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三菱UFJモルガン・スタンレー証券の「dbX-ウィントン・パフォーマンス連動オープン」に注目しています。ウィントン社の運用能力に以前から注目していたからです。ところで、連動債に投資するなら、いっそのこと本物の「ウィントン・フューチャーズ・ファンド」に投資した方が良いような気もするのですが、どちらがいいのでしょうか?

A 回答 (1件)

ウィントン社は225億ドル超の運用資産残高を有する、世界最大級のヘッジファンドです。

中でも「ウィントン・フューチャーズ・ファンド」はウィントン社の旗艦ファンド。マネージド・フューチャーズと呼ばれる運用戦略を駆使し、先物の買いだけでなく、売りも活用しますので、相場の上げ局面と下げ局面どちらの相場でも収益を狙えるのが魅力です。

「ウィントン・フューチャーズ・ファンド」は、ほとんど負けなしの実績に加え、17%近い年率利回りから人気の高い商品です。1997年の設定以来の累積収益率は701%、年間収益率は16.9%。世界的規模の経済危機を乗り切ったこの運用成績は、見事というほかはありません。

一方、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の「dbX-ウィントン・パフォーマンス連動オープン」は「パフォーマンス・リンク債」への投資を通じて、ウィントン社が投資助言する「dbX-CTA5ファンド」のパフォーマンスへの投資機会を提供する仕組みです(同ファンドの運用方針は、「ウィントン・フューチャーズ・ファンド」と同じ)。

どの程度うまく連動するかは「お手並み拝見」というところですが、問題は手数料。契約者とウィントン社の間に多くの中間業者が関わるため、その分余計な費用がかかります。

購入手数料は5000口未満(5000万円未満)が4.2%ですので、実質的にほとんどの人にこの手数料が適用されるでしょう。また他にも、管理報酬として年間2.84%、成功報酬としてHWM20%(ハイ・ウォーター・マーク:過去の基準価格を上回った幅の20%)がかかります。

「ウィントン・フューチャーズ・ファンド」を国内の投資助言業者のアドバイスで買う場合、購入手数料は業者によって違いますが約3%。ウィントン社に支払う運用管理手数料は年間1%、成功報酬はHWM20%となっており、中間マージンが少ない分だけ割安となっています(最低投資額は三菱UFJの100万円に対して1000万円から)。

ただしこの業界は違法業者も多いことがあって、業者選びには注意が必要です。業者選びには以下のサイトが参考になります。「海外ファンド・海外積立投資の優良業者・合法業者・違法業者の分類チャート」http://www.minkaigai.com/archives/1197

中間にできるだけ業者を入れずに余計なマージンを省き、直接購入する方が安いのは当然。初期投資額が1000万円以上あるなら、投資助言業者を通して直接買う方が有利です。

参考URL:http://www.minkaigai.com/
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