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14ビットRAWデータを現像ソフトで見ても、RGBを(255,255,255)の階調で管理しています。どなたか256階調より上(4095等)であるということを、画面上で「数値」で確認することが出来る方法をお教えください。

A 回答 (2件)

・画面上の数値で確認する方法は、ファイル容量の比較くらいでしょうか。



今さら必要無いと思いますが、RAWファイルは、処理前の、撮影時にカメラで記録したままの状態のデジタル画像のこと。
RAWファイルには、画像データと一緒に、撮影日時、露出設定、カメラとレンズの種類といった撮影データも含まれています。

一番大切なことはRAWファイルは「メタデータ(meta data)である」と言うことです。

ベイヤー配列カラーセンサーの場合。
600万画素(3000×2000)のカラー情報を得るには、本当は2400万画素のセンサーが必要です。
何故ならば、一画素分のカラー情報を得るにはRGGBと4画素必要だからです。

しかし、実際のデジタルカメラでは、
600万画素(3000×2000)のカラー情報を、600万画素のセンサーから生成しています。
これは、隣接した画素情報を元に、擬似的に600万画素のカラー情報を作り出しているためです。

だから、RAWデータは単純なセンサー画素情報。
このデータは600万個の数字の羅列に撮影データを加えた上で可逆圧縮処理が施されています。

仮に可逆圧縮されたRAWデータを展開できて、ご要望通りに覗けたとしても、、、
(12ビットならば0~FFF/14ビットならば0~3FFF/16ビットならば0~FFFF)の数字の羅列が600万個並んでいるだけ。
その羅列はコンマやスペースなどで区切られているわけではありません。
ズラーと数字が延々並んでいるのです。
当然ながら、そのデータからは赤、青、緑などの情報なんてありません。

> RGBを(255,255,255)の階調
・RGBと分離されている時点で、もう現像済み。

延々と続く数字の羅列を一定のルールで区切って、撮影データを加味して、はじめて現像処理が行えるのです。
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この回答へのお礼

数値では確認出来ない、この回答で納得しました。
本当にありがとうございます。お陰でスッキリしました!

お礼日時:2012/06/29 22:49

RAWファイル自体は、センサーからのアナログ信号を14bitのデジタル信号に変換し、それを記録しただけの数値の羅列に過ぎず、画像として見る事は出来ません。



RAW現像ソフト或いはRAW Codecで展開される画像は、これらソフトの初期値或いはデフォルトされた値、カメラのパラメータに基づき、パソコンの作業スペース上で、現像された結果を見ているのです。
つまり、元のRAWデータには有らずと言う事です。
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この回答へのお礼

パソコン上で見られる画像は、「既に現像された画像」なのですね。
大変分かりやすい回答をいただき、ありがとうございました。

お礼日時:2012/06/29 22:47

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