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理解力不足により「百億の昼と千億の夜」で、不明な点がありますので質問します。

1.プラトンとオリオナエの関係
  プラトンの過去世がオリオナエだったのか。それとも意識が飛んだだけ?
  プラトンはプラトンとして死んだのか。
  未来(3900年)のオリオナエは、プラトンがずっと長生きをしていた存在か?
2.超越者「シ」の実験の目的
  ヘリオ・セス・ベータ型開発でいくつかの惑星に生命を誕生させたのですが、
  その目的は何だったのでしょうか。
3.天の国アトランティス
  アトランティスで反乱が勃発して、天の国へ移住できませんでしたが、
  移住していたら住民はどうなっていたのでしょうか。
4.ゼンゼン・シティ崩壊の原因
  思考コントロールから脱却したユダの操作によってゼンゼン・シティは爆発された
  ように見えましたが、そうなのでしょうか?
  だとしたらどうしてユダはゼンゼン・シティを破壊したのでしょうか?
5.「シ」にとっての知的生命体
  「シ」は生命を発祥させますが、知的生命体を危険だと認知し
  崩壊因子を埋め込んだようです。
  何が危険だったのでしょうか?「シ」に対する反抗でしょうか?
6.高エネルギーの粒子集団
  「驚いたなエネルギーの循環を起こす反応炉の中で高エネルギーの粒子集団が発生するとは」
  「その変なものはよく動く」「たいそう原始的な生物だ」
  ここでいう高エネルギーの粒子集団は、輪転王のことでしょうか?
  それとも人間のような知的生命体のことでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

懐かしくて、おもわず回答してしまいました。

私も、完全に読み解いているわけではありませんが、思うところを答えさせていただきます。
>1.プラトンとオリオナエの関係
>  プラトンの過去世がオリオナエだったのか。それとも意識が飛んだだけ?
>  プラトンはプラトンとして死んだのか。
>  未来(3900年)のオリオナエは、プラトンがずっと長生きをしていた存在か?

オリハルコンを託されたのはプラトンですから、オリオナエの肉体は、アトランティス滅亡とともに死んでいるはずです。ただ、古代ギリシャから未来都市までずっと活動していたのではなく、プラトンとして死んで(そのように見せかけて)活動を休止し、シッタルダの覚醒にあわせて復活したのかもしれません。

>2.超越者「シ」の実験の目的
>  ヘリオ・セス・ベータ型開発でいくつかの惑星に生命を誕生させたのですが、
>  その目的は何だったのでしょうか。

目的はなかったのではないでしょうか。と、いうより「シ」は生命を誕生させたのではなく、誕生してしまった生命を無に帰することが目的だったのではなかったでしょうか。

>3.天の国アトランティス
>  アトランティスで反乱が勃発して、天の国へ移住できませんでしたが、
>  移住していたら住民はどうなっていたのでしょうか。

無に帰していたでしょう。これにより、ヘリオ・セス・ベータ型の生命体は、なんらかの形で自分たちを超越した存在(肉体的に巨大など)の誘導に従いやすいという実験データが得られ、各地の文明は、超越者の誘導のもとに消滅していったでしょう。

>4.ゼンゼン・シティ崩壊の原因
>  思考コントロールから脱却したユダの操作によってゼンゼン・シティは爆発された
>  ように見えましたが、そうなのでしょうか?
>  だとしたらどうしてユダはゼンゼン・シティを破壊したのでしょうか?

基本プログラムのエラーによる暴走でしょう。戦士たちへの道標としての役割を与えられたユダですが、その基本プログラムに相反して戦士たちを幽閉するプログラム・ルーチンを外付けされていました。相反する命令による誤作動によりゼンゼン・シティを破壊してしまったのでしょう。

>5.「シ」にとっての知的生命体
>  「シ」は生命を発祥させますが、知的生命体を危険だと認知し
>  崩壊因子を埋め込んだようです。
>  何が危険だったのでしょうか?「シ」に対する反抗でしょうか?

