これ何て呼びますか

カリウム製剤が混合された輸液は単独ルートで投与するように!と聞きました。
しかし、根拠がわかりません。誰に聞いても答えてくれません・・・
色々調べましたが、配合変化をおこすような情報もないし、特殊な輸液セットを使うわけでもない。そのような文献はどこにもありません。
私は、他の薬剤を側管からワンショットした際にルート内のカリウム製剤をフラッシュさせないためではないだろうか?と思っています。
どなたか御教授おねがいします。

A 回答 (2件)

> カリウム製剤が混合された輸液は単独ルートで投与するように!と聞きました



その話をした人にしかわからないと思います。一般にそういう指示はありません。
CVラインからでさえ、最高で80mEq/Lの濃度で投与する事になっていますから、たとえ20mlをone shotで投与しても、ルート内のカリウムは1.6mEqでしかありません。末梢なら、その半分です。
もちろん、CVラインからもっと濃い濃度をゆっくり投与している..という所もあるかもしれませんが、そういう濃い濃度の投与-危険な投与法-を禁止すべきであり、単独ルートにすることで濃すぎる濃度を許容すべきではありません。
どこの施設も、輸液ポンプを交換する際にクレンメを閉め忘れて、一気に薬液が投与された事故やヒヤリハットを経験しているはずです。

K製剤を投与するにあたり、決められた濃度や投与速度を守っている限り、単独ルートにする必然性はありません。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございます!
大変参考になりました(^ω^)

お礼日時:2012/04/01 13:46

これまで、塩化カリウム(Kcl)の事故は繰り返された歴史があります。


http://www.nurse.or.jp/nursing/practice/anzen/pd …塩化カリウム%20事故'
つまり、静脈内に投与する時の速度が重要な医薬品なのです。このため、ビタミンB2で着色したり、本体容器に注意マークを表記しており、さらにご指摘の使用などしています。
また、2液混合型輸液では、隔壁不通ミスなどで、片方のカリウムが急激に注入されないよう、両方に低濃度で混入させるなどあらゆる手段でミスを予防しているのが現状です。
ただ、今回のあなたのご指摘でわかったのですが、その理由も皆に伝えて、納得出来る形で事故防止をはかることが大切だと思います。
貴重なご意見なので、皆に伝えたいと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
納得できる形でみんなにつたえたいと思います!

お礼日時:2012/04/01 13:46

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