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ハチが絶滅したら人間も生きられないといいますが、どんどん動物や生き物が消えていったら、どうなるのでしょうか。
今は特に家畜以外の、あまり人間とは関わりがなさそうな動物が多く絶滅していますが、次第に身近な動物たちが絶滅していったら、やはり人間は滅びるのでしょうか。

A 回答 (6件)

本気で回答します。

ハッピーエンド、神様エンド(一瞬で消え去るような軽い話)にはなりませんので、ご注意を。

例えば、今マグロの減少が危惧され、シラスウナギが減っています。
食生活では大した問題はないですけど・・・果たしてどう環境に影響するのかは、まだ分かっていません。

一般に、生き物が豊富にいるというのは、生物進化において多様性があるという言い方をします。多様性というのは、様々な環境や状況において、それぞれに順応する種が多くあるということです。例えば、山岳地に生きるものもいれば、平地に生きるものもいる。海の底がねぐらだという生き物がいれば、浅瀬を好むものもいます。

この多様性が豊富であれば、ある一種が滅んだとして、それを別の種が補填できるケースが多く、他の種が生き残れる可能性が高いのです。また、他の種が分化し、その種の代替として亜種になる時間も短くなります。
例えば、ハチが絶滅したら、人間が滅びるとかかれていますが、実を言えばそれは事実ではないのです。極論で、過程を省いて綺麗に言えば最終的に滅びる可能性は高まるが、ハチ以外の生き物がハチの代わりをするでしょう。また、人がその代わりを頑張る可能性もあり、そうなれば人は滅びないということになる。まあ、数が減るぐらいかもしれませんし、遺伝子研究が使われ、ハチに似た生態の種が開発されるかも知れません。

単にハチがいるから、人がそれを使って(もしくはハチも人を利用し)楽をしているだけで、ハチがいなくとも人が全て滅びるとは言い難いのです。ただ、それを使う産業は衰退し、それを必要とする産業では、生産効率が落ちるそれだけです。すぐにその悪い効果が出るのは、産業界で、対処が必要となります。

では、身近な動物、例えば牛や馬、回遊魚などが滅び始めたとしましょう。その場合は、食糧危機がやってきます。滅びるかというと、すぐにそういうことはないでしょう。徐々に飢え死にする人が出てきて、食料が高騰し、場合によっては配給制になり、その量が減っていくのです。
後は努力次第です。人間に管理され数を増やしたいと思う種が生まれれば、もしかするとそれが次の人類の代替食料であり、パートナーになるかもしれませんけどね。
それが、現れることを期待すればただのエゴです。


種が減るということは、その種が生きるのに適さないと言うことです。即ち、最終的に人間が食べる食料が無くなり、食べ尽くせば、人間は地球の環境に適さないということの裏付けとなります。
それだけのことです。多様性というのは、あくまで人間の科学が生み出した理論でしかありません。それを、決めているのは人間であり、自然ではないのです。ただ、学問としては、最終的に多様性がないと、その種が生き延びる確率が下がるという常識があり、それを極端化したのが、質問者様の言うハチの話です。

だから、人間が滅びるまたは、そうではないかは、ある種が滅びた瞬間に突然ではないのです。逆にいえば、自然はもっと冷酷で、恐ろしい。じわじわと、滅びという恐怖を人類に植え付けて減らしていくはずです。その過程で、人類が別の進化をする可能性もありますし、自ら滅びを早めるような愚作をとる可能性もある。
下手するともっとも多い種が人類なら、人類が人類を食い合ったり・・・。おぞましいが、食料を分け合う人類が減少すれば、食料はいつか潤沢になります。

ただ、下手にある家族が生き残れば近親交配が進み、種としての生存率が低い遺伝能力の弱い人間が生まれやすくなりますけどね。

もっと、現実を話すと、
本当のところをいえば、○○が滅びれば人は滅びるという言い方は、自然ではなく優しいのです。むしろ、それはあり得ないから、言えると多くの人は思うことでしょう。
しかし、ある一種が滅びるより、多くの種が徐々に滅びる方が人は自分たちを苦しめます。何故なら、徐々に食べるものが減り、それを奪い合いますからね。本当に先の食い合いが起きる可能性もあるのです。それは、今考えれば地獄です。それを避ける手段が、多様性を残すことであり、数を維持することなのです。

