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こんばんは

自分は中学、高校とボクシングをしていましたが
社会人になり仕事を始めたのですが、体力的にもKO制の打撃競技との両立が難しくなってきました


そこで先日ポイント制で防具をつける日本拳法を始めたのですが
どうやら長年してきたボクシングの癖がついているらしく基本動作が上手くいきません


もともとフットワークを使って戦うアウトボクサーだったのですが、
『移動はすり足にしろ』と指導されました


構えも顔の前で構える典型的な格闘技の構えだったのですが
『水月の前に手を置いて中段で構えろ』とも指導されました


早いうちに武道的な構えに矯正したいのですが、どこか自分の中に
『ガードを下げるとパンチをもらいやすくなるんじゃないか?』

『すり足よりフットワークを使って踏み込んだほうが速いんじゃないか?』
と言ったような疑問が浮かんでいるようで、型を信じきれていない状態です


日本拳法や伝統派空手、剣道などの試合をいくつか見ましたが
確かに大多数の人は中段で構えすり足で移動していたので
合理的な動きや構えであることは理解できます

ボクシングでもモハメド・アリはまさに中段構えのようなスタイルだったので参考にはしているのですが・・・・


自分なりに すり足だと間合いが微調整出来て読まれにくいのじゃないか? や 中段構えは重心が落ちて安定するのと突きの軌道が読みにくいのではないか?
などいろいろ試行錯誤を繰り返しているのですが、どうも納得できるところまでいっていない状況です

ですので中段で構え、すり足で動く意味について経験者の方に語っていただきたいです


こういった事は時間をかけて自分で答えを見つけていくものかもしれませんが・・・・ヒントだけでもち少しご教授して頂ければと思います。

よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

ボクサーですか。


それであれば近代化したボクシングと比べ、
中世の動きから変わらず、未だに旧態依然とした武道には疑問を持って
当然ですね。

日拳というのではなく、
すり足、中段について参考に書かせてもらいます。

まず「すり足」のメリットですが、
喧嘩というのは大体人ごみの中で発生するものです。
学校ではタイマンとかもありますが、
広い路地での決闘というのはありません。
だから跳ねて動き回るフットワークは足場が悪い時には対処できません。
つまりフットワークはオールマイティで使えない場合が多いのです。

また足技を繰り出す人や投げやタックルを使う人にとってみれば
フットワークは自らの重心を上げ、安定した接地面を確保していないと見なされ、
タイミングを見極められたら簡単に転ばされてしまう恐れがあります。
またすり足は遅いわけではありません。
すり足は前に出ている脚を動かさないため、
迫ってくる感覚を鈍らせる効果があります。
特に夜は気づきにくいんです。
ボクサーで言えばマイクタイソンがすり足を使ったボクシングというのが
有名だったと思います。スラム街で生きたタイソンは喧嘩では転ばされたら即負け、
だから安定した足場を保つすり足が大事という
のを経験上しっていたのです。
また蹴りを放つ場合、フットワークを使っていると軸足が地面に接地した瞬間の動作に
なるため蹴りのタイミングがばれてしまいます。

次に中段構えですが、
アウトボクサーならグローブの大きさに助けられた経験はないでしょうか?
喧嘩では顔面を守るというのは鉄則ですが、
ボクシングの構えのように守っていては
正拳が飛んできた場合、ガードできません。
当然ですが腕をすり抜けるからです。
(もちろんボクサーであれば正拳が飛んでくる前に相手に当てているとは思いますがね)

喧嘩ではいきなり殴ってくるやつもいますが、
当然ながらいきなり掴んだり突進してくるやつもいます。
その時にボクシングの構えではつかまれやすかったり対処しにくいのです。
中段の構えでは手を前に出しているために掴んできそうな相手の手を、
はじくことができます。蹴りにも対処できます。
(最もこれもボクサーの構えは、構え即ち臨戦態勢だから、
掴んできた相手に当てることは可能ですけどね。)
つまり中段の構えはオールマイティーなんです。
ボクサーのパンチと護身術のパンチは性質が違うのと同様に、
構えにも意味の違いがあるのです。

