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いつもお世話になります。
イスラム教は、世界の3大宗教と言われています。しかし、アルカイダなどのテロ組織の教義とされていると思います。
世界中に広範な信者を擁する千年以上の歴史を有する宗教が、テロなど支持しているとは思えないのですが、事実は等なのでしょうか?
(イスラムの教え)も簡単に解説できることでしたらお教え戴きたいです。
よろしくお願いします。

A 回答 (8件)

まずNO3の回答者さんもおっしゃっていますが、テロと宗教が少なからず関係はしていますが、イコールではないという事は分かっていただきたいです。


ひとつの物に対して人の解釈は何通りもあり、またその人の周りの状況によって大きく変わるものだと思います。
テロを行っている人はイスラムの名で悪行を働いていますが、教えからは全く別の方向に向かっています。(と私は思います)
うちの主人はイスラム教徒ですが、いつも言っているのは
・女性を大事(尊敬)にする事
・両親を大事にする
・困った人がいたら助ける
 です。
私も結婚を機にイスラム教徒になりましたが、上記の事を
心に留めて生活すればいいよ、と夫に言われました。
これは彼の信仰の中で重要視している事だそうです。

話しとはずれますがアメリカがイラクにしている事は本当にイラク国民にとって、世界の常識からいってブッシュのよく言う「正義」なのでしょうか?
私にはなんとか正当な理由をつけて戦争をし、石油を奪う略奪にしか見えません。
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この回答へのお礼

イスラム教徒さんの常日頃のお考え聞かせて頂いてよかったです。キリスト教徒か仏教などとも共通するのでしょうか?
イスラムというと怖いと言う思いでしたが、engladpubさんのカキコでそんなのは偏見だったことが解りました。
ありがとうございました。

お礼日時:2003/12/16 21:49

まずイスラム教というのはありません。

あくまでもイスラムです。意味は「帰依」ですね。つまり身も心も神にささげますということです。

それから「原理主義」というのは、もともとキリスト教(これも信者は「イエスキリストの福音」というのが本当で、第3者が言っている名称です。)の中で使われていた言葉です。イスラムの民にとっては「ムスリム復古運動」というのが正しい言葉ですね。

現実として、ウルマー(イスラム法学者)やイスラム宗教家から多数のファトア(教令)でテロが公言されているようです。

イスラムの地縁的な集まりをウンマと言い、それらが集まってアルデルイスラム、すなわちイスラムの家という概念があります。その外をアルデルハルブ、戦争の家と言い、アルデルハルブからの侵略からアルデルイスラムを守ることをジハード、聖戦と言います。これは必ずしも地域的な目に見えるものだけではないでしょう。

ところでなぜ歴史を有する宗教だと、テロを支持しないと断定するのですか。宗教にテロはむしろ当然ですよ。むしろイスラムは異教徒(ただし聖典の民に限る、偶像崇拝者は含まない。)にも寛容な方で、税金さえ払えばアルデルイスラムでの暮らしも許されます。俗に言うキリスト教など魔女狩りや異端審問などすさまじいものがあります。

イエスキリストもユダヤ教として異端だったから十字架に磔けになったのでしょう。

そもそも宗教とは、それ自体が規範社会ですから、教義の中に正義やタブーなどを持っているものなのです。当然、他の宗教や宗派との間で、それぞれの正義がぶつかるのは明らかでしょう。まして一神教ではなおさらです。

中世はまさに宗教と宗教の衝突の時代でした。政治も聖俗がごちゃ混ぜだったのです。そのためありとあらゆる宗教紛争が発生しました。その最たるものが「ドイツ30年戦争」です。それを解決したのがウエストファリア条約であり、これによってその後世界に作られる、主権国家なのです。

まさに宗教世界から国家が独立したわけです。これによって政治は世俗化し、少なくとも宗教的対立よりも、国家の法が優先することになるのです。

宗教はテロも支持しますし、宗教戦争には合理的な停戦などはありません。どうしても宗教がらみの対立になると、正戦論(聖戦ではありません。正戦です。)が主流になり、これが宗教間では当然折り合いませんから、血で血を洗う対立にならざるを得ないわけです。
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この回答へのお礼

イスラム教というのはない。知りませんでした(恥)
まあ、恥でもないでしょうが(汗)
ウエストファリア条約とは、そんな意味があったのですか。宗教戦争というのは世界史で覚えましたが(汗)
いろいろ詳しく書いてくださって有り難うございます。
よくわかりませんけど、よくわかりました(大汗)
有り難うございました。