まあ、日本の場合は農業生産などはともかくとして、水産業の輸入規制は緩すぎて、今のスタンスだと危ないですけど。鯨の二の舞で、各国が厳しい禁輸措置を取り出してあわてそうな気もしますが・・・。回転寿司でどれだけしなびて捨てられているか・・・。酷い時代です。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございます。
その、じわじわと人間が絶滅にいたるまでの過程が予想できるとしたら、具体的にいろいろと知りたいのですが、全てはその時になってみないとわからないのでしょうね。

私的には現代社会がすでに「自ら滅びを早める愚作」をしている気がしてなりません。

また何かこのような質問をした時には詳しい回答ぜひお願いします!

お礼日時:2012/09/08 19:58

>次第に身近な動物たちが絶滅していったら、やはり人間は滅びるのでしょうか。



直接的な関係性は希薄です。それ自身大した問題ではないと思います。他の自然の動物のことに気を遣っているあいだは人類も平和だと言えます。ご安心ください。まだまだ自然と自然のいきものは豊かです。彼らの大半は人間が滅亡しても生き残るでしょう。あとは回答ではありませんが

それよりももっともっと先に人間自体が自滅する可能性が大きいと思います。食糧の不足とそれによる世界戦争です。世界の穀倉である土地の劣化が進んでいます。同時に遺伝子操作作物の弊害が露見し、温暖化よりも深刻な問題になるでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

私的には、人間が他の自然や動物に気を遣ってるようには見えずです。
人間自体が先に自滅、自業自得ですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/09/10 20:18

「どんどん動物や生き物が消えていったら、現在の科学では人間は滅びる」というのが正しいのではないかと思います。

「将来科学が進歩すれば、どんどん生き物が消えていっても大丈夫になるんじゃない?」と思います。

他の方が、
>ハチはともかく ゴキブリが絶滅したら人類は1年で死に絶えると言います
>それだけゴキブリが担う食物連鎖の役割は大きいのです
と書き込まれているのをみて、ちょっとびっくりしました。ゴキって意外と必要なんだ・・・。

でも、感情的にはゴキとハエと蚊には絶滅してもらいたいと感じてしまいます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
確かに科学の進歩はすごいですよね。
しかし科学が進歩すればするほど地球は破壊されて行くように感じます。科学の進歩の為の自然破壊、動物実験、環境汚染。
もうこれ以上科学の進歩はいらないとさえ思います。

この地球に生まれた以上、他の生き物が消えていけば自然と人間も消えてゆくのが自然なのでしょうが、「不自然」を作り出すのが人間なんですよね。

お礼日時:2012/09/08 18:26

当然です


虫がいなくなれば受粉できずに花が消えます 
花が消えると蜜を吸う鳥が消えます
その鳥が消えるとそれを食べる中型の鳥が消え 大型の鳥が消え と次々と消えていき生態系が大きく崩れ人間も滅びます

ハチはともかく ゴキブリが絶滅したら人類は1年で死に絶えると言います
それだけゴキブリが担う食物連鎖の役割は大きいのです
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!素晴らしい答えに感激です。
ゴキブリの重要性はあの生命力と関係があるのでしょうね。
すごく勉強になりました。

お礼日時:2012/09/08 18:14

滅びるまではいかないかもしれませんが、たとば蜂蜜のような食べ物が手に入らなくなったりして非常に味気ない食生活になるでしょうね。


人間と関わりがなさそうに見えて意外な形で密接に関わっていたりするものですから、思いもよらない形で影響が出てくるでしょう。

回答No1で役割があると述べられておりますが、ある生物が絶滅したら他の生物がその役割の隙間を埋めるように繁殖したり進化したりします。
しかしそれは人間が環境を変えてしまうスピードに比べれは非常にゆっくりなので到底追いつかず、取り返しのつかないダメージとなります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
やっぱり取り返しのつかないダメージになりますよね。どうして人は様々な動物を絶滅に追い込むほうに進んでしまうんでしょうかね…

お礼日時:2012/09/08 18:12

どんな生物にもいる役割があると思います^^

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。まさにその通りですよね!

お礼日時:2012/09/08 18:08

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