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3bandのイコライザーにはbass、middl、trebleが書いてあり、それぞれを調節するツマミがありますが、6band、10bandイコライザーはHzで書いているもしかありません。(ツマミは勿論ありますよ!)

その点でわからないことがあるのですが、この表記はつまり、Hzであってもbass、middle、trebleの設定ができ、その上その周辺のHzを調節できるということでしょうか、(機器によって音色が変化するのは重々承知です!)

回答よろしくお願いいたします!

A 回答 (3件)

はじめまして。

 ベース歴:約40年、52歳の男性です。
私もイコライザー(以下、EQ)はアレコレ悩みましたので、私の理解している範囲で回答
してみたいと思います。

ベースギターの場合ですが、まず、周波数と音質の関係を示しておきます。

60Hz以下   ・・・ 音と言うより「うねり」「地響き」に近い。
100Hz前後  ・・・ BASSの中心音。増強するとブンブン、ボンボンの音質に。
200~400Hz ・・・ いわゆるLowMID。ブリブリ音の成分。ベースの音質を決める重要な帯域。
400~700Hz ・・・ いわゆるHighMID。ここをCUTするとスラップ向きのドンシャリに。
700~1KHz ・・・ 物足りない時に上げると際立つ。
2KHz前後  ・・・ 減がフレットに当たるカチカチ音はこの周辺の周波数。
4KHz前後   ・・・ 音の「艶」に影響。CUTすると埋もれた感じ、上げると明るい感じ。

ご質問の3バンドEQにある、bass、middl、trebleは、そのメーカーが周波数をどう設定して
いるか?によって異なります。
大きな差はないようですが、例えば「bass」に設定した周波数が、90Hzのメーカーもあれば、
100Hzに設定したメーカー、あるいは110Hzに設定したメーカーもあるわけです。
同様に「mid」も、300Hzに設定したメーカーもあれば、400Hzに設定したメーカー、あるいは
500Hzに設定したメーカーもあるワケです。

つまり、bass、middl、trebleそれぞれ、「周波数は何Hzにするか?」「どの程度周辺の周波
数に影響させるか?」「バンド数はいくつにするか?」は、メーカーの技術や考え方、設定に
よって異なる訳です。

ご質問にある「Hzであってもbass、middle、trebleの設定ができ、その上その周辺のHzを調節
できるということでしょうか?」の件ですが、グラフィックEQの多くは、ポイント型、あるいは
ピーク・ディップ型と呼ばれており、設定された周波数を中心にして、その周波数の前後にも
少々影響するように作られています。

ですから、多バンド(10バンドとか20バンド等)のグラフィックEQの場合は、どの辺がbassで
あり、どの辺がmidであり、どの辺がtrebleであるいかは、ご自分で判断すれば良く、要は、
最終的に自分好みの音色になれば良いワケです。

最後にグラフィックEQの使い方のコツを少々…。
まず、全てのツマミ(フェーダ)をフラットな状態にします。
次に、端から順に一つずつ「一番上と一番下まで動かしてフラットに戻す」を繰り返し、
どんな音(音質)になるかを確認しながら、どのポイントのどのくらいのレベルが有効かを
判断しながら、必要な分だけツマミを上下させます。 これが基本です。

よく、グラフィックEQで「音を作ろう」とする方がいますが、音作りの基本はアンプのプリ
アンプ部で大体の音を作っておいて、EQで「補正する」のがよろしいと思います。
LIVE会場の作り(広さ・構造・材質など)や、ステージの形状(広さ・高さ・床か高座か?等)
で音の回り方、響き方、あるいは共鳴やハウリングが異なるのでEQで補正するのです。

そもそも「イコライザ」とは「イコライズ(イコール)」から来ており「等しくする」、つまり、
音的に等しくする(問題の無いように調整する)…というのがEQの役目であるわけです。

以上です。 お役に立ったでしょうか?
楽しい音楽Lifeを! 長文失礼しました。
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多バンドの周波数イコライザー(以下EQ)を、日本語で表すと、7バンドなら超低音・低音・中低音・中音・中高音・高音・超高音となり、英語表記だと、EX-Low Low(Bass) LowMid Mid HighMid(Mid-Hi) High(Treble) 、超高音にresonantとかpresenceとかメーカーによって表現に違いもあります。


5バンドほどのEQなら、文字で表してある製品もあるのですが、多バンド周波数EQを使いこなす人や使う必要がある人なら、周波数で表してある方が理解し易いので、Hzで表記するのが普通です。
30バンドの製品もあるので、Hzで表記するしかないと思います。

3バンドEQの場合、Bassが100Hzのシェルピング、Midが1KHz前後のピークディプ、Trebleが8KHzのシェルピングが多いようなので、5バンド以上のEQなら3バンドEQに近いコントロールができます。

グラフィックEQは、多バンドをスライドボリュームでコントロールしてグラフ状に見えるため使われている名称です。
視覚的に設定が分かりやすい利点がありますが、スライドボリュームのスペースが必要です。
本格的なミキサーは、チャンネルごとに5バンド位のEQが付いていますが、スペース的に回転ボリュームしか使えないので、○○バンドEQとなります。

コントロールする中心周波数を可変できるEQはパラメトリックEQと呼び、共振の鋭さ(Q)を変化出来たり、シェルビング・ピークディップを、選択できるPEQもあります。
おもにハウリング防止に使う、Qを極端に狭くしたディプタイプの物を、ノッチEQと呼ぶこともあります。

結果的に自分の気に入った音質になれば良い訳ですので、どこの周波数や周波数帯を調節すると、どのような音質になるかを理解すれば、必要な機能が判り、ご自身にあったEQが見つかるかと思います。
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>この表記はつまり、Hzであってもbass、middle、trebleの設定ができ、その上その周辺のHzを調節できるということでしょうか


「この表記」とは何のことでしょうか。前段階で複数の種類のイコライザーのことを書いていますから、「これ」が特定しているものが何なのか不明です。質問するなら具体的な機種名を明らかにすべきです。
そもそも、bass、middle、trebleの意味が分かっているんでしょうか。これらは特定の周波数域(○Hz~○Hz:範囲は機種によって異なる)に対する通称です。周波数(Hz)と別なものではありません。「Hz」についてもちゃんと理解しているかどうか。グラフィックイコライザーの場合、つまみに記載されたHzはそのつまみで増減できる周波数域の中心周波数です。
イコライザーについて言えることは、調節できるのはつまみに割り当てられた項目だということです。そのつまみがどういう機能を持っているかはカタログなどを見ればわかることで、どうも質問自体がとんちんかんな気がします。

それと、音響用のイコライザーには、増減する周波数域がつまみごとに固定されたグラフィックイコライザーと、周波数域が可変のパラメトリックイコライザーがあります。あなたの質問はこれら機器によって異なる機能が混在しているように思われます(質問の表現が稚拙なので、どこまでわかっていての質問かははなはだ疑問ですが)。いずれにせよ、具体的な機種名を明らかにしないと成立しない質問だと思います。
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