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エンドウの遺伝の「子葉の色」には 黄色と緑色がある。

また、「さやの形」には くびれがあるものとないものがある。

さやは子房壁(母親のからだの一部)から生じるため、「さやの形」は 受粉しためしべ、すなわち母親の遺伝子型によって決まる。


(1)は 「子葉の色」に着目して どちらの色が優性かを答える問題で それは 解けたので 省きます。


(2)「さやの形」に着目して、くびれがない系統の花粉を、くびれがある系統のめしべに受粉させると、(1)生じたさやは すべてくびれがあった。

このさやの中の種子をまき、成長した個体を自家受精させると、生じたさやは すべてくびれがなかった。

このことから くびれがあるものとないもの どちらが優性形質か。


(3)
(2)の文中の(1)の生じたさやの遺伝子型を答えよ。

ただし、優性遺伝子をB、劣性遺伝子をbとする。
また、系統とは、着目する形質の遺伝子型について、ホモ接合体であることを示す。


と言う問題です。



(1)で生じたさやが すべてくびれがあったのは 受粉しためしべが くびれがある系統だったからですよね?


この時点では どちらが
BBで bbかは わからないですよね?

でも どちらにせよ、(1)の生じたさやは Bbになると思ったんですが 答えがbbでした。



まだ 生物は 教え始めたばかりなので 知識が乏しくてスミマセン…。


(2)の答えは
くびれがない方が優性

(3)bb

の答えになるのは

どうしてでしょうか?

よろしく、お願いします。


長文、失礼しました…。

A 回答 (1件)

ひとまず、くびれのある系統の遺伝子型をKK、ない系統をkkとしましょう。

大事なのは、さやと、その中にある種子の遺伝子型はかならずしもおなじではないということです。種子の遺伝子型は配偶子(花粉と胚珠)の組み合わせで決まりますが、さやの遺伝子型は胚珠を与える側(いわば母親)の遺伝子型をそのまま受け継ぎます。

くびれのある系統から生じる胚珠の遺伝子型はK、くびれのない系統から生じる花粉の遺伝子型はkなので、これらが受粉して生じる種子(これをF1とします)の遺伝子型はKkです。問題文より鞘の形は胚珠を提供する側の遺伝子型(KK)できまるので、さやの形はくびれありになります。

上記で生じた種子(F1)をまき、自家受粉させた場合に生じる種子の遺伝子型はKK、Kk、kkのいずれかになりますが、その種子をつつむさやの形は親、つまりF1の遺伝子型Kkによって決まります。このさやが全てくびれなしということは、Kkの表現型がくびれなしだということであり、くびれなしの方が優性であることを意味します。従ってkは実はB、Kはじつはbということになります。

(1)の生じたさやというのはくびれがある系統のさやですから、bbです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

なるほど!
さやと種子の遺伝子型は
別のものとして 考えるんですね!

最初、自家受精したものは、BB,Bb,bbができるのに なんで すべて くびれありなのかが 謎でした。

でも 納得しました!!

お礼日時:2012/01/14 09:54

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