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羽生さんの本に次のような文章があります。
「将棋の終盤では、詰みの形をたくさん知っていることが大事である。」
「詰みの形」とはどのようなことをいうのでしょうか?
浦野七段のハンドブックに書かれているような”詰め上がり図”のことでしょうか?
確かにそれを見ると、ああ詰んでるな、とはもちろんわかるのですが、
中にはこれが詰みの形なのかなって思えるような図もあります。
うまく言えてないかも知れませんが、詰みの形とはもっとシンプルな、
好形というかすっきりした形をしているように思うのですが。
将棋が強くなりたいので、詰将棋を解いています。
詰みの形を覚える為に、詰将棋を解いています。
詰みの形とはなんですか?
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

要は「詰み形」ではありません。



「知っている」です。

その場で考えていては見逃してしまうのです。

「見た瞬間に判る」というのが、「知っている」

知っていれば、「45の地点に歩があれば詰み形なのになぁ」

って「考える」ことができます。

で、飛車取りを放置して、45の地点に歩を伸ばします。

弱い相手が喜んで飛車を取るので、手番が自分に回って相手の玉を詰ませて勝ち。

もしくは、「飛車はなくてもいいけど、持ち駒に桂馬があれば詰み形」って知っていれば、

飛車で桂馬を取ります。

弱い相手が怪訝な顔をして、飛車を取ると、詰まされて負けてしまいます。

そういうのが、知っているということです。

「詰み形」を「知っている」ので、その土台の上に「読み」を積み上げて(45に歩があれば、桂馬があれば)、上手い手を指せるようになります。

「詰み形」は「詰んでいる図」の事で、

詰め将棋では、あってもなくても詰みに関係ない駒は取り除かれますが、

実戦では、詰みに関係ない駒も、盤上に配置されていますから、その隠し絵の中から、詰みを見つけます。
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この回答へのお礼

二手すきなら、4五歩として一手すきにするのですね。
おっしゃりたいのは、詰ますほうも詰まされるほうも
詰めろがわかっていないとだめだということでしょうか。
『何があれば詰み』かを知っていたら、飛車はもはやいりませんよね。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/03/22 23:03

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