【あるあるbot連動企画】あるあるbotに投稿したけど採用されなかったあるある募集

君の身体の中にも別次元があって
宇宙があって
星があって
生物や人もいるのでしょうか?
あくまで仮説であり、例え話であって
存在を確認することは不可能なのでしょうか?

A 回答 (5件)

 ブラックホールの中心には、特異点と呼ばれる体積ゼロ密度無限大(ただし質量は有限)というものがあります。

無限大というのはマクロな物理学では、それがどういうものか説明できません。これはアインシュタインの重力方程式を解いてみて、分かったことです。実際にそれと思われる天体も発見されています。

 しかし、そういうマクロの物理学では体積ゼロになるような場合は、ミクロの物理学の量子力学で考えることはできます。
 ホーキング博士も、ブラックホールの特異点を量子力学で考えて、彼が「量子のあぶく」と命名した、体積がゼロではない、時間が無い(止まっているのではない)、あらゆる可能性を同時に持つ何かだという仮説を発表したことがあります。

 マクロな物理学(相対論)でも、ブラックホールの中で時間が逆向きに進むと、外からはブラックホールと見分けはつかないけれど、中心から表面(事象の地平面)に向かって、物質を吐きだし続けているホワイトホールというものあり得ることを示しています。ただ、到達には無限大の時間がかかるため、有限の時間では外からはブラックホールそっくりなホワイトホールから物質が吐きだされることはありません。
 さらに、特異点が回転していると、点ではなくリングとなり、リングの中には、どこか分からない全く別の世界がつながっていることも、理論的には分かっています。

 宇宙がマトリョーシカのようというのは、このブラックホールの特異点について、それがホワイトホールの特異点につながっているとする、アインシュタインの重力方程式を解いてみた上での、理論的な予想です。
 もし、無限大の時間の後ということを想定できるとすると、ブラックホールの特異点から、別の宇宙が生まれることが可能となります。この宇宙も別の宇宙のブラックホールから生み出されていて、さらにこの宇宙のブラックホールからさらに別の宇宙が生み出されていて、と先祖の宇宙と子孫の宇宙がずっとつながっているということになります。
 この仮説の提唱者は、この宇宙の始まりについての、ビッグバン説、インフレーション説等々が持っている問題点を解消できる可能性があると考えているようです。

 そういうことなんですけれど、以下の解説が参考になるかと思います。

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_ar …

 もちろん、まだ仮説の一つですし、恒星が潰れてできるブラックホールは有限の時間ではできません。収縮して表面重力が強くなって行くと、いずれ時間が止まって、収縮もそこで止まり、本当のブラックホールになれず、特異点も作れません。特異点を持つ本当のブラックホールになるには無限大の時間が必要です。

 さらにホーキング博士の仮説である、「ブラックホール程度の重力だと、表面から光が出る」というホーキング輻射があります。これは理論的予想とはいえ、かなりしっかりしている説です。
 これが本当だとすると、ブラックホールになりかけの星は、光を発してエネルギーを失い、それは星の質量を減らすことになり、ついには星は有限の時間で「蒸発」して消えてしまいます。
 つまり、ブラックホールになりそうな星があっても、無限大の時間をかけてブラックホールになることができず、有限の時間で消えてしまうということです。

 ですので、ホーキング博士などは、「もし宇宙が誕生したときからブラックホールである星があれば」というようなことを言っています。宇宙論は、重力理論の最有力候補の一般相対論と量子力学をうまく組み合わせることができず、難航しています。これを組み合わせることができれば(量子重力理論)、もっといろいろなことが分かって来るでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
大変勉強になる内容ですので
じっくり時間をかけて読み深め
疑問が湧いたらまた調べたいと思います。

お礼日時:2012/01/29 21:04

>あくまで仮説であり、例え話であって



たとえ話にするのは自由かもしれませんが、科学的な立場を取れば仮説にすらなりません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2012/01/29 21:04

こんにちは.


どうやら哲学的な話を聞いてしまったようですね.
聞いてしまったものはもう,しょうがないので教えるしか
ありませんね.(。・ω・)

それは宇宙の”入れ子構造”のことだと思います.
ミクロのほうを観るならば,それは余剰次元という隠れた
次元であり,もともとあった高次元が,小さく丸まったと
考えて下さい.その結果,残りの3次元だけが見える形で
我々の環境として現れた.

