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取水ポンプの11Kwの電動機(モーター)を、インバーターが壊れたため、200V直結にて運転しました。最初、スター結線のみにて30分運転、電動機(モーター)がかなり熱くなり運転停止しました。この時45A。次にデルタ結線にて起動、制御盤の電流計やクランプメーターは45A。起動時も45Aで変わらず、100Aのブレーカーも作動せず。電動機熱はそんなに熱くは感じません。力はデルタ結線の方があるみたいです。結果、デルタ結線にて回しています。ここで疑問、わからないので質問いたします。
1、スター結線は電流値がデルタ結線の1/3にならないのはなぜか?。
2、スター結線は、モーターがかなり熱くなったのはなぜか?。
3、デルタ結線は起動時に電流値が3~5倍と聞くが、電流計が45Aのままで100Aブレーカーも作動 しないのはなぜか?。
4、ポンプは逆止弁が付いていて、負荷がかかっているので電流値が45Aなのか?、空転だと起動時電流値が上がるのか?。
5、このままデルタ結線のまま電動機を回し続けて問題があるか?。
以上よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

ホーム > 音声付き電気技術解説講座 > 機器材料 > 誘導電動機の各種始動法の特徴


http://www.jeea.or.jp/course/contents/07102/
//(2)Y-Δ始動
// 始動時だけY結線とし、ほぼ全速度に達したとき、巻線をΔ結線に戻す方式です。
// 始動電流および始動トルクは、いずれも全電圧始動時の1/3となります。

恐らくこの類の解説を読んでの疑問であろう
より正確に書けば
「始動突入電流」が全電圧始動時の始動突入電流の1/3になります
誤解されやすいのですが加速完了後の運転電流は1/3にはなりません

ブロアとか大型ローラとかではイナーシャが大きいので始動加速時間が長い
つまりブレーカがトリップするほど突入電流が流れる時間が長い
だからスターデルタにします

本件の場合、比較的小型11kwポンプなのでイナーシャが低く
スターデルタ駆動するまでも無く始動時間が短い

始動加速時間は恐らく2~3秒程度でしょう
なので普通のクランプメータでは計測不能
http://hioki.jp/32802010/index.html
// 表示更新レート 2.5 回/秒, 1回/3秒
高速モードに切り替えれば見えるかも <動体視力が無いと見えない

高速レコーダで始動突入電流を計測すればピーク電流はスターの方が低いでしょう
http://hioki.jp/recorder.html


前置きが長くなりましたが
通常ではスターのままで長時間運転は出来ません
本来はスターでの定格電圧は346Vなのです(200*√3)
低い電圧で駆動するから↑の講座の解説にある通り
「減電圧始動」なのです

つまり、電圧低下したままモータを駆動してることになります
ホーム > 音声付き電気技術解説講座 > 機器材料 > 電源の電圧変動で機器特性はどう変化するか
http://www.jeea.or.jp/course/contents/07303/
第3表に90%電圧で電流は11%増えると有ります

スター運転の場合、約60%の極端な電圧低下となります
なのでモータは過熱することとなります


>5、このままデルタ結線のまま電動機を回し続けて問題があるか?。
問題なし
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この回答へのお礼

ありがとうございます。良くわからないところありますが、勉強します。

お礼日時:2011/12/12 21:04

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