A 回答 (9件)
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No.8
- 回答日時:
海音寺潮五郎の
「将門記」「海と風と虹と」をお薦めします。
昭和の時代に放映されたNHK大河ドラマ
「風と雲と虹と」の原作です。
時は平安時代、承平天慶の乱の首謀者を描いた
物語です。
貴族全盛の時代、新しく勃興してきた武士階級との
軋轢を描いています。
乱は結果的に潰されてしまいましたが、成功していれば
1192年(鎌倉幕府創立)を待たずして、武家政権が
成立したでありましょう。
以上、2冊セットでお読みになれば、より理解が深まり
引き込まれるでありましょう。
司馬遼太郎、山本周五郎、池波正太郎、永井路子も
いいですねぇ。
歴史の世界へようこそ・・・。
ご回答ありがとうございます。
お礼が遅くなり申し訳ありません。
「海と風と虹と」は実家の父が持っていたので、一度手にしたことがあります。
が、当時高校生だったので、時間もなく内容も難しかったのか途中で挫折してしまいました。
それから20年たっているので、さすがに理解出きるとは思うのですが。
今度実家で借りてきます。
No.7
- 回答日時:
chibooさんこんにちは。
歴史小説では、江戸時代の武士を描いた「新吾十番勝負」(新潮文庫 川口松太郎著)がありますが、古い本で古本屋でもなかなか出てこない本です。地元の図書運にあったので借りて何度も読みました。将軍の息子であるが権威を嫌い、一人放浪しながら剣の腕前は達人であると痛快時代劇ファンにはたまらないものがあります。ある意味、水戸黄門に通じるところがあります。
図書館などで探すとあるかもしれません。これはオススメです。
ご回答ありがとございました。
お礼が遅くなり申し訳ありません。
先ほど地元の図書館で検索したのですが、残念ながらありませんでした。
とはいうものの我が家は転勤族のため、いつになるかわかりませんが、次の転勤先の図書館でも探してみたいと思います。
No.6
- 回答日時:
chibooさん、こんばんは。
歴史小説ですか。日本史がお好きなのですね。
chapaはどちらかというと、日本よりも世界(特に中国)のが好きであまり詳しくはないんですが、、
吉川英治「新平家物語」(全10巻)は読まれましたか?
源平の戦い、平家の栄華、滅亡をつづったものです。
吉川英治の作品は文がとてもきれいです。ときには力強く、時には上品に、壮大なロマンを感じさせてくれます。
そしてやはり司馬遼太郎は必須ではないでしょうか?
「竜馬がゆく」「翔ぶが如く」が有名ですが、いずれも幕末、明治維新の時代です。
この時代の他の作品では、土方歳三を主人公にした「燃えよ剣」、明治維新の軍隊の基礎をつくったとされる兵法家大村益次郎を主人公とした「花神」などがあげられます。
わたしの姉が司馬作品で好んで読んでいたのは「城塞」です。大阪の陣、豊臣氏の滅亡を書いたものです。豊臣方から書いているので、真田幸村をはじめとする、豊臣方の武将たちの戦いぶり、その最期は心うちます。
幸村(真田一族)に関しては「真田太平記」(池波正太郎)もありますね。
この回答への補足
みなさんありがとうございます。
改めて自分の読書の偏りを感じてしまいます・・・
こちらでご紹介いただいた本は、時間はかかると思いますが必ず読んでみようと思います。
ご回答ありがとうございます。
司馬遼太郎と吉川英治は歴史小説のバイブルですね。
まだまだ読んでいないものがたくさんあるので、どんどん読み進めていきたいと思います。
No.5
- 回答日時:
近代になるのかな?
日清・日露戦争を描いた「坂の上の雲」(司馬遼太郎)をおすすめします。
国とは? 戦争とは? 人の命とは?
