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初めて質問します。
標準工程別原価計算についてですが、第二工程の前工程費の月初の求め方がわからないので教えてください。
お願いします。

A 回答 (5件)

 ようやく分かりました。

ポイントは、
(1)標準カードに第2法を用いていること
(2)第2工程の仕損発生地点が終点ではないこと
です。
 まず(1)ですが、第2法は第1法に比べより正確な計算結果が得られるのですが、とりわけその傾向は、月初・月末仕掛品が正常仕損費を負担すべきかどうかで顕著に現れます。第1法では常に月初・月末仕掛品が正常仕損費を負担することになりますが、仕損発生地点と月初・月末仕掛品進捗度との関係によっては、月初・月末仕掛品が正常仕損費を負担しないこともあり得ます。逆に言えば、正常仕損費700円を月初・月末仕掛品に負担させることもあるわけです。これがポイント(2)です。この点月初仕掛品が正常仕損費を負担しないように回答していた今までの私の回答は間違っておりました。
 まず、第2工程における仕損発生地点と月初・月末仕掛品進捗度とを確認しましょう。
50%:仕損発生地点
60%:月初仕掛品進捗度
80%:月末仕掛品進捗度
 このように月初・月末仕掛品進捗度が仕損発生地点より後になる場合には、月初・月末仕掛品に正常仕損費を負担させる必要があります。
 月末仕掛品の方は実際総合原価計算でも同じ手順を用いるのでお分かりいただけると思いますが、月初仕掛品の方は分かりにくいですね。前月を考えてみましょう。この問題は、
「第2工程では50%の点に検査点を設け、各検査点を通過する良品の10%を正常仕損とし、それを超えて発生した仕損を異常仕損とする」
とありますので、前月も50%地点が仕損発生地点となり、作業終了は60%の地点となった訳です。すると、前月において月末仕掛品には正常仕損費を負担させているはずです。この金額が翌月である当月に持ち越しになるので、月初仕掛品にも正常仕損費を負担させるのです。
 これが分かれば、仕損発生地点と月初・月末仕掛品進捗度を見ながら月初・月末仕掛品に正常仕損費を負担させるかどうかの判断ができます。数直線を書くとわかりやすいです。
 次に、月初・月末仕掛品に正常仕損費を負担させる事が分かったので、その正常仕損費700円を月初・月末仕掛品の数量そのままに掛け合わせます。言ってみれば中間製品の金額に上乗せします。お分かりと思いますが、この正常仕損費700円は
中間製品X:          4,400円
直接労務費:2,000x進捗度50%=1,000円
製造間接費:3,200x進捗度50%=1,600円
       小計       7,000円
正常仕損費:7,000x発生量10%= 700円
と算出されたものです。すでに進捗度による換算は終わっているので、前工程費のように数量でそのまま計算できます。
 これらより月初・月末仕掛品原価は、
月初:300x(4,400+700)+180x(2,000+3,200)=2,466,000円
月末:800x(4,400+700)+640x(2,000+3,200)=7,408,000円
となる訳です。

 ついでにですが、異常仕損費の数量は計算できましたか?450個の仕損品のうち100個が異常仕損品です。問題文の
「各検査点を通過する良品の10%を正常仕損とし」
がポイントです。月初仕掛品はすでに検査点を通過してしまっているので、「各検査点を通過する良品」にはカウントしません。「各検査点を通過する良品」の数量は、
完成品3,000個+月末仕掛品800個-月初仕掛品300個=3,500個となり、異常仕損品数量は
450-3,500x10%=100個となります。

この問題、第1工程に比べて第2工程は難しいですね。
私自身勉強になりました。ありがとうございました。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってすみません。とても面倒だったと思いますが本当にありがとうございます。わかりやすかったです(^^)月初にも負担するんですね。月初に負担する問題は最近やってなかったので忘れてました;テキスト見たら同じような問題がありました(^^;テキスト読み直した方がいいかもしれないです(T_T)色々なことに気付かせていただきありがとうございました。

お礼日時:2012/10/20 22:55

前工程の月初って資料に載ってるんじゃないんですか?2級では前工程の月初は予め金額が記載されてたんですが、1級では求めるんですね。

事情があって1級は途中で辞めてしまったので、お力添え出来ずすみません。
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この回答へのお礼

こんばんは。
標準工程別は自分で出します。
工程別は一級でも書いてあります。
この説明違ってたらごめんなさい;
回答ありがとうございました(^^)

お礼日時:2012/10/20 23:05

検討します。

ちょっとお時間下さい。
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この回答へのお礼

わかりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2012/10/15 09:10

お礼に書いていただいた文章の中にいくつか疑問点があります。


たとえば、仕損費単価700の中には労務費・製造間接費の分も含まれているはずで、この分を前工程費の月初仕掛品原価に含めることはありません。

その他にもご記載の数字が所与の条件なのか、abc05072002さんが計算して出された数字なのか判別つかないため、勝手な想像でしか回答することができなくなります。

可能なのであれば、問題文を全文記載されるか、どこにある問題なのか書いていただけると、的確な回答ができると思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
問題文には正常仕損費700としか書いてなかったです。
この問題は日ビ第82回の問題です。
いつもなんとなくというか解き方を覚えているのでその通りに解いて点数が採れていましたが、実は全然理解していなかったんだなと気づきました。ありがとうございます。
問題集をお持ちでなかったら全文記載いたします。前工程費の月初の答えが1530000だというのは自分で出しました。正常、異常の数量も自分で出しました。50%の点に検査点を設け、各検査点を通過する良品の10%を正常仕損費とし、それを超えて発生した仕損を異常仕損とする。なお、正常仕損費は発生点を考慮し、良品に負担する。処分価値はない。とあります。
何度も本当にすみません。

お礼日時:2012/10/14 21:59

こんにちは。



ご質問から察するに、第二工程の前工程費の月初仕掛品原価を指すと思われます
が、標準原価計算なのですから、
前工程費の標準単価 × 月初仕掛品数量
で出せるはずです。実際総合原価計算とは違って、標準原価計算では自分で計算
して出すことができます。

もし、前工程費の標準単価が分かりにくかったら、標準カードを第一工程と
第二工程に分けてみましょう。
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この回答へのお礼

こんばんは。
諦めてたのと自分でなんとなく解決してたので削除しにきたのですが回答があって嬉しかったです。ありがとうございます。
標準単価×月初数量で出すと答えが間違ってるんですorz
中間製品2個×@2200,直労4時間×@500,製間4時間×@800,正常仕損費700,第一工程の完成品数量は8000個,第一工程完了品原価は17600000,第二工程の月初仕掛品数量300(60%)当月投入3950月末800(80%)正常仕損350(50%)異常100(50%)完成品3000,異常仕損費は標準原価差異から切り離して計算し正常仕損費は負担させないとあります。
私は前工程費の月初は1320000だと思ったのですが答えは1530000です。
解説が無いので自分で考えたのですが正常仕損費を月末と完成に配賦して月末560000完成2100000になるので前工程費の正常仕損費を埋めてあとは下から製品単位あたり標準前工程費×数量をやっていくと月初が1530000になって正しい答えになるのですがこのやり方は多分間違ってると思うので正しいやり方を教えてくださると嬉しいです。お願いします。文章がわかりにくかったらすみません。

お礼日時:2012/10/13 23:59

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