お礼日時:2003/12/19 23:38

まず最初に「原理主義」っていう言葉は日本のマスコミが勝手に作った造語なのであまり拘らない方がいいと思います


テロリストは自分達の目的の為にイスラム教を利用しているだけです
確か自殺は禁じているハズです
精神主義を生きる糧としている国にとって物質重視な国に入って来られるのは脅威なんでしょうね
やっぱり人間は物に釣られやすいから・・・
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この回答へのお礼

自殺は禁止。自爆テロは禁止のはず?知りませんでした。
ありがとうございました。

お礼日時:2003/12/16 21:42

原理主義について、以前新聞で読んだ例が分かりやすかったです。



件のタマちゃんが帷子(かたびら)川に現れた際に、

タマちゃん派:
元々タマ川にいたのだから、タマちゃんでいいでいいじゃん。

帷子川派:
帷子川に住んでいるのだから、カタちゃんにすべき。

タマちゃん原理主義派:
タマちゃんがいるんだから、この川もタマ川にすればいいじゃん?

--
イスラム教では「人間は全て平等である」と説いているので、平等でないように見える個所が過激派の標的になっているんだと思います。
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この回答へのお礼

平等というのは、キリスト教も同じですよね。
分かり易かったです。
ありがとうございました。

お礼日時:2003/12/16 21:43

今起きているテロは、イスラム教の教えでやっているわけではありません。


イスラム原理主義者は、「イスラムの教えが絶対すべて。それ以外は悪魔の教え」として排除しようとしてるわけです。

どんな宗教でも「神を敬い、人に親切にしよう」という点では同じだと思うんですが、どうして排除しあうのやら・・・
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この回答へのお礼

そうですよね、そうじゃないと信仰にならないような
気がします。
ありがとうございました。

お礼日時:2003/12/16 21:45

イスラム教の教義には、ジハード(聖戦)という概念があるのは御存知だと思います。



これは、
1、唯一神アラーは、この世界のあらゆるものすべてを作り給うた。
2、われわれはすべて、神の栄光を、この世界において表現するために生まれてきた。
3、従って、ムスリム(イスラム教徒)たるもの、正しい神の教えに従わないもの、
神の教えを妨げるものとは、断固戦わねばならぬ。
という事です。

しかしながら、実際には、イスラム法の教科書的な解釈によれば、
ジハードが成立する場合というのは、厳格に規定されているのです。

一つは公的なジハード。
これは、イスラム世界そのものが他の勢力によって侵略されているという場合、
カリフ(イスラム世界全体の最高権威者)によって、全ムスリムに対し、
侵略者への宣戦の呼びかけがなされるというもの。

この場合、イスラム教徒は、神に対する義務として侵略者と戦わねば
ならなくなる訳ですが、そもそもカリフというのは、歴史上、
13世紀を最後に存在しなくなっているので、「公式なジハード」が発令される事は、
理屈の上からいってありえない、という事になります。
実際に、例えばサダム・フセインの様な人物が、自らの立場でジハードを呼びかける事は
歴史上多々あったのですが、イスラム世界全体を挙げての参戦という様な事態は、
十字軍との戦いあたりを最後に、絶えてありませんでした。

もう一つは私的なジハード。
これは、自分の権利が傷つけられた時には、自分が受けたのと同等の損害を
相手に与える仕返しをしてよいとするもの。つまり、ハンムラビ法典にある、
同害復讐の原則と同じものです。

イスラム法学者も「汝の敵を愛し迫害する者のために祈れ」という
イエス・キリストの教えを最上の価値を持つものとして認めてはいるのですが、
それは生身の人間としてはあまりに難しいので、一発殴られたら一発殴り返してよい、
一人殺されたなら一人殺してよい、と、コーランの教えに即して認めている訳です。

ですから、たとえばパレスチナ人のイスラエル軍に対するインティファーダは、
イスラム教の教義からいって容認されうる余地があります。イラク人が
自国に駐留するアメリカ軍に対して行うテロ行為も、場合によっては
ジハードにあたるかもしれません。

しかし、イスラエルの一般市民とか、イラク駐在の第三国人相手となるとどうでしょうか?
まして、9.11のアメリカ同時多発テロや、トルコやサウジアラビアといった
第三国で頻発している無差別なテロ行為は、完全に「自らが受けた損害を
同じ分だけ仕返しする」という範囲を逸脱しているので、
「まともな」イスラム教の教義から見て、正当化できるものとはとうてい思えません。

