軽量1人用テント( ´艸｀)

Question

価格は3万前後で雨に強くて通気性もいい軽量テントを探しています。
ネットで調べるとモンベルのムーンライトが良いような気がしますが、組み立てのしやすさは実際に使用されてる方からのアドバイスが一番だと思います。
組み立てしやすくて、雨に強く通気性の良い軽量テント教えていただけませんか?(>_<)

因みにテントは山では使いません(^^;)

noname#160718 · Accepted Answer

No.2のJagar39です。

お遍路ということはソロテント、という認識で良いのでしょうか。
　ソロであればムーンライト１型は３万円の予算だとお釣りが来ますし機能的にもベストだと思います。

ただ、お遍路であればテント以外の選択肢もないわけではないと思いますが、まあそれはそれとしてテントを選ぶのでしたらムーンライトはベストだと思います。

ソロで1.5kgというのは「山岳用テント」の標準的な重量です。
　山岳用は先の回答でも述べたとおり、軽量性と耐風性を最優先に設計されているので、特に平地（気温が高い）での快適性には劣る面があります。お遍路での使用は、気候によってはかなり辛くなるかと思います。

山岳用の多くのモデルはシンプルなクロスポール式のドーム型テントです。
　この形はそもそも形状的に耐風性に優れていますし形状がシンプルなので軽量化もしやすいのですが、風通しを確保するのが難しいという弱点があります。
　まあ、出入り口の反対側のウォールに大型のベンチレーターを付ければ風通しの問題も解決できるのですが、そうするとフライシートの形状から見直さねばならず（インナーテントに大型ベンチを付けてもフライで密閉してしまっては意味がない）、結局は重量的にかなりの増加になってしまうため、ほとんどの山岳用テントでは風通しはあまり考慮されていません。

ダンロップのツーリングテントのような安価なモデルも、クロスポールのドーム型という時点で山岳用と同じ利点と弱点を持っています。安価なのは単に使用する生地を安価な（つまり厚手で重い）生地にしているだけなので、どちらかというと短所の方が多いテントになりがちです。
　出入り口を２カ所にしてフライシートも前後にオープンできるようになっているドーム型ツーリングテントも探せばあるかもしれませんが、かなり重くなることは容易に想像できます。

ということで、気温が高い平地で使用するソロテント、という条件であれば、安価であってもクロスポール式のドームテントはあまりお奨めできません。
　楔形というムーンライトの形状は、耐候性と快適性（風通しの良さ）を非常に高いレベルで両立させていることは使用していて実感します。
　私は山岳用のステラリッジ１型と４型、ムーンライト１型と３張りのテントを持っていますが、登山では多くの場合軽量性を優先させてステラリッジで行くことが多いですが、「テント内の快適性」という点では、少なくとも日本の夏山ではムーンライトの方が優れています。ステラリッジで行くのは「軽いから多少のことは我慢して」の話なのです。

その重量については、登山でしたら食料まで全て自分で担ぐわけですからテントの500gの重量差はとても大きいですが、お遍路であれば食料はある程度現地調達しながらということになるので、全日程の全食料を自分で担ぐわけではなく、食糧計画や装備の選択によってはあまり問題にならないと思います。
　また、500gの差があっても安眠できる方が、長期の行程では結局有利でしょうし。

耐風性がドーム型テントと比較してやや劣る、という点も、それほどの悪天候下ではさっさと建物に避難すれば良い話なので、これもまず大きな問題にはならないでしょう。
　山岳用テントでも台風が来ればさっさと山小屋に避難しますから。
　避難する山小屋がないような場所で設営していても、少しでも風の直撃を受けない場所に設営したり風避けの石を積んだりして、なんとか耐風性の不足をカバーするものです。
　とにかく、台風クラスの風の直撃を受ければどんなテントでも耐えられないのは確かですから（構造的にどんな強固なテントでも中の人ごと飛ばされれば終わりで、そういう事例にも遭遇したことがあります）、要するに自分のテントとその設営状況から、「どのくらいの風なら耐えられる」ことを把握し、それ以上の悪条件に遭遇しないよう行動すれば済む話です。

