人生最悪の忘れ物

「厚生労働大臣が定める先進医療機関」に「瀬田クリニック」や「横浜クリニック」など、先進医療を行う優秀な病院が指定されないのはなぜですか?

もしも、がんになった時、先進医療を受けるには費用が高額になるので、保険会社を選ぼうと思い調べていたのですが・・
現在、セコム損保の自由診療保険(メディコム)以外に「自由診療」の医療費を負担する保険会社はありません。
どこの保険会社も「厚生労働大臣が定める先進医療機関」に対してのみ保険料を支払うとの事で、厚生労働省の指定外の
病院に対しては国民健康保険のみならず任意保険すら適用されない状況です。(100%自己負担)
横浜クリニックの「NK細胞免疫治療法」や瀬田クリニックの「樹状細胞治療」はメディアでも注目され、治療実績も
合わせて数万件に上ります。海外での実績も含めるともっとあるとおもわれます。

そもそも、国は先進医療には保険を適用せず一円も負担していません。
それどころか、保険が適用される医療と、自由医療を合わせて受けられない「混合医療」なる制度まで作って自由診療
の邪魔をします。

国(厚生労働省)は、なぜ優秀な先進医療を行う病院やクリニックを先進医療の指定病院にしないのですか?
まさか、既存の既得権益者(大病院・製薬会社)へ利益を誘導するためですか・・・
それに、セコム損害保険以外の会社が自由診療の費用を負担しない事も気になります・・(保険会社もグル?)

現在、上記のようなクリニックで治療を受けようと思った場合(メディコム以外)、患者が100%治療費を負担しなくてはなりません。
ざっとみるかぎり治療費は数百万~数千万はかかります。

せめて国が、先進医療を行う機関として指定するだけで、任意保険は使えます。
そのようにしない、できない理由は何なのでしょうか?

詳しい方教えてください。

A 回答 (6件)

横浜クリニックの「NK細胞免疫治療法」や瀬田クリニックの「樹状細胞治療」が本当に生存期間を延長させるということが証明されていないからだと思います。



本当に癌に効くならば、是非そのクリニックには第3相臨床試験をやってほしいと思います。それで効果が証明されれば世界中の人が恩恵を受けられるので。コントロールを置いた大規模(合計500人程度が参加)の臨床試験をやらない限りは効果を信頼できません。ですので先進医療として認められることはありません。
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厚生労働省の言う先進医療とは、「評価医療」です。


次のように決められています。
「厚生労働大臣が定める高度の医療技術を用いた療養その他の療養であって、保険給付の対象とすべきものであるか否かについて、適正な医療の効率的な提供を図る観点から評価を行うことが必要な療養」
つまり、健康保険適用に値するかどうかを評価することが目的であり、
治療が目的ではない=あくまでも実験的な治療、ということです。
評価が目的なので、治療に「利益」が組み込まれていません。
つまり、先進医療をする施設がそれを実施しても、
儲からないのです。

評価するには、基準が必要であり、
例えば、A病院とB病院では、基準が違う……
ということが許されません。
基準が、「末期の肺癌で……」という基準ならば、
早期の肺癌の患者が来ても、先進医療をすることができません。
さらには、がんの評価は、5年生存率が基本になっているので、
患者を5年間、フォローアップしなければなりません。
なので、一つには、「儲からない」のですよ。

次に、免疫療法というのは、メディアがPRしているほどは効かない
というのが難点です。
つまり、未だに実験段階から抜け出せないでいるのですよ。

例えば、このような実績を公表しているところがあります。
http://www.yoshida-tokyo.com/case/result_01.html
評価基準が曖昧で結果を評価するのが難しいのですが、
それでも、「治った」と言われるA基準は、15%。
ステージ4では、10%程度です。
一方、全然効かないという患者が3割ほどいます。
決して、「夢の治療方法」ではないのですよ。
それならば、今の治療方法でも、それぐらいの成績があります。
「副作用がない」から同じ基準で評価すべきではない……
という論理には一理ありますが、だから「5年生存率」を公表
しなくても良いということにはなりません。

つまり、全体としては、未だに、実験治療の段階から抜け出せず、
将来の健保適用を目指して……という段階にはないのです。
それでも、治療を受けたいという患者がいることは事実で、
そのような患者が、自由診療で受けているというのが、現状です。

クリニック側でも、そのようなことが分っているから、
先進医療機関として指定を受けるよりも、
自由裁量の効く、現在の方が儲かるから、申請しないのですよ。

クリニックにとって、この免疫療法の最も美味しい患者は、
いわゆる「不変」という患者です。
基準でいうとBとCです。
つまり、Aは治るから止める。
Dは治らない(死ぬから)止める。
でも、BとCは、止められないのですよ。
この治療が効いているから、現状維持ができている……
という思いがあるから、高額な治療を続けるのですよ。

このような患者にも堂々と治療を続けるには、
患者の意思による自由診療……という看板が重要なのですよ。

このようなクリニックが、真剣に患者の治療をしていることは
間違いのないことです。
でも、それと先進医療をどうするか、という問題は、
別問題だと思います。
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各医療機関がその技術ごとに設けられている施設基準を満たした場合に


先進医療に係る届出を行い認められます

外見的に先進的な施設でも基準に満たない場合は届出を行えません
逆に基準を満たしても何らかの都合で届け出を行わない施設もあるかもしれません

基準は公になっていますのでリンク先をご覧ください

三十三 樹状細胞及び腫瘍抗原ペプチドを用いたがんワクチン療法
三十四 自己腫瘍・組織を用いた活性化自己リンパ球移入療法
三十五 自己腫瘍・組織及び樹状細胞を用いた活性化自己リンパ球移入療法

参考URL:http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/sensin …
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「厚生労働大臣が定める先進医療機関」では混合診療が認められます。


つまり混合診療できるようなところでなければ「厚生労働大臣が定める先進医療機関」として届け出る意味がありません。先進医療それだけが専門のところでは必要のないものですね。

そして保険会社はそのことを知っていてそういう条件をかけているのかもしれません。
無条件に使われてしまっては「商売」としてやっていけないのでしょう。対象医療機関の基準は必要でしょうが、あえてそういう条件をつけて支払件数を減らす意図があるのかもしれないです。
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先進医療はAno.1さんのいうとおり、指定されるのではなく、申請して厚生労働省が認めているものです。


まず先進医療の定義ですが、下記のサイトのとおり厚生労働省が認めているのは62種類です。その中に質問者さんが書いてるようなものが含まれているかわかりません。
ですから、横浜クリニックの「NK細胞免疫治療法」や瀬田クリニックの「樹状細胞治療」が既存の(厚生労働省の定義の)先進医療の範疇に含まれていないんだと思われます。
保険屋さんも先進医療の申請病院が少ないのを知っていて、宣伝していると思われます。先進医療が多く認められたなら、保険会社は最初からそのような商品を作らないと思われます。

参考URL:http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/sensin …
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 >先進医療を行う優秀な病院が指定されないのはなぜですか?



 病院が申請しないからじゃないかな。
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