「一気に最後まで読んだ」本、教えて下さい!

歴代天皇の中で明治天皇が初めて伊勢参宮を行ったという話をききました。
それ以前の天皇はどうして参宮しなかったのでしょうか?
熊野に詣でるより先祖の神宮に詣でるのが自然と思いますし、
江戸時代にはおかげまいりが庶民に非常に人気があったのに不思議です。

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

大和朝廷の時代から南北朝時代の初期くらいまでは、斎王という未婚の皇族女性が伊勢に常駐していました。



由緒ある神社は古代から世襲の神主家がおり、伊勢神宮にも世襲の神主家が今日まで続いています。それとは別に皇族女性が常駐している訳ですから、斎王には天皇の分身としての意味があった訳です。

まあ、分身を置いていたからといって、天皇自身が参拝してはいけないという理由にはならないので、他にも理由があるはずで、研究テーマにもなっているようですね。

南北朝以降は皇室が経済的に衰微し、江戸時代の皇室経済は幕府の統制下で天皇も御所に軟禁状態なので、伊勢どころか京都から外に出ることすらなかった訳です。

神主とは別に天皇の分身を置いた事例としては、他には京都の賀茂斎院しか例がなく、その賀茂斎院も平安~鎌倉初期の一時的?な運用でした。
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