というわけで、ムーンライト、良いと思いますよ。

noname#160718 · Answer

何人用でのご質問なのでしょうか。
　ソロから２～３人用まででしたら３万円という予算はお釣りがくるほど余裕がある予算設定ですが、４人用以上となるとかなり苦しい予算ですね。

ムーンライトは確かに良いテントですよ。私は１型を持ってますが、設営の容易さ、雨への強さ、風通しの良さは抜群です。

設営の容易さ、というのは全てが繋がっていてスタッフバッグから出して広げるだけで「テントの形」で自立するポールの構造に因ります。あとはテントをポールに引っかけていくだけですから。

雨に対する強さ、はフライとインナーの間隔が非常に大きい設定に因ります。
　底面からの浸水は純粋に底面生地の耐水圧と水圧の関係に依るのですが、上からの浸水というのは、実はフライとインナーが接触するのが原因です。ムーンライトはフライとインナーが非常に接触しにくい設計のため、「上から降ってくる雨」に対してはほとんど無敵と言っていいほどの強さです。

ただ、その反面、「風」には若干弱いです。フライとインナーの間隔が大きいので、風が吹き込みやすいんですよね。それにバタつきも大きいですし。
　まあこれも相当な強さの風になって初めて露呈する弱点なので、山岳地帯でもなければ「雨に強い」利点の方が大きいですね。

風通しの良さは、特に１～２型は楔形の形が効いてますね。出入り口とベンチレーターが直線で配置されていて、しかも足元を風上に設置すると陰圧の効果もあるので、そよ風でも抜群に風が通っている実感があります。

価格面でもムーンライトは十分安いと思いますけどね。
　５～７型のムーンライトはかなり高い印象がありますが、１～３型は「山岳用」としてはあり得ないほどの安さですし、ツーリング用としても決して高い価格帯ではありません。

山岳用テントは「軽量性」と「耐風性」を最優先に設計されているので、テント内の快適性、特に風通しの面ではかなり苦しいモデルが多いです。出入り口が大きくてもベンチレーターが小さいので、風はほとんど通らないと言って良いです。
　なので、よほど軽さに拘る場合以外は、山で使わないのなら山岳用よりムーンライトの方がお奨めです。

narara2008 · Answer

＞ネットで調べるとモンベルのムーンライトが良いような気がしますが

確かにモンベルのムーンライトテントはよいです。
組立安さは山岳テントの中では一二を争います。
雨にも強く、通気性も良いです。

欠点があるとすれば、山岳用に使うには風にあまり
強くないということです。
これは低地でも台風なんかだとフレームがいっちゃい
かねません。

他の山岳テントはが風に強いですが、
ムーンライトほど雨には強くありません。
これはフレームがたわむことで風を受け流すのですが、
テント本体の生地とフライシート(雨除け生地)が
接触しやすい。ということを意味します。

つまり、雨風の強い日だと他のテントは雨が染み込みやすい。
ということがいえます。
(もちろん新品だと防水が効いていますので染みることはありませんし、
適切な撥水、防水処理を施せば何年でも問題はありません)

あとは、ムーンライトは価格が高いということです。
山岳用に使わない用途だと、そこらの１万円前後の
パチモン山岳用もどきのテントでも十分に使えないわけではない
ということもありますので、あとは価格と
使い方のバランスで決めるしかないと思います。

山岳用ではダンロップの吊下げ式がよく、人気も高いです。
これも雨には比較的強く、風には比較的弱いほうです。
http://www.hcsafe.co.jp/d_tents.html

軽量1人用テント( ´艸｀)

No.2のJagar39です。

何人用でのご質問なのでしょうか。

＞ネットで調べるとモンベルのムーンライトが良いような気がしますが

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　何人用でのご質問なのでしょうか。