さて日拳についてですが、
日拳は自演乙がやっていたことからメジャーになりました。
日拳は古代のパンクラチオン(何でもあり)を復活させたくて
作ったものですが、実は防具をつけていない部分は狙ってはダメという
制約が実に多い武道です。
また日本一制約の少ないルールで考案された大道塾では
掴み極め投げ突き蹴りすべてありですが、
この日本一制約の少ない北斗旗ルールと日拳ルールでの試合を見ると、
どちらも何をしても良いにもかかわらず、
大振りパンチしか出ません。蹴りがほとんどでないのです。
けりが少ない以上足はフットワークが自然発生的に出てきます。
日拳でも教えと試合ではステップが違いますよね。
大道塾では最初からフットワークを使っています。
(もちろんボクシングのそれとは違いますが)

ゆえにボクシングのステップと構えの実践性を私は疑いません。
人間の急所のほとんどは顔中心にあり、
顔を攻撃するというのは非常に優れているからです。

上記の通りボクシングがいかに実践性であるかを書きましたが、
それでも喧嘩では中段とすり足をしなくてはならない理由が一点あります。
ボクシングにしても他の格闘技にしても、
お互いに同じルールの中で同じカテゴリーで同じ技で戦っていますよね。
だからこそ攻略もあれば練習成果や上手い下手が出てくるのです。
しかし喧嘩では?相手が何をしてくるかわかりません。
一番最初に「中段構え」と「すり足」のメリットについて書きました通り、
相手の出方が分からない以上体の中心に手を前に出しておくことが必要であり、
無駄にフットワークを取るのも危険なのです。
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この回答へのお礼

悩んでた事に完璧な答えを出してくれたような回答です。

まさか、すり足にタイソンが出てくるとは思いませんでした
改めて映像を見てみると確かに一般的なフットワークとは全く違いますね。
明らかにすり足に近いものです!
タイソンと言えばインファイターで独特のボディワークが特徴的な選手と言うぐらいイメージでしたが
フットワークを使って重心を浮かすとあのウィービングのような独特な動作はとてもではないですが出来ませんね!
そう考えるとタイソンの前進しながらのコーナーに追い詰める猛ラッシュも
武道的な、すり足で足を変えながらの追い足順突きに見えてきました
蹴りの重心やテイクダウンについては、まだまだ未熟なのでこれから確認していきたいと思います。



俗に言うグローブテクニックですね・・・・
喧嘩志向(?)でボクシングに来てた人が毎回言ってました
『素手だとすり抜けるぞ』
と・・・・



確かにボクシングの構えで腕をがっちりと捕まれた必死に振りほどくぐらいしか重い浮かびません・・・
今、総合格闘技に出ている選手はボクシングよりガードが低いなと思っていたのですが・・・ソレはソレで技術の拮抗しあった者同士が同じルールで戦う場合に一番適した構えというだけで、本当の意味では総合格闘ではないのですね・・・・・




そして大道塾の話も出てくるとは・・・・実際、家から支部が近ければそちらに行っていたかもしれません。藤松選手の構えなどは正に武といった感じなので何かの参考にならないかと何度も試合を見ました。初期の試合は本当に武道というより喧嘩といった感じの印象を受けました。


日本拳法についてもいろいろ調べてみました。なぜこのタイミングでタックルに行かないのか?など疑問に思ったのですが・・・・後頭部への打撃がありなんですね。しかし、グローブありがゆえにタックルしにくい・・・・制約が少ないように見えて防具やグローブをつけるがゆえ実は多い・・・・自衛隊の徒手格闘のベースにもなっていると聞きますので実戦的なのでしょうが、やはり不安な要素も多そうです


ただ、師範の方の動きや試合を見て武と言った側面も垣間見ることになりました
立ち技もして、寝技も出来て、完全に決着がつく実践的な武道・・・というものがあったらしてみたいのですが
社会人にもなり体を壊すことが許されない環境になりました

日本拳法は制約が多いですが総合『武道』とのことですし
ヘッドガード+グローブの脳への怖さはボクシングで理解していますからそこは自分で考えて・・・
防具稽古で3本勝負と比較的怪我も少ない印象です(まだ始めたばかりで実際のところはわかりませんが)


