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高校化学レベルのアルカンの構造異性体の沸点なのですが、
「枝分かれが多いほど表面積が小さくなるため、ファンデルワールス力が弱くなり、沸点が低くなる」
という説明がありました。

今まで、
「枝分かれが多いほど分子同士が(立体障害が大きく)くっつきあえないため、~」
という説明で納得していましたが、
「表面積」とはどういうことなのでしょうか?

そもそも、枝分かれが多いと表面積は減りますか?
長崎の海岸のように大きくなりそうな気がしてしまいます。 

A 回答 (2件)

同じ分子同士が接する表面積が対象となります。



分子は球と棒で表現されることがおいのですが
棒の部分はほとんど無く球同士がめり込んでいる形状を想像したほうがよいでしょう
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たとえばペンタン。


CH3CH2CH2CH2CH3 と、C(CH3)4の分子の「かたち」を比べた場合、前者はゾロゾロっと長いのに対し、後者は(比較論ですが)球に近いと思いませんか?

この場合の「かたち」というのは枝分かれの一つ一つをたどるのではなく、分子全体を滑らかに内包するような形(球とか、円柱とか)のことです。そのように考えた場合、枝分かれが多くて球に近いほうが表面積は小さくなりますな。
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この回答へのお礼

枝分かれを個々に考えるのではなく、全体を覆って考えるのですね!
わかりました!!

ありがとうございます

お礼日時:2012/05/03 20:49

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