いろいろと考えさせられます。
と言っても別に説教くさくはなく、小説としても面白いですよ。
(戦争が面白い、といっているわけじゃありません^^;)
ご回答ありがとうございます。
坂の上の雲が日清・日露戦争を描いたものだとは知りませんでした。
近代の戦争ものは歴史的なものより、体験を小説化した物ばかり読んでいたので、これを読んでぜひ時代背景を勉強したいと思います。
No.4
- 回答日時:
“時代小説”ファンですので、ご希望のような“歴史小説”で推薦できるものというと、ちと悩んでしまうのですが・・・
杉本苑子『孤愁の岸』(講談社文庫)
これなどはいかがでしょう。
江戸時代、御三家のひとつである尾張徳川家が支配する濃尾三川(木曽川・揖斐川・長良川)の治水工事を幕府から言いつかった薩摩藩が、すさまじいばかりの人的・財的負担をこうむりながら、奉行・平田靫負(ひらた・ゆきえ)の指揮のもと、任務を遂行してゆく長大な歴史小説です。
江戸幕府が外様大名をどのように扱っていたか、という面も描写されている骨太の力作です。
昭和39年に直木賞受賞をした作品で、書かれた時代は古いのですが、今でも新鮮な魅力に満ちていると思います。
ご回答ありがとございます。
杉本苑子さんは何冊か読んだことがあります。
どうしても私は女性ということもあり、女流作家の女性を描いた小説を選んでしまいがちです。
歴史の表舞台には登場しないことも、日本の各地のドラマを当時の時代の流れと共に知ることが出きるのも歴史小説の魅力ですよね。
No.3
- 回答日時:
高橋克彦さんの「火怨」が出ていますが、高橋さんの主な歴史小説は3つあります。
書かれた順はNHK大河ドラマの原作「炎立つ」「火怨」「天を衝く」で、時代は「火怨」(坂上田村麻呂)、「炎立つ」(前九年の戦い~藤原三代の滅亡)、「天を衝く」(豊臣秀吉の時代の南部家の話)。どれもお勧めですが、最初に書かれた「炎立つ」が、やはり一番力がこもっているので、私はこちらをお勧めします。テーマはすべて東北人の中央からの侵略への対抗。感動的ですが、結末の付け方がワンパターンなので、何回も読んでいると飽きてきます(^^;)。また、このあたりの時代は資料が少ないので、作者の想像もかなり入っています。ちなみに高橋克彦の「時宗」は鎌倉時代の話で、小説としての面白さはちょっと足りないけれど、この時代の歴史小説は少ないので読んでみてもいいのでは。
司馬遼太郎さんはなんでもお勧めですが、戦国時代の斎藤道三から織田信長を描いた「国盗り物語」と、明治維新の新撰組を描いた「燃えよ剣」がお勧め。
斎藤道三では、宮本昌孝「ふたり道三」もめちゃ面白いですが、やはり想像部分が多いと思われます。
ご回答ありがとございます。
高橋克彦の3部作は早速手にしたいと思います。
私実は○部作物が好きなのです。
司馬遼太郎は定番ですよね。
竜馬は行くは定番中の定番で読んだのですが、今年話題の新撰組もリストに入れなくては。
No.2
- 回答日時:
ども、前に電車通勤してた頃は結構読んでました。
好きな作家さんが違うので、合うかどうか判りませんが吉川英治氏の小説には、歴史物(よりも戦国物の表記がいいのか・・・)が多く有ります。
平家合戦、太閤記、南北朝もの、武将個人を扱った短編小説など・・・。
太閤記、三国志なんかは、2~3回繰り返し読んでいますが、まだあきません。描写が細かく情景をリアルに思い浮かべることが出来そうなくらいで、ついのめりこんでしまいます(笑)。
そういえば、昨年の大河ドラマの原作も吉川英治氏のものでしたね。昔の言い回しのまま再出版されてるのも魅力の一つと感じますね。
ご回答ありがとうございました。
通勤電車は読書には最適ですよね。
私は育児の合間か、あっという間に寝てしまうのですが布団に入ったからです。
もちろん思うように読み進めることができません。
吉川英治は難しそうな先入観があったので、今まで手をつけたことはありません。
まず短編に挑戦してみようと思います。
No.1
- 回答日時:
高橋克彦さんの「火怨(かえん)」上・下
もう読まれましたか? (私は5~6回読みました)
陸奥の蝦夷と朝廷の長い戦い。
辺境の地である陸奥に住む蝦夷は、長い間朝廷の支配を受けずに暮らしていました。
しかし、朝廷は陸奥の金を目当てに、陸奥制圧に乗り出します。(寺の建立するため金が大量に必要だった)
それから長い戦が続きます。
蝦夷軍は、朝廷の大軍を相手に勝ち続けます。
朝廷は蝦夷を「人」とみなしていないので、和議など有り得ない。
いつまでも続く戦さを終焉するために、蝦夷軍のリーダー「アテルイ」が採った策とは・・・。
感動、涙、涙、涙。
読み出したら止まりません。
これを御覧の皆さん、是非一度お読み下さい。
ご回答ありがとうございます。
高橋克彦さんはまだ読んだことがありません。
私の中での歴史での東北というと、まず浮かんでくるのが藤原家と義経です。
以前平泉を訪れ、なぜかとても感動したことを思い出します。
実は旅行で何度も東北を訪れてはいるのですが、その歴史的背景にはいまいち通じていなかったので、是非ご紹介いただいた本を読んで涙したいと思います。
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