そんな安全性と実戦性を両立できて一生続けれる・・・・
そんなものを求めて日本拳法を志すことを決めました

他にも様々な流派や武道があるのでしょうが田舎なので選択肢がすくなくて・・・・



これからも何度もお世話になると思います。
正直な所、納得できる意見が見つかるとは思っていませんでした

自分もそれなりにボクシングベースでですが理論を組み立てたりしていて
他の武道や競技を研究してきたつもりでいました
ボクシングは階級が多いということもありますが県大会優勝の経験があります

構えも太気拳のように(脇は締めるのですが)手の平を相手に向けて体から離して構えたり
右利きサウスポーだったので位置取りや前手でのけん制に気を使い、左ストレートの肩も入れたり入れなかったり・・・・・
など相手の間合いの感覚を狂わせて常に安全な所から打つスタイルを研究していました
アマルールなのでとにかく倒すではなく、当てられずに当てる事を考えて練習していました

納得してからでないと監督の指示も無視していました。もちろん納得できる理論なら積極的に取り入れましたが・・・そんな答えが出るまで考えて練習する選手でした



ですが久々に脳汁といいますか自分の考えを覆すものに出会った気分です
納得の嵐です。あなたがコーチについてくれていたら全国でも渡り合えた気がします


これから何度も悩んだ時、質問させていただくと思いますが
その時はぜひご教授お願します。

本当にありがとうございました

お礼日時:2011/10/08 20:48

こういう動きをするためです。


www.youtube.com/watch?v=OURALHTVQ0s

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日拳にはボクシングにはない組打ち技があり、重心の浮いた状態では簡単に倒されます。

そういった意味からすり足が強調される・・・・と思いますがあなたがよほどフットワークに自信あるのなら要はつかまらなければいいのですね。別の方が言うように単に「よくわからんけど基本がこうだと本に書いてあるからこうしろ」という程度の指導者が多いのも事実です。本当は「すり足が合理的な動きや構えであることは理解できます」とも思ってないんでしょう?あなたにはボクシングが向いていたんでしょうね。

どうしても日本拳法を続けたいなら一度打撃を完全に忘れ、レスリングか柔道をある程度(柔道ならマトモな初段クラス)まで習得してから日本拳法を習ったほうがかえって移行がしやすいのでは?今のまま日本拳法を続けても身体の中で「なんかおかしいな」という感じが続くのでは?

この回答への補足

すいません!小2の時に黄色でした!
ほとんどやったことがないようなレベルのまま辞めました

補足日時:2011/10/08 18:06
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この回答へのお礼

『すり足が合理的な動きや構えであることは理解できます』というのは
合気道の塩田剛三さんや最近の試合のある流派の選手(大道塾の藤松選手など)ですり足で動き実際に結果を残している人もいるから実戦でも使っている人もいるな・・・程度の意味合いでした。


柔道は一応、小学生の時に緑帯まではとりました
正直、今となっては記憶があやふやで戦術なども考えていなかったのですが・・・・
確かに歩み足やら継ぎ足を練習した記憶があり、柔道ではフットワークを使っている選手は居なかったですね。



なんだかんだで打ち込み稽古のようにひたすらすり足を練習していたら慣れてきました
軽快なフットワークも魅力的ですが、すり足も何となくですが好きになれそうです

お礼日時:2011/10/08 17:59

代理猫



 私はBOXINGと柔道または柔術を同時に兄から習っていたのでBOXER時代もすり足Wでしたね。

 なもんで松脂はシューズにあまりつけませんでした。

 アマプロ共にすり足でしたW

 この柔道なんかのすり足って結構マッチングしてたんですよ、こそっと動く印象が多いですが

 瞬間に距離を短縮するのに効果絶大でした。

 音を出さずに動作する為に相手が油断してたらもうけもんなくらい、距離とった時に押せばW

 簡単にダウン取れましたし、アマ時代はかなり有効な手段でした3Rしかないんでダウン

 逃げる相手は遅れて動く時には既にフック系の至近距離でしたね。

 すり足にする事で短距離で回転もでき、防御の際も有効な手段でした、これは無論柔道には

  欠かせない事でもあるんですが、総合格闘技なんかはこれを有効に使ってバックハンドブロー

  とか出す選手もよくいましたし、シューズがない状態ではくるくる回れ、超重量級相手には

  大変有効な武器でした すり足からの足技 連続10以上の技が連携して出せるようになれば

  もはや体格差などまったくなかったですね

   BOXINGはそうはいきませんが(手なんで)前後左右に相手を振り回し、けど運動量の割りに

   体力消費も少ないんですよ まあ、さわりで大体こんな感じです
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この回答へのお礼

本格的なプロの方ですね。大変参考になります。

つまり踏み込む際、フットワークだと初動が大きくかわされやすいが
すり足だと間合いが近づいた事を悟られない・・・・といった事でしょうか?

