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貝やエビが全く増えないどころかすぐ死んでしまうため、水質検査をしてみると、うちの水道水はKHが1.0ぐらいでGHが1.5ぐらいだったので、ニガリを加えてGHが4.0ぐらいになるようにしてみたところ、貝もエビも死ななくなってよく増えるようになったんですが、水のKHは1.0のままです。
試しに、GHが12.0を超えるほどニガリを入れてみましたが、KHは1.0から変わりませんでした。

そこで質問です。
1. KHを上げるには、メーカーが出している薬品を使うほかに、どんな方法があるでしょうか?
2. この先、KHが低いままの水で生体や水草を飼育しているとどんな弊害が考えられるでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

No.1です。


> 1.について、実は、ニガリを入れるに至る前、硬度が上がりそうなものはいろいろ試してまして、装飾用の石、カキガラ、サンゴ、溶岩石、麦飯石、園芸用の「ミリオン」など・・・。
> しかしそれらを入れたときはKHもGHも全く上がらなかったのです。
> これにはどんな原因が考えられるでしょうか?
・何でしょう。
何か、カルシウムやマグネシウムの吸着作用が働いている事は想像できますが、、、
濾過材にイオン交換作用があるとか、底砂あたりが怪しいような気がします。。。何とも言えませんが。。。

> 2.について、ニガリを入れすぎると水草の成長が阻害されることは実感しています。
> また、水中のカルシウムは、私が使っているニガリが成分表示で100ml中マグネシウムが6.4g、カルシウムが5gと、ニガリの中でも比較的カルシウムが豊富なものらしく、エビや貝の成育も順調ならば、これでOKということでしょうか?
> つまるところ、KHが低くてもGHが高ければ問題無いのでしょうか?
> それともやはり、GHが高くてもKHが低いのはマズいのでしょうか?
・飼育水中のカルシウムが不足すると脱皮不全で死亡する個体が発生します。
エビの成長には飼育水中のカルシウム=GHが大切です。
エビは、カルシウムを餌の他、飼育水中からも得ています。

そして、水質変化の緩衝性はKH。
KHを分かりやすく例えるならば、真夏のアイスコーヒーの中の氷。
そして、KHが高い状態は氷が大きな状態。
外気温は30℃でもコーヒーグラスの中に氷の固まりがある限り、コーヒーの温度は0℃近くをキープします。
氷が溶けて無くなると、急に外気温の影響を受けてコーヒーの温度は上昇しはじめます。
KHの数値が高ければ、気圧、水温、水中のCO2濃度、硝酸塩の濃度などが変化しても、飼育水中のpHは一定に保たれます。
KHの数値が低いと、少しの変化でpHが変動しやすくなります。
エビの安全な飼育水は、KHが関係することになります。

・KH,GHとも5d程度は欲しいところです。
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この回答へのお礼

なるほど、KHも上げてやったほうが良いんですね。
濾材も底砂も、硬度を下げると言われるものは使っていないので、KHが上がらない原因はわからないままですが、とりあえず、メーカーが出している調整剤を試してみることにします。

化学的なことが理解できない自分には、どこの説明を読んでもサッパリだったのですが、x530さんのお答えでかなりスッキリしました。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2011/11/09 10:24

> 試しに、GHが12.0を超えるほどニガリを入れてみましたが、KHは1.0から変わりませんでした。


・でしょうね。
ニガリの主成分は「塩化マグネシウム」。
炭酸塩硬度(KH)は炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムです。
ニガリは、多少、科学的な処理を加えないと、炭酸マグネシウムには変わらないので、ニガリを直接水槽に投入してもでKHは変わりません。

> 1. KHを上げるには、メーカーが出している薬品を使うほかに、どんな方法があるでしょうか?
・観賞魚店で販売されている薬剤以外の方法では、、、
【1】薬局で炭酸カルシウムや炭酸マグネシウムを購入してきて、数値を図りながら水槽へ投入する。
【2】珊瑚を水槽内や濾過器に投入する。
珊瑚の主成分は、炭酸カルシウムや炭酸マグネシウムです。
珊瑚を水槽や濾過器に投入すればKHは上がります。
投入量はpHを測定しながら決定します。
【3】晩ご飯のおかずに出た、カニやエビの殻(キトサン、カルシウム)を、すり鉢ですり潰して、水槽内や濾過器に投入する。

> 2. この先、KHが低いままの水で生体や水草を飼育しているとどんな弊害が考えられるでしょうか?
・淡水の水草は、実は、KHが低い方が調子が良かったりします。
GH&KHが高いと、水草は変色したり成長が停止したりします。

・生体、特に甲殻類のエビは全身がカルシウムで覆われている生物ですから、飼育水中にカルシウムが無いと脱皮不全などで死亡する可能性があります。
水槽環境の主役がエビならば、多少、pHがアルカリ性に傾いても珊瑚砂などによりGHとKHを高めた方が、エビにとって安全な飼育環境になると思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

1.について、実は、ニガリを入れるに至る前、硬度が上がりそうなものはいろいろ試してまして、装飾用の石、カキガラ、サンゴ、溶岩石、麦飯石、園芸用の「ミリオン」など・・・。
しかしそれらを入れたときはKHもGHも全く上がらなかったのです。
これにはどんな原因が考えられるでしょうか?

2.について、ニガリを入れすぎると水草の成長が阻害されることは実感しています。
また、水中のカルシウムは、私が使っているニガリが成分表示で100ml中マグネシウムが6.4g、カルシウムが5gと、ニガリの中でも比較的カルシウムが豊富なものらしく、エビや貝の成育も順調ならば、これでOKということでしょうか?
つまるところ、KHが低くてもGHが高ければ問題無いのでしょうか?
それともやはり、GHが高くてもKHが低いのはマズいのでしょうか?

お礼日時:2011/11/07 09:34

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