しやすい性質を持っています。

この2つが混ざることにより、ヨウ素と水素がくっついて、ヨウ素はイオンとなります。
イオンとなった際に、色が消える、という仕組みになっています。

過炭酸ナトリウムや炭酸ソーダもビタミンCと同様に「還元剤」の役割を持っているため、同様に色が消えてしまうことになります。

自由研究の宿題があるということは、お子様は小中学生ではないかと予想しています。
この実験で起こった現象をきちんと説明すると、小中学生では説明できないことが山ほど出てくるかと思われます。

なので、まとめでは「ビタミンCでヨウ素の色が消えた。漂白剤でも消えた。」ぐらいのレベルではダメなのでしょうか。


参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

実験自体に間違いがあったわけではないようで、安心しました。
が、息子もいただいた回答を読んでみたのですが、案の定
「???」
な顔で…。

お察しの通り、小学3年生です。
息子にとっては、説明どころか、自分が理解するにも難しすぎるので、アドバイスいただいたような
>「ビタミンCでヨウ素の色が消えた。漂白剤でも消えた。」ぐらいのレベル
でまとめてみたら?と話しました。

早速の回答、ありがとうございました。

お礼日時:2011/08/25 01:52

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