プロが教えるわが家の防犯対策術!

騎手の追う時の姿勢について教えて下さい。

騎手が直線で馬を追う時、中央の騎手は基本的にお尻があまり上下せず追っているのに対し地方騎手や元地方の岩田騎手などはお尻が鞍につくくらい上下しています。
海外の騎手も稀に上下する騎手は見受けられますが、岩田騎手などのように物凄く上下する追い方は見ません。

一概に良し悪しがあるのかよくわかりませんが、追い姿勢としてどちらがいいのでしょうか?
馬のタイプなどにもよる部分があると思いますので一般論でも構いません。

A 回答 (2件)

こんにちは。

競走馬の調教に携わっています。
結論を先に申しますとどちらが良いかと言うと正直わかりません^^;
回答として適切ではないかもしれません。
ですが数週前の週刊ギャロップにおいて岡部幸雄さんと池添騎手の対談があり、
少し話題にのぼってました。

内容としましては
岡部
「最近腰をパコパコさせる騎手が多い。馬への扶助と言うのは極力小さいものであれと進化してきたのに、
あれでは時代に逆行している。感心しない」

池添
「あの乗り方は好きじゃない。それに理想とする騎手にデットーリなどあげているのに理想の騎手がやっていないあの様な乗り方をするのはただの馬主へのアピールにしか見えないです。」

岡部
「でも勝つんだよな~」

池添
「けど岡部さんがそういう風に言ってくださって心強いです。僕はそういう連中に負けないように頑張ります」

手元にギャロップがないので完全ではありませんがこういう内容でした。

個人的にも最近気になっていたことでした。上記両人の意見は参考になりましたが、
腰を上下にパコパコしている騎手が池添騎手が言うような馬主へのアピールのみではなく本人達なりの
勝つための騎乗理論の具現化でもあるのではないかなぁ。。。と言う気もします。

ちなみに川田騎手は自らの追い方について「馬への負担が大きいのは間違いないはず」と言っていたと思います。
これは扶助が大きいためであると思います。同時にJRA競馬学校で習った乗り方は自分の理想とは違うかったとも。
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馬術やってたので、そのくらいの知識しかありませんが・・・



お尻をあげて乗る方法は「モンキー」といいます。
なんにせよ、馬の背にのってる人間は、
馬にとって「荷物」ですから、その荷物感覚を
軽減するために、あのようなスタイルが
「馬にとって楽」なようです。

ですが、あのスタイルはかなり危険で
アブミに乗せてる足は、つま先のみです。
(馬にのるときはそれが正しい乗り方)
乗馬だとアブミが馬の腹あたりにありますので、
足で馬の腹を押さえて、バランスは取れますが、
競馬は鞍の下にアブミですのでつま先のみで
バランスと体重をささえてます。

少しでもバランスを崩すと、あっというまに落馬します。
しかも、太もも、腰にかなり負担がいき、
あの状態でずっと乗るということは、
騎手自体、かなりのスタミナがいります。
つま先で空気椅子をしてる感じですね。

そんなことしてたら、最後の直線で馬をおう体力も
なくなるので、体力に自信がない騎手が
安全のために腰を落としているのかなと思います。
あと、たまに腰がやわらかくてうねるような馬もいまして、
その場合は、モンキーのほうが楽なときもあるかと。

馬術やってた時代に、一度だけモンキーやってみましたが、
バランスとるので精いっぱい、いよいよ走るというときには
すでに「ごめんなさい」でした^^;
騎手ってすごいなーと尊敬します。

地方競馬 中央競馬でちがうとのことですが
これは参考URLをみていただけるかとよろしいかと。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%B3% …
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