まずストローを思い浮かべて下さい.ストローの表面は,
面(2次元)ですが,
遠くから見ると直線(1次元)に見えます.

こんどは,ストローを数本束ねてひとつの束を作ります.
それをさらに遠くから見た場合,やはり直線に見えます.

そしてその束を輪切りにすると新たな次元(断面)が現
れますが,遠くから見るとその次元は見えません.


次にマクロのほうを観るならば,我々の宇宙は,もともと
あった親宇宙から移項したものであり,その親宇宙には,
そのまた親がある.ですから,しばしば哲学では,ビッグ
バン特異点が否定されるのです.特異点である必要性を
安易に肯定しないからです.

哲学的にこんな考え方なんです.そこに人が住んでいるか?
とかそういう考えには発展していないと思います..


ところで,宇宙は膨張しているそうですね.
だけど,ルメートル司祭が提唱した 宇宙の卵 理論
( 一般的には,ビッグバン理論 )は,相対性理論から
導き出した理論なんだそうです.アインシュタインは,
宇宙は膨張なんかしない,といっていたそうですが.

しかし哲学では,相対性理論さえも疑って観るんです.
科学的な観測についてもです.科学的観測とはいうものの
先行理解という自明性ありきでの観測なのであって,
やはりそこにはパラダイム(常識として認識される枠組み
であり,構造であり,法則のようなこと)が据えられており,
パラダイムが間違っていれば,観測方法も間違っているの
ではないか.という哲学的な考え方でもあるわけです.

いままでの哲学は,どうしても論理を優先する傾向があった
ように思いますが,天才といわれたゲーテは,聖書解釈の中
で「始めに言葉ありき」のところを「始めに行動ありき」と
改めています.

つまり人はまず行動するものであり,そこからすべての認識が
発生する.それを蓄積(継続)することによって,
障害として体が動かなくなった場合にも,知識と発想が行動を
補うという,人間が持つ”脱自的時間性”
(行動せずにはいられない.そして何かを作り出さずにはい
られない性質であり,身体機能を新たに作り出してでも,
行動につなげようとする性質)を意味していたのです.

ですから若いうちは,とにかく行動することです.思考や空想
だけに囚われてはいけないわけです.

「良く遊び,良く学べ」これが若者に対する哲学の,ひとつの
答えですから,あなたにこの答えを差し上げます.
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
とても参考になるお話です。
ストローは興味を持てます。
現実はつまらないのかもしれません。
想像は楽しいです。
(いつも想像しているわけではありませんが)
ご協力感謝します。

お礼日時:2012/01/24 10:19

時空的大きさに、最小単位(量子)があり、無限分割はできません。


究極の理論といわれる超弦理論において、その量子の定常波振動パターンとして、全ての素粒子を導き得ています。
その、量子>クォーク>原子>分子>細胞>脳(意識)という階層現象化(下位現象の単位の相互作用において安定な反応が残って上位現象単位となる)において、原理的な1つの定数から、我々の目にする現象的な多彩さを生んでいるのだ。
つまり、階層現象性の下位では、このような世界は不可能だったのです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
行きつくところ量子で終わるのですね。
別の次元というのも、別世界や夢の世界という
抽象的なことでなく実在するわけですね。
勉強になります。

お礼日時:2012/01/24 10:13

マトリョーシュカことかな。

宇宙というのがいわゆる宇宙空間を指すものであれば、そんなことは無いでしょうね。ただ比ゆ的な意味でマンデルブロ集合のようなものであると言うのであれば、あながち否定できないかとも思いますね。次元というのが空間的な位置を示すものと時間を含めたものを指すのであれば、体の中も外も、おなじ次元に有るので、別次元が存在するkとは無いでしょう。まぁ、ブラックホールなどの特異空間に落ち込む瞬間とかは時間の事象の地平線をはさんで別の次元であることも有るでしょうけれど、その時点でもはや物質としての存在ではないのでこんなことを考えても仕方が無いでしょうね。


哲学的な意味では解釈しだいでは、そういった話が出てくるかもしれませんが、物理の世界では通常の空間でそのようなことは起こりません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうござます。
科学的に実証できないことは解っているので
比喩的表現を使っているのですね。
ご協力感謝します。

お礼日時:2012/01/24 10:08

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