アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

こんにちは、質問させていただきます。

先日、母が「磁気活水器」と呼ばれる装置をリースにて購入しておりました。
わたくし自身もその装置("C"文字状のかたちで、水道管にはめて使う)を使ったところ、実際に油汚れが簡単に落ちる、肌がすべすべになる、水の味がまろやかになったと感じるなどの効果を実感しました。
また、母の友人は腎臓疾患があったのですが、この水を飲用するようになってからコレステロール値が正常になったとのこと。
素晴らしい効果のようにも思いますが、あまりに強い効果で逆に不安になってしまいました。

パンフレットや母の意見を参考にすると、

「水道水をその装置に通すことで、水分子のクラスターが小さくなり"浸透する力が高い水"となるのでこの効果が得られる」
「そのために水分子が細胞膜を通過する」
「工業用だったものを家庭用にした」

とのこと。高校化学の知識で、おそらく普通の水より浸透圧が高いのかな、程度には思いますが…。
また、ネットにて少し検索したところ、工業用磁気活水器を通した水を生物の飼育に使ったところ、死産や被害が出たとの記事も見つけてしまい、この水を長期飲用したら、どんなことが起こるかが不安です。

東京某所の水道水が油を溶かす量を基準=1.0としたとき、この装置を通過した水が2.42倍の油を溶かすといった趣旨の記述だけが数値的な情報です(界面活性力についての実験でした)。

乏しい判断材料のもと申し訳なくも思いますが、長期飲用の際に、安全性があるかどうかご回答いただけないでしょうか。
どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (6件)

他の回答に誤解があるようです。

私も専門家ではないので、正確なところはわかりませんが、少しだけコメントします。

液体である水は、H2Oの分子が自由に動き回っている状態であり、固体である氷は、H2Oの分子同士がくっつきあって動けない状態であると通常は考えられています。しかし、実際の液体状の水はH2Oの分子がバラバラに動いているのではなく、いくつかの分子がくっついて塊となり、その塊が動き回っている状態なのです。これは、水の分子が「く」の字形で、全体としては電気的に中性なのですが、ミクロで見ると曲がった部分がマイナスに帯電し、両端がプラスに帯電しているために生じる現象です。この分子の塊をクラスターと呼びます。

不均一な磁場がある場所を、一定速度以上のスピードで水のクラスターを動かすと、電気を帯びた水クラスターが磁場から不均一な力を受けるため、クラスターが壊されて小さなクラスターになることが予想されます。これは科学的に正しい内容です。

水の分子の塊であるクラスターが小さくなると、水の反応性が増すことが予想されます。具体的にはさまざまな物質が通常の水より溶けやすくなったり、あるいは通常の水より細胞膜を通過しやすくなったりします。これは『化学的な』界面活性作用などとは別の現象であり、どちらかというと『水よりお湯の方が物質が溶けやすい』ということと似た現象です。

水道管に磁石を取り付けることにより水道管内部に不均一な磁場を作り、そこに一定以上の速度で水を流すことにより水のクラスターを壊して小さくすることで上記のような効果を期待したのがご質問の商品です。

水のクラスターを小さくするだけで、何かを除去するわけではないので、水中の有害物質が除去されるようなことはありません。パンフレットにはそのように書いてあるはずです。

この装置の効力に関してはいくつかの疑問点があります。

まず原理的に水が一定以上の速度で動かなければなりません。同じ量の水が管の中を移動する場合、細い管の中を移動するときと太い管の中を移動するときとでは、細い管の方が速いスピードでミスが動きます。庭に水を撒くときに、ゴムホースの先を指でふさぐと、隙間から水が勢いよく飛び出すのと同じ理屈です。とすると、水道の太い本幹にこの装置をつけた場合、水の動くスピードが落ちますから、効果が少なくなるはずです。
また蛇口から出す水の量により、クラスターの壊れ方に差が生じます。ちょろちょろとほんの少し出すだけだと、効果はないでしょうし、たくさんドッと水を流した時にはたくさんのクラスターが壊されるでしょう。ですから、実際にどの程度のクラスターが壊されているのかがはっきりしません。もしかすると全く壊されていないかもしれませんし、たくさん壊されているかもしれません。ご家庭でこれを調べる方法はありません。

また、小さくなったクラスターが、どのくらいの時間、小さいままでいるのか不明です。いずれはクラスター同士がくっつきあって大きなクラスターになってしまいます。従って、水道の蛇口から遠く離れた場所にこの装置をつけた場合、その装置から蛇口までの水道管に入っている水は、蛇口をひねった時には大きなクラスターに戻ってしまっているかもしれません。

為害作用についてはデータを知りません。ただ、魚などの水棲の生物をこの中で飼育した場合、種々の反応性が強くなっていることによってエラなどがダメージを受ける可能性があります。
人体への影響についてはわかりません。
これは私の想像ですが、さほど強力な効果はないようですから、害はないかほとんどわからない程度の軽微な程度にとどまるのではないでしょうか。
    • good
    • 9
この回答へのお礼

当方はすでに専門知識や単語が抜けてしまっていたので、分かり易い説明で助かりました。貴重な判断材料にさせていただきたく思います。
丁寧なご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/02/15 20:19

そもそも水クラスターの大きさを「直接」測定できる測定器はありません


以下のリンクは 怪しい水活性器の効能書きに使われた「研究結果」が いかに素人実験の域を出ていなかったかの文章です
http://www.cm.kj.yamagata-u.ac.jp/atom11archive/ …

NMRの仕組みからわかる人はぜひ熟読ください
    • good
    • 6
この回答へのお礼

大変参考になりました。どうもありがとうございました。

お礼日時:2012/02/15 20:27

プラシボ効果か?



