プロが教えるわが家の防犯対策術!

碓氷峠の補機、EF62・63についての質問です

碓氷峠用に使われていたEF63・62は後押しや抑速ブレーキとして使われていたのは知っているのですが、
EF62とEF63では具体的にどういう使い分けをされていたのでしょうか

A 回答 (3件)

EF62は本務機で、上野・高崎-長野・直江津を通して運用


されていました。

EF63は補機専用で、横川-軽井沢の往復専用でした。

結果として、特急や急行電車の補機としてEF63は連結され
ましたが、EF62は電車には連結されませんでした。反対に
上野駅で、客車時代の急行白山や越前などをけん引する
EF62は見ることが出来ましたが、EF63は上野では見れま
せんでした。

信越線の客車や貨物が少なくなった一時期、EF62は東海道
・山陽線で荷物列車をけん引していたことがあります。

この回答への補足

ということは
貨車や客車をEF62が引いて、EF63重連をつけてそのまま横軽に入り
峠を越えるとEF63重連を切り離し、EF62が貨車や客車を引いていく

電車やディーゼルカーには横軽でEF63重連だけををつけて
峠を越えるとEF63重連を切り離し
電車やディーゼルカーだけで走るといくことですか?

補足日時:2012/02/16 14:33
    • good
    • 0

使い分けと言うよりも、EF63は構造上、一般の軌道上を走行できない電気機関車です。



EF63の軸配置は「Bo-Bo-Bo」。
軸重は急勾配における軸重偏差を考慮し、軽井沢側台車19t、中間台車18t、横川側17tとなっています。
このため、もしEF63を一般的な線形の軌道上で使用した場合、1エンド側先頭と2エンド側先頭では牽引力が変わってしまう事になります。

もっとも、それ以前の問題として、EF63の軸重は車両制限令を越えているため、一般的なレール(旧国鉄&JR)の上を走行することが出来ません。
EF63は特別に強化された軌道を敷設してある「軽井沢~高崎機関区」のみ走行可能な、特別な電気機関車です。

EF62など主務機と連結し強調運転を行う場合。
制御は、すべてEF63補機で行います。
運転手は、一番、横川側のEF63運転台で制御します。
普段の営業運転でEF63の運転席は、横川側のみしか使用しません。
このため、EF63の運転設備も横川側と軽井沢側に違いがあります。
横川側は正式な運転設備。
軽井沢側は簡易運転設備。
軽井沢側の簡易運転設備は高崎機関区で検査を受けるために、横川=高崎間を回送する際のみに使用されます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました
とても丁寧ですごくわかりやすかったです

お礼日時:2012/02/16 17:47

#1です。



>貨車や客車をEF62が引いて、EF63重連をつけてそのまま横軽に入り
>峠を越えるとEF63重連を切り離し、EF62が貨車や客車を引いていく

>電車やディーゼルカーには横軽でEF63重連だけををつけて
>峠を越えるとEF63重連を切り離し
>電車やディーゼルカーだけで走るといくことですか?

はい、全くその通りです。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!