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私は部活で朗読をやっております、高校生です。
次回の大会で、中勘助の「銀の匙」を読もうと思っています。
しかし、作中に登場する主人公の「伯母さん」が使っている方言が何弁なのか分からず、考証に困っています。

以下のような言葉使いが、作中に登場します。
「まあどもならん どもならん」
「寒いことないかえ、風(風邪の意?)ひいとくれるとどもならんが」
「なんにもおれせん」
「まんだ一番烏だにまっとねるだよ」
「おとなしゅうせるだよ」
「ええお子だに遊んだってちょうだいも」

自分なりに調べてみたところ、どうやら中部地方の方言のようなのですが…。
やはりある程度の考証を経て、表現を深めたいのです。
なにかご存知の方がいらっしゃいましたら、お知恵を拝借したいと思います。
よろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

No.1です。



 「まんだ一番烏だにまっとねるだよ」、この言葉の中の「まんだ」と「まっと」、「だに」
などは三河弁に見られます。ただ「〇〇するだよ」はどちらかというと静岡寄りかな。

 「まんだ一番烏だにまっとねるだよ」、この言葉に見られる「だ」という言い方、関西一円
でも、地域によって「だ」「じゃ」「や」の三通りが見られますが、「だ」というのは主とし
て但馬弁と、あるいは福井県あたりまでと考えます。

 「まあどもならん どもならん」、こういう言い方は関西一円から中京地域の一部にも見ら
れますが、岡山以西ではあまり聞きません。

 「なんにもおれせん」、なんとなく但馬地方の言葉に思えますが、但馬地方の言葉はかなり
隣接地域の方言とまじりあっていて、いろいろ変化が見られます。この言葉が面白いのは、い
わゆる関西弁ではないこと、そして岡山では「おりゃーせん」という風に、岡山以西でも使わ
れないことです。

 「おとなしゅうせるだよ」、「おとなしゅう…」は関西、中四国、九州まで広く見られ、岡
山などでもよく聞きますが、岡山はじめ関西、中四国では「だ」とか「だよ」が使われること
は珍しく、「せるだよ」はおそらく但馬弁ではないかと考えられます。

 ただ、これらはすべて検索によって得たものばかり、いまだ確答には至りません。ですが、
もし朗読の本番までに「伯母さん」の方言が確定できず、しかもそこに触れたいなら、調べて
みたけれど…と、?マークを聴衆に投げかけて持ち場を終えるというテクニックも結構印象的
ではありますけれどね。
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神戸に灘という中高があるんですが、


そこの国語の先生がこの本を教材に使っていたとか。
お尋ねになってみてはどうでしょう?
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中勘助の「銀の匙」、前篇後編ともにとても美しい作品ですよね。



いろいろ検索して見ましたが、まだ確定的なお答えには至っておりません。
ただ、いろいろなサイトやブログから、断片的に拾い出した記述では以下のような程度です。


「私」が16歳のときに京阪神に旅行をし、ついでに伯母さんを訪ねた…

伯母さんはそのころ大阪に帰っていた…

伯母さんは里に帰り…

さあ、もうすこし調べてみましょう。
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