質問を装った提灯か?

どっちでも構わないけど、別に問題は無い。そのリース料以外は。

この回答への補足

>質問を装った提灯か?
仮にそれなら商品名も書きます(そんなことやりませんけども)。
わざわざ伏せるのは、この商品が良いのか悪いのか、当方では判断がつかないためです。

>問題は無い
界面活性力の大小からの判断なのか、あるいは他の科学的根拠であった場合も、もう少し詳しくご回答頂けないでしょうか。

補足日時:2012/02/15 16:11
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答締め切らせていただきます。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/02/15 20:44

あー そもそ効果がないですから 副作用なんて考えなくっていいっす


http://www.qlife.jp/square/column/story621.html

いや失礼 あなたが感じた効果のうちひとつだけは科学的に実証されています
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%81%BD%E8%96%AC
ブラセボ効果 あるいはブラシーボ効果といいまして 用は理論のわかっていない人間に
あたかも効果があるように説明してから何かを与えると 効果があるように感じてしまうという効果です。
一般に学や教養のない人ほどかかりやすい傾向にありますので、お母様ともども、これからも怪しい健康器具や健康食品、果ては内職商法などの詐欺に引っかからないよう注意しましょう。

この回答への補足

>学や教養のない人ほどかかりやすい
この記述は、少なくともOKwaveではあまり推奨される表現でないと思いました。
あまり言いたくはないですが、わたくし自身、決して学の無い人間ではありません。あと、否定的な記事は検索してすぐ出ますし…。しかし、この水で起きたことを実際に見て、驚きと同時に不安に思うので、質問させていただきました。

以下、下の方との補足と同様になりますが…
味覚や肌触りについてはプラシーボ効果が認められるとも思いますが、油が溶ける量が水道水と明らかに違うので、その点の安全性などについてご回答願えないでしょうか。

補足日時:2012/02/15 14:45
    • good
    • 2

普通の水となんら変わりありませんので、


長期にわたって引用しても効果も害もありません。

水のクラスターが小さくなる? 浸透する力が高い?
などという言葉は中学理科でも非科学的に聞こえますが、、、

磁気活水器 効果なし 有害物質減らず 生活センターがテスト
  水道管や蛇口に磁石を取り付け、「水がまろやかになる」などの効果をうたう「磁気活水器」が売られているが、残留塩素や有害物質の除去・低減について、実際に効果はないことが20日、国民生活センターの商品テストで明らかになった。
 磁気活水器の大半は、浄水器と違ってフィルターはなく、水には直接触れない。磁力で水の味を変えるとして、インターネットによる通信販売や、訪問販売などが行われている。
 センターは、残留塩素や発がん性の疑いがあるトリハロメタンの除去・低減をPRしている6機種について、6~7月に商品テストを実施。価格は2800円~23万円と幅広いが、テストの結果、磁気活水器の取り付け前と後で、残留塩素やトリハロメタンの濃度に変化はなかった。
 「除去や低減の効果はない」として、センターは業界団体に広告・表示の改善を要望。公正取引委員会にも、事業者に対して排除命令を出すよう求めた。 2008.08.21 読売新聞より。
http://www.sei-ken.co.jp/info.htm
水ビジネスは、昔から良くある手口。 私に言わせると、プラシーボ効果といったところかな。

この回答への補足

このような記事も既に見てはおります。

ただ、実際に良くなっている人を見ていると同時に、それがプラシーボ効果によるものだと本人が思わない場合、長期的に摂取して安全かそうでないかを判断するには数値による判断(+その信頼性)しかないと思っております。しかし、わたくしでは専門知識が無く判断出来ません。
自身が感じた味覚や肌触りはプラシーボ効果だとしても、油が溶ける量が通常の水(水道水)と明らかに違うため、体内の油分を溶かしすぎて危険なことになるのでは…という不安が強いです。
水は毎日大量に摂取するものであるから、危険でもいけないし、反面、本当に良いものなら母や母の友人にも続けてほしいといった気持ちでおります。

最初からこの点を強調して言えればよかったのですが(申し訳ありません)、界面活性力の数値から、再度安全性のご判断頂けないでしょうか。

補足日時:2012/02/15 14:14
    • good
    • 1
この回答へのお礼

回答締め切らせていただきます。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/02/15 20:44

http://www.kokusen.go.jp/test/data/s_test/n-2008 …

朝日新聞・・・・
 有害なトリハロメタンや残留塩素を水道水から除去・低減する効果をうたう「磁気活水器」
について、国民生活センターは20日、テストした6社の6商品すべてで、そうした効果は
なかったと発表した。景品表示法に触れる恐れがあるとして公正取引委員会に業者の処分を
要望した。

 テストした商品は、配管工事なしに蛇口や水道管を挟み込むように取り付けるタイプ。
インターネットや訪問販売などで約3千~約23万円で売られ、広告や資料には「磁場を
通過する際に塩素やトリハロメタン等の有害物質も軽減され、まろやかな味の水に変化します」
などと書かれていた。トリハロメタンや塩素を溶かした試験水を、毎分10リットルで10分間
蛇口から流した時点で、濃度を調べたが、磁気活水器の有無で違いはなかったという。

 浄水器は家庭用品品質表示法で「水道水から残留塩素を除去する機能があるもの」と
定義されているが、「活水器」にはこうした基準がない。全国の消費生活センターなどに
今年7月までの約5年間で4650件の苦情や相談が寄せられていた。12社が加盟する
日本磁気活水器協会は「活水器は濾過(ろか)器や浄水器と根本的に違い、不純物を物理的に
除去できない。加盟社に誇大表示をしないよう指導したい」という。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

回答締め切らせていただきます。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/02/15 20:44

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!