「シ」とは、外宇宙にあって宇宙を滅ぼそうとする意志、すなわち崩壊因子そのものではないでしょうか。ここで危険視されているのは、生命ではなくエネルギーの偏在状態である宇宙そのものでしょう。そして、不確定性原理により、宇宙の存在は宇宙の認識者に依っていますので、宇宙を滅ぼそうとするものはそれを認識する存在、すなわち、知的生命体を滅ぼそうとするかのようなふるまいを見せるのではないでしょうか。

>6.高エネルギーの粒子集団
>  「驚いたなエネルギーの循環を起こす反応炉の中で高エネルギーの粒子集団が発生するとは」
>  「その変なものはよく動く」「たいそう原始的な生物だ」
>  ここでいう高エネルギーの粒子集団は、輪転王のことでしょうか?
>  それとも人間のような知的生命体のことでしょうか?

銀河ないし宇宙そのものだと思います。終盤において、阿修羅王は、われわれの宇宙の外へ出てしまったのではないでしょうか。「反応炉」のなかで均一であるべきエネルギーが、なんらかの原因で偏向してしまったことを、我々の宇宙では「ビッグバン」と呼んでいるのでしょう。そして、偏向してしまったエネルギーを均一にしようとする外宇宙人の所作が、我々の宇宙では超越者「シ」による生命体ひいては宇宙の抹消ととらえられているのでしょう。「転輪王」は、何らかの目的で、エネルギーの偏向を続けようとしているのでしょう。

原作・マンガとも手許になく、記憶にのみたよっていますので、明確な論証が出来ません。思うところをくみ取っていただければ幸いです。
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私もおおむねANo2のかたと同意見なんですが、



>2.超越者「シ」の実験の目的
>  ヘリオ・セス・ベータ型開発でいくつかの惑星に生命を誕生させたのですが、
>  その目的は何だったのでしょうか。
は、
「高エネルギーの粒子集団」に対する対策として投入された手段(これがなにかは
明示されていませんが)が行った方法が超越者「シ」の実験というふうに
見えていたのではないかと思います。

>5.「シ」にとっての知的生命体
>  「シ」は生命を発祥させますが、知的生命体を危険だと認知し
>  崩壊因子を埋め込んだようです。
「知的生命体を危険だと認知し」ではなく、「高エネルギーの粒子集団」を消滅させるために
「シ」は崩壊因子を埋め込んだ知的生命体を発生させたのではないかと思っています。

>6.高エネルギーの粒子集団
については、「銀河ないし宇宙そのものだと思います。」というANo2のかたの意見は同意見ですが、
「転輪王」は、その「銀河ないし宇宙そのもの」を構成する1要素、または、それを含むさらに大きな
1要素ではないかと思っています。

私もずいぶん昔に原作も漫画も読んだきりですので、記憶があいまいで間違っているところがあるかも
しれません。
どちらにしろ私見ということで。
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1、輪廻転生の考え方かなと思って居ます。


2、不明。ただ6にあるように、なんらかの実験が我々から見れば生命の誕生という現象につながったとも考えられます。
3、実験と考えるのなら不純物を取り除く行為と思われ消滅する。どのみち消滅させられた可能性はある。
4、生命と呼べる状態ではなく、データだけの存在。映画トロンのような世界かな。生命として存続できない。どのみち滅びの道に進んでいる。だから、今滅ぼしても同じだと。
5、6のように生命として発生させたわけではない。不純物として発生した。だから排除するようにした。それに最後にその反応炉が壊れる危険性も書かれていたと思いますが、彼らにとって生命、それも知的な生命が存在することが危険と判断している。
6、その答えは作者にもおぼろげな物でしょう。読者にゆだねた部分だと思います。

 基本的に謎だらけの作品。人間が理解出来る範囲を超えた存在。阿修羅の気持ちに成って考えるしかないのでしょうね。
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