アルカイダに代表される過激な武装集団が、しばしばムスリムによって構成され、
ムスリムの支持を受けている事は事実ですが、それは、例えばサウジアラビア・
イラク・アフガニスタンといった国々の、非民主的な政治体制や多分に偏った
経済構造に起因するものなのであって、イスラム教の教義とテロリズムとを
安直に結びつけるのは、例えば、「神社に初詣に行く様なやつは、
そのうち軍国主義者になって中国やシンガポールに攻め込むに違いない」という様な
ものではないでしょうか。
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この回答へのお礼

そうなんですか。全く知らないことでした。カリフは、フラグハンが、アッバース朝滅ぼしたころに無くなったのですか?そう言えば、キリスト教には、ローマのバチカンに大司教様だったですかいらっしゃいますが。
浄土真宗なら大谷家、創価学会なら池田大作さんとかですが、イスラム教の世界的宗教指導者というのは、余り聞きませんね。私が知らないだけでしょうけど。
それにしても、サダムフセインとはイスラムにとってどんな人物だったのでしょう?
大変詳しく書いてくださって、
ありがとうございました。

お礼日時:2003/12/16 22:00

こんにちは。


イスラム教については詳しいわけではありませんので分かる範囲で。
イスラム教は戒律のとても厳しい宗教ですよね。毎日5回(でしたっけ)のお祈りは欠かしませんよね。性にも厳格だったり、そのほかにも色々ありますが、イスラム教の経典(=コーラン)がイスラム教徒にとっては何よりも大事な物なのです。コーランに反することは認められないのです。国家よりまず宗教があるのです。宗教こそが彼らのすべてといえるでしょう。それもひとつの大きな文明です。
異教徒であるアメリカ人なんかがイスラムの地に色々厄介なことするもんだから、イスラム教徒、特に厳格に教えを貫いているいわゆるイスラム原理主義の人々にしてみれば、はらわたの煮えくり返る思いでしょう。
テロ、テロといわれていますが。彼らがやっていることは自分たちのアイデンティティーを守るための「聖戦(ジハード)」であり「レジスタンス」であると思います。
アメリカのやってることのほうがよっぽどテロですよ。しかも世界を股に掛けた独裁者ですからね。始末が悪いですよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。そうですね。アメリカの戦争も
大義名分があるのかないのか解らないです。
どうもです。

お礼日時:2003/12/16 21:41

イスラム教には詳しくないのですが、どんな宗教でも人を殺すことを是としている宗教なんかないんじゃないでしょうかね。


そんなこといったらアメリカはキリスト教の国なんだから、右の頬をたたかれたら左の頬を差し出さなければならない。「今度は、エンパイヤーステートビルを狙ってください」と言わなきゃいけない。おっと、冗談が過ぎました。

ろくな宗教を持たず、アメリカのポチ化している日本人には理解しがたいかと思いますけど、アメリカのやっていることは暴挙です。アメリカの戦争に協力してはいますが、イギリスの人のほうがよほどこのことを理解しています。いまだにイラク戦争反対の人がたくさんいます。
アルカイーダのテロもイラクのテロも同じですけど、アメリカは「遊びをなく追い詰めすぎ」なんです。「テロの根絶」ってアメリカが言い出してから、テロが減りましたか?逆に増えてませんか?
軍事力で今のアメリカにかなう国はありません。追い詰められた人は、アメリカの軍門に下る(日本はそう)か、テロするかしか選択肢がありません。
日本人は宗教を持ってませんから、命より大事な物はないと思ってます。だから平気でアメリカの暴挙にも尻尾を振れます。
宗教を持っている人は、命より大事な物があると確信しています。だから、命を賭してもアメリカの軍門に下るなどと言うことは潔しとしないのではないかと思います。
軍事的に対等にアメリカに渡り合うことはできません。となると、テロしか方法はありません。話し合いがあるなどといっている人はよほど平和ボケしています。アメリカは国連決議を無視してイラク戦争を始めたんですから・・・。
要は、テロの根源はアメリカと言うことです。
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この回答へのお礼

なるほどです。テロは弱者の戦争ですね。
早速のご回答有り難うございました。
あと誤字がございました。(等)は、(どう)の間違いでした。よろしくお願いします。

お礼日時:2003/12/16 00:07

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