組みの経験は小学生低学年の時と高校の武道の時間での柔道しか経験がないので
あまり戦術的な事はわからないのですが・・・・また、意味が解るようになってから
改めて読み直したいと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2011/10/08 18:15

必ずしも日本拳法の動きが正解とは限らないですよ。



そういうものだから、それが日本拳法だから

歴史の長い武道にはそういった人達が多いのも事実です。
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この回答へのお礼

おっしゃるとおりです


現役の試合に出てる選手の方に指導をしてもらった時は
『首相撲からの膝はつま先を伸ばしてムエタイのように突き刺せ』

『俺は柔道出身で組みが好きだけど、寝技が30秒やから関節技は足関ぐらいしかとれない』

と言ったようにいろんな技術を取り入れているようでした(自分は組みをしたことがないので意味がよくわかりませんでしたが・・・・)




師範代というか何十年も日本拳法を続けてきた方と現役選手の間で軋みが生まれているのですね・・・・
実際、空手などの武道も一般的には『型と試合は別』と言われているようですし・・・


今はまだ探り探りの状態ですが
基本稽古は『型』のような視点
実際の試合は自分の納得できるスタイルで戦おうと思います


『何故、この練習をするのか?』『どういった時にこの技が有効なのか?』
などを理解して納得してからでないと、どうも曖昧な練習になってしまうようで・・・・
動きの意味を理解せずにただこなすだけじゃ強くなれない気がしてしまっているんです・・・


もしかしたら、歴史の長い武道の構えには試合や実戦で使う意味があるのではないか?
と、もう少し考えてみます

ありがとうございました

お礼日時:2011/10/02 08:24

ボクシングでは、ベルトより上の攻撃と防御しかありませんが


本来、格闘技は体のあらゆる所への攻撃と防御のはずです
とくに拳法などは昔戦場での戦いが元になったと聞いています
素手の戦いは、武器を何らかの理由で無くして
直ぐに格闘に入るためのものでしょう
そのときフットワークなどは意味を成さないものと思われます

以前、ムエタイ(日本ではキックボクシングと言われていますが)の選手とボクサーが興行試合をしたとき、ボクサーはムエタイの足への攻撃でダウンしそのまま立てなかったと聞いています

参考になれば幸いです
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この回答へのお礼

ご意見ありがとうございます

今気がついたのですが、日本拳法はローキックが禁止されていてワイドスタンスで構えてた方が組まれた時も対処できるんじゃないかと思ったのですが・・・今思うとこちら側から蹴る際スムーズに蹴りが出せませんね・・・・やはりボクシングの構えはボクシングでの場合のみということでしょうかね・・・・

つまり拳を下段で構えると言うことは刀を構える名残のような部分があるということでしょうか・・・?剣術と同時に拳術を使えるような構えと言うか・・・・



確かにフットワークは単独の相手を意識していますし、居合いなどの映像を見てもスパッと入って静止するような運足をしていますね・・・・



多人数での戦のようなものに向けての訓練
つまり武術的な(剣術も含め)動きの伝承を受け継ぐのなら中段や摺り足を学ぶべきという事は理解できました

ですが、現代の社会で戦はありませんし・・・・多人数での戦闘はまれにあるかもしれませんが・・・・
試合に勝つためにはフットワークや構えをどうすべきか・・・・もの凄く葛藤しております

多人数との戦闘や武器に対しての対処などを武術的に極めるために強くなるのか
試合や組み手(日拳だと防具稽古ですか?)などを制すために様々なジャンルから技を取り入れて強くなるべきなのか・・・・・

お礼日時:2011